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私の弟が
小学一年生だったときの話なんですが、
社会のテストで
穴埋め問題があったんですよ。
「日本は(南北)に長い島国である」
と答えるべき問題に対して
「日本は(やけ)に
長い島国である」
と回答し、
見事にバツをもらっていました。
国語のテストじゃないんだから。
(なまちゃん) |
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社会のテスト返しのときに、先生が
「このクラスで
ゲルマン民族の大移動を
クロマニヨン人の大移動と
書いたヤツがいる」
と言うので、
時代も人種も超越した回答だなぁと
半ば感心していたら、
それは私の答案でした。
(ぐう) |
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高校のときの話。世界史の問題文に
「375年、ドナウ川を越えて
( )人の大移動が始まった」
の空白穴埋め。
正解は(ゲルマン)人の大移動ですが。
私は何の疑問もなく
(100万)と書き込みました。
100万人も移動すれば大移動でしょ、と、
不正解の×をもらっても、
「人数が少なかったのか」
とばかり思ってました。
(1000万人なら正解?さてらいと) |
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中学生の頃、
生物のテストが返って来た時の事です。
学年で一人だけ、
「三葉虫」を「三葉中」と
書いた人がいたそうです。
「どこの中学校だろうね~」
という先生のコメントに、
クラス中大爆笑。
大爆笑が収まった頃、
隣の席をふと見ると、
まだ大爆笑中の友達。
いつまで笑ってるの? と聞くと、
お前の答案をしっかり見てみろとのこと。
しっかり見たら、
しっかり書いてありました。
「三葉中」
(みつば中学校) |
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小学校の理科のテストで
「でんぷんの役割を書きなさい」
という問題に対して、隣の席の男の子が
「片栗粉」と書いていた。
大きくペケつけられていたけど
ある意味大正解だと思った。
(おきゃめ) |
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定期試験で問題用紙を
配り終えてすぐに学生から手が‥‥。
問題に不備でもあったかと
あわてて駆け寄った私に
「先生~、ガンソって何ですか?」
え? それ‥‥
元素(げんそ)だけど‥‥。
(化学のセンセ) |
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高校のとき、
難読漢字の読み取りをしていた。
わかったら手を上げて発言するのだが、
「梟(ふくろう)」が読める人がいない。
自信満々に私は手を上げて答え、
クラスの視線を集めた。
得意になった私が、次の問題
「黒子(ほくろ)」になった時、
颯爽と手を上げて叫んだ言葉は
「ほくろう!」
消えたかった。
(美代子) |
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近所の塾で
採点のバイトをしていた時のこと。
国語の小テストで、海の中の物語を
題材にしているものがありました。
詳しい内容は忘れてしまいましたが、
その答えは「いそぎんちゃく」
小学校1年生向けの問題だったのですが、
きっとそんな生き物なんて
聞いたことなかったんでしょうね。
20人近くいた児童のほぼ全員が
「いそぎんちゃん」と‥‥。
来る回答、来る回答、次々に
これでもかこれでもかと
「いそぎんちゃん」が現れて、
笑いをこらえるのに苦労しましたが、
微笑ましい間違いでした。
(ちびこ) |
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中学生のころ、国語の時間に
クラス1かわいいIちゃんが
教科書を読むようにあてられ、
「腹這い」を「よばい」と、
堂々と読んでいたときには
「あの可愛い口からなんてことを!」
と衝撃でした。
(あひる) |
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小学生の社会科の時間、
「関ヶ原の合戦は
別名なんと呼ばれていますか?」
と先生に聞かれた私は
「天下われめの戦いです」
と答えてしまいました。
「天下わけめの戦い」です。
その後しばらく、私のあだ名が
「われめちゃん」となったことは
言うまでもありません。
(われめちゃん) |
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友人が
「八代将軍の名を書け」の問題に対して
「松平健」と書いたとか。
(米将軍?) |
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息子(小五)のテストが返ってきた。
ことわざと慣用句のテストである。
以下が息子の珍回答だ。
泣きっ面に(しお)‥‥「ハチ」
蛙の子は(おたまじゃくし)‥‥「蛙」
とびが(たまご)を産む‥‥「たか」
うどの(根っこ)‥‥「大木」
渡る世間に(きせき)は無い‥‥「鬼」
能ある(ねこ)は爪を隠す‥‥「鷹」
(目)にかつお節‥‥「ねこ」
うそも(ほんとう)‥‥「方便」
(えび)を巻く‥‥「舌」
髪結いの(はげ頭)‥‥「みだれ髪」
‥‥う~ん、実話なのが哀しい。
(リック) |
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美大で、
美術史のテストの採点を手伝いました。
風邪薬・改源のCMキャラクターの原典、
俵屋宗達の屏風図は、
「風神雷神図」が正解なのですが‥‥。
「風神雪神図」足りないよ。
「風神電神図」長いよ。
「風人雷人図」‥‥おい。
(ぽま) |
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うちの姉の珍解答。
「妊娠十ヶ月で胎児の
( )に( )が生える」
という問題、姉の答えは
「妊娠十ヶ月で胎児の
(心臓)に(毛)が生える」
毛が生えてるのは
姉の心臓かと思われます。
(正解は指に爪が生える) |
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中学生の頃、
「梯子(はしご)」の字を使って
短い文章を作れ。
というテスト問題があり
その熟語を「でし(弟子)」と
読んで疑わなかった私は
落語家に弟子入りする
少年の話を作りました。
採点されたテスト用紙には
「この想像力と創作意欲に努力賞」
と書かれていました。
(作家志望) |