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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その340〜


♪キーンコーンカーンコーン。
はいはい、みんな、席についてー。
こないだのテストを返すぞー。
静かに、静かに、し・ず・か・に!
例によって例のごとく、「珍解答」満載で、
先生、採点しながら大笑いしちゃったぞー。
そんで、 ちょっぴり
悲しくなっちゃったぞー。
いまから返すから、各自反省するように。
あと、授業中の「まつがい」も
合わせて発表するからなー。
じゃあ、最後までごゆっくりー。

高校の時の保健の時間。先生が、
「舌の上の、すっぱさを感じる部分は
 どのへんかわかる人?」
と言って指されたTくんが、
「うめぼし!」
と元気よく言いました。
そりゃただの「すっぱいもの」だろ。
(M.N)

中学生のころ。
国語の時間に朗読指名されました。
「(走りに走って)
 額から入ってきた汗は塩辛かった」
 というくだり。
「額から入ってきた汗は
 塩辛だった」

と読んでしまいました。
クラス中爆笑の中、私は1分位、
なにがおかしいのかわかりませんでした。
(いかの塩辛は好き)

ふと思い出した小学生の時の話。
当時仲の良かったAくんが国語の時間に
教科書の朗読を当てられました。
彼はよっぽど緊張したのか、
「僕はほっとした」という文を
「ぼく、ハホッとした」と朗読。
とても面白かったので
帰宅後、母に話したのですが、
どういうわけか
それがAくんにばれて絶交されました。
(今ごろなにしてんのかなあ)

小学校1年生の頃、テストで
「『楽しい』の反対の言葉を書け」
という問題で、誇らしげに
「いしのた」と書いた私。
先生に一生懸命
説明されても納得がいかず、
帰ったら帰ったで両親に懇々と説明され、
「間違ってないのに、
 なんでそんなこと言うの!?」

と泣き出したらしい。
(小凛)

中学の理科のテストで、
サンショウウオだのゴリラだのを
鳥類とか哺乳類とかに分類しなさい
という問題がありました。
テスト終了後、恒例の答えあわせを
教室の隅でやっていたらMちゃんが、
「えぇ!!」と大声を上げたので、
どうしたのかと思ったら、
Mちゃんはカタクチイワシを
「カタクチイ・ワシ」
という鳥だと思い込み、
鳥類に分類していた。

(タロミ。)

小学校のときの歴史のテストでの事です。
私は一番うしろの席だったので、
テストのあと、
私の列の解答用紙を集めていたんですが、
M子ちゃんの解答用紙を受け取ったとき
見てしまいました。通常ならば
「小野妹子(いもこ)」
と解答を書くところに、
「小野いちご」
‥‥イイ! いや、よくないけど!
(浪人生)

日本史を4年連続で教えていましたが、
「参勤交代の意味を書きなさい」
という問題に、
「3日働いて休むこと」
と書く生徒が必ず学年に4人はいました。
(もちんな)

高校のときの友だちが、古文の授業中に
「絵仏師良秀(えぶっしよしひで)って、
 なんだかドビュッシーみたいだよね」
としきりに言っていました。
彼女は管弦楽部で
フルートを吹く人だったので、
音楽家の名前に聞こえても仕方がない、
とみんなで笑っていました。
そんなことばっかり言ってると、
試験のとき
それしか書けなくなっちゃうよ、
とみんなで言っていたのに、
やっぱり事件はおきました。
試験が終わり、
「ぜったい違うと思ったのに
 ドビュッシー以外
 
思い出せなかった」
と悲痛な顔をする彼女。
帰ってきた答案には
「ドビュッシー良秀」と、
どこかのインチキ音楽家みたいな
名前が書いてありました。
(古文なのに‥‥)

私の高校は、いわゆる名門校です。
ある日、テスト答案を配りながら、
地理の先生が嘆かわしそうに
おっしゃいました。
「この高校にも、こんな解答を
 する生徒がいたとは‥‥」
問題は、「カッパーベルトとは何か」。
正答はアフリカにある
銅の生産地帯ですが、
先生が嘆いた答は、
「カッパの皮で作ったベルト」
眉をひそめる先生の前ながら、
不覚にも笑いが止まりませんでした。
(たま)
理科のテストが返却されたときのこと。
「お前らそろいもそろって
 おんなじ間違いを‥‥」
と先生は渋い顔。
途中で二股に分かれた
実験器具の名前を問う問題でした。
なんと15人も「技付フラスコ」
書いてしまったようなのです。
「技じゃなくて、枝!
 フラスコにテクニックはない!」
先生のセリフに思わず笑ってしまった
私を見つめる冷ややかな視線。
‥‥ん?
間違った15人の顔ぶれ
=私のノートを写した面々。
あわてて自分の
ノートを見返すと
赤ペンでしっかりと
「技付フラスコ」と‥‥。

みんなごめん!
一人だけちゃっかり正解してごめん!
(さてらいと)
小学5年生の時。
漢字のよみかたテストがありました。
満点の自信があったのに
返されたテストは95点。
しかも、その時先生は
「ニッ」と笑ったのです。
一体どこを間違えたのか見直してみると
「紅茶」の答えに「こうちゃん」
顔が赤くなるのが自分でもわかりました。
隣席の男子が「見せて見せて」って
言ってきたけど
死んでも見せられないと思いました。
だって、その男子の名は
「こうちゃん」で
片思いの人だったんです‥‥。
(bw)

うんうん、片思いの子の名前、
書いちゃったかー。
そりゃあしょうがないなあ。
微笑ましく思うけど、減点は減点だぞ。
ほかにも「珍解答」や
「言いまつがい」があったら、
ここをクリックして
先生に教えてくださーい。
あ、言うまでもないことだが、
参考図書として
書籍『言いまつがい』
読んでおくようにな。
それでは今日はこのへんで。
起立! 礼! 着陸!
♪キーンコーンカーンコーン。


手持ち無沙汰な時間よ、さようなら!
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2005-01-19-WED
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