ほぼ日ブックス
 
投稿、待ってるよ〜!

新着「言いまつがい」
スペシャル! 〜その2〜


たとえば掲載された「言いまつがい」を読んで
げらげらと笑っているあなたは、
「バカなまつがいかたをする人がいるもんだなあ」と
他人事のように思っているのだと思う。
けれども、である。だがしかし、である。
「言いまつがい」は必ず日常に潜むということも
また紛れもない事実なのである。
つまり、つぎの瞬間、
あなたは、「言いまつがい」を生む可能性がある。
あるいは、「言いまつがい」を耳にする可能性がある。
すべての人は、「言いまつがい」と密接な関係がある。
生きとし生けるものは、
いつか「言いまつがい」の当事者となる。
恐れてはいけない。さげすんではいけない。
「言いまつがい」は、いつもあなたとともにある。
もしも口にしたり耳にしたりしたときは、
すかさず私たちにメールしてほしい。
それでは、今日もたっぷりと
「言いまつがい」の新作をお届けする。
笑い声をたてられないような場所で閲覧している人は、
ここから先は読まないほうがいいと思う。

私の大学の恩師
(国文学教授)は
「つっけんどん」を
「つっつけどん」
とおっしゃいます。
相手が相手だけに、
訂正してよいものかどうか‥‥。
(おきろん)
以前、彼女が喫茶店で
あまりの寒さから
「ホット
 アイスティーください」

と注文して、
店員の頭に?マークが。
居合わせた友人から
「どっち?」と聞かれて
ようやく理解したそうです。
(SO)
グルメぶった叔母が
言ってました。
「私、中華の中では
 ヒカフレが一番好きね」
(みやもと)
中学時代の野球部の話です。
試合前のベンチで
無駄話を止めない部員たちに対し、
着任間もないキャプテンの一喝。
「私語をつつめ!」
結局、試合終了まで
気は引きしまらず、
大敗を喫したのは
言うまでもありません。
(ジリコム)
子供が
アフロチワワ
 引退するんだって!」
というので、いったい何?
と思っていたら
テニスプレーヤーの
「ナブラチロワ」のことでした。
アフロヘアのクーちゃん、
ちょっと怖いよね。
(あみん)
うちの母親は
あまりにも言いまつがいが多い!
先日も某ファミリーレストランで
「地鶏の雑炊」を頼むところを
「地獄の雑炊」
と注文した。
(露天風呂つき離れ)

年始に親戚が集まって
干支にまつわる話を
していました。
ダンナのお父さんが
十二支を口にしようとして
こう言いました。
「イヌ、サル、
 キジ‥‥」

お父さん、それ鬼退治です。
(ちちあきこ)

電話で先方から伝言を頼まれたタジマさんは、
先方の方から「失礼ですがどちら様でしょうか」と
確認されたとき
「タジマ様でございます!」
と威張ってしまった。
(あるちう)

新入社員の頃、電話応対で
「社内の人は
 呼び捨てにしなくちゃ」
と緊張のあまり、
お客様の本田様から、
先輩の菊池さんへの電話で
「本田ですが、
 菊池さんいらっしゃいますか?」
「はいっ! 本田ですね!

と、お客様の方を呼び捨てに
してしまったことがあります。
半べそで謝り、
笑って許していただけたのが幸でした。
(ち)

配属されてきたばかりの
新入社員の男の子が、
かかってきた電話を初めて取って、
元気良く、思いっきり
「はいっ?
「はいっ?
 なに様ですか?」
って。
上司に呼ばれ、ものさしで
おでこをペシペシたたかれながら
怒られてました。
(ふへ)
以前、お客さまからの電話に
「かしこまりました」
と答えようとして
「かっとばしました」
と言ってしまったことがあります。
(たろー)
カフェのお客様が食後
トレイを下げてくれたときに、
つい、
「恐れいりました」
(もな粉)
高校の時、
私が掛け持ちをしていた
部活の先輩を
下駄箱で見かけた時の事。
その先輩はどうやらこれから
卒業課題のレポートを
提出しに行くようで
私はその先輩に
「センパイ!!
 今日も大変ですね!」
と言おうと思っていたのですが、
変パイ!!
 今日も大センですね!!」
と言ってしまい、
そのセンパイから無言で
ラリアットを
かけられた思ひ出があります‥‥。
(からからさん)
昔、近所に
「ねえ、ニワトリ貸して
と言って
うちから縄跳びを借りていく
4歳の女の子がいた。
(くわちゃん)
友人と子供服を
買いに行く話をしていたとき、
友人がおもわず、
ユニコロに行きたいな」
と言った。
ユニクロ‥‥ユニコロ‥‥。
ごろがかわいい言いまつがいで、
妙に笑ってしまいました。
(e.f)
今年の会社の慰安旅行は
万座温泉でスキーでした。
万座は想像していたより
かなり寒いところでした。
3日目の朝、山頂に立つと
あたりがキラキラしています。
大きな声で
「あっ、ハウスダストだ!!」
と叫んでいた私‥‥。
ハウスダストは
家のゴミやダニじゃないの。
これはダイヤモンドダスト!!
想像すると気持ちが悪くなります。
(miti)
理科の実験中、
ビーカーを落として
割ってしまいました。
先生から一言
「ガラスのハヘラに注意して!」
かけらと破片が一緒になって
しまったようです。
(礼)
書きまつがい。
ある手書きのレポートの冒頭、
「箸者が、」とありました。
「はししゃ」?
(かのじ)
高校生の時、
保健体育の先生が授業中、
「今朝食べてきたものを
 言いなさい」と。
一人が「みそ汁!」と言うと、
先生は、黒板に、大きく
「みそ汗」
と書きまつがった。
(はなび)
僕の友達は、
服を買いに行って店員さんに
「この服、レディースですか? 
 ダンディーズですか?」
と言ってしまった。
「メンズですか?
 ウーマンズですか?」
と言った前科もあるそうです。
(デカ)
当社のF専務が
部下に向かって
「おい、鳥フェノールには
 困りもんだなぁ」
なんか逆に栄養ありそうで
よさげじゃないか。
(タイムス)
昨日、喫茶店にて、
隣のおばちゃんが
店員に注文してた。
ベンジャミンひとつ。」
「‥‥?
 ベンジャミンですか?」
「あ! ジャスミンティだ!」
(みぃちゃん)
中学生の頃、夏休みに友達とマックへ行った時。
その日の猛暑と店の熱気と空きっ腹のせいで
いい加減意識が朦朧としていた私は
お店のお姉さんに向かって一言
「ハンバーガーのS」
本当は「ハンバーガーとポテトのS」と言いたかった。
(ちろ)
田舎暮らしの母が
久しぶりに行った大きな街の
デパートから帰ってきて一言、
「やっぱりあそこの
「やっぱりあそこの
 地下デパは違うね!!」

と興奮気味でそう言いました。
一瞬うんそうだね、
と言ってしまいそうでした。
(あき)
私の母はイギリスの
チャールズ皇太子を
「チャーズル」と呼びます。
聞いているこっちが
ズルッとこけそうになります。
(ダイアナ)
母は、CDのことを
「スィーデ」という。
英語っぽく発音する音が
逆なんだ!
Cはそんなに英語っぽく
言わなくていいんだ!
むしろDをなんとかしてくれ!
(ぎょもこ)
親戚とバーベキューをしていた時、
父の姉(60才)が
野菜をどんどん焼きながら、
「ちょっと、そこの
 ピピトウ
 シーマン取って!!」
一同、箸が止まり、
ちょっと考えたのち爆笑。
(Rie)
言動に問題のある部下に
もう後がない事を伝えようと
上司が力強く言いました。
「よし、俺が印籠を渡してやる」
ははーっ。ってそれは引導です。
(ももたん)

うちの娘は
頼りない彼氏にうんざりして
「印籠を
 たたきつけてきた」
と興奮して話しておりましたが
それって「引導を渡す」の
まちがいじゃないの?
水戸黄門も真っ青!!
(アリー)

美容室で隣の席に
座っていた若い男性と
美容師さんが
結婚についての話題で
盛り上がっていました。
すると男性が
「俺イヤなんスよねぇ、
 ケツにシリを
 敷かれるのが」
と言い出し、
美容師さんは躊躇しながらも、
まつがいを指摘していましたが
「あっそうなんスか」
と軽く受け流されてました。
(たまきち)

いつも髪の毛を
切ってくれている美容師さんが
V6の森田剛の事を
ごりたもうってさ〜っ」
と言っていました。
間違えるにも程がある。
(ルン)
パソコン教室にて。
隣の席の人に
トリビアなネタを教えてもらい
机を連打しようとした瞬間
先生に名前を呼ばれ、思わず
「へいっ!」
と返事してしまいました。
(春巻き)
この間、
サラダを食べようとする旦那に
「塩食べて、ふる?」
と言ってしまった。
(みぃやん)
その昔私がペイペイだった頃、
お客様からの電話を受けました。
ご質問の内容が
すぐには分かりかねたので
一旦保留にして調べ始めたところ、
なかなか答えが見つからない。
ヤバイ、
すんごいお待たせしちゃってる。
申し訳ない。
そんな気持ちが
頂点に達したところで
再び電話口に引き返して
開口一番
「大変お待たせ
 いたしません」

ああっまずいっ。
「も、申し訳
 ございますっ」

笑って許してくれる
お客様で助かりました。
(今はヘラヘラ)
以前、会社の後輩と
プレステのテニスゲームを
していた時、
あまりに白熱してしまい、
彼女のミラクルショットに対して
思わず「すばい!」
と叫んでしまいました。
「すごい!」と
「すばらしい!」を
足してしまったんですね‥‥。
(naka)
祖父が保育園の式典で、
ジャングルジムの
寄贈の目録を読み上げたとき
「ジングルベル」
といってしまったそうです。
(美奈子)
姉は童謡の
「おんまは、みんな、
 ぱっぱか走る‥‥」を
ほんまは、みんなー
 ぱっぱか走る」と歌い、
そうなんやー
思っていたそうです。
(ちちあきこ)
あれは学生だったころの事。
飲み会のあと、
いつものように
カラオケボックスへ。
12月だったので、
迷わず山下達郎
「クリスマスイヴ」をいれて、
イントロが流れ‥‥
息を吸って‥‥
「〜雨は
 よすけふぎにぃ♪
あれから10年、
この曲を歌っていません。
(匿名のかた)
取引先の社長が
倒れたというので、
病院を聞いて見舞いにいき、
「いかがですか」
と神妙な顔でうかがったら、
専務が沈痛な表情で
「はぁ、今はなんとか
 コヤス状態です」
だって‥‥。
(nobuko)
友人が私に
送ってきたメールに、
「君の段差さん‥‥」
とあった。
確かに18年も夫婦やっていると、
思いに段差が出来るかも!?
と思い、妙に納得してしまった
言いまつがいだった。
(いちゃもん)
昔、両親が
夫婦ゲンカしていたとき、
父が激昂して
叫びまつがってました。
「だいたいなぁ!
 お前が炊いた豆だろうが!!」
母も、近くにいた私も
きょとんとしてしまい、
その後
「‥‥お前がまいた種だろう‥‥」
と言い直した父は
明らかに戦意喪失していました。
その後は一同爆笑。
言いまつがいは、
時として家庭に平和をもたらします。
(てけねじ)
買ってきたもやしの袋の裏を見ると
「オレ、
 キズが少ない」

といきなり自己紹介を
はじめてるので
ふしぎなもやしだと思ったら、
「折れ、傷が少ない」
という意味でした。
(おん)

いかがでしたか?
単行本『言いまつがい』には
こんな愉快なネタが700発収載されています!
発売まで、いよいよあと3日

ついつい言いまつがいをしてしまったり、
耳にしたときは、
タイトルを「言いまつがい」として
postman@1101.com まで
すかさずメールをお送りくださいね。
これからどんどん紹介させていただきますよ!


postman@1101.com


2004-02-11-WED

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