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新着「言いまがい」〜その371〜


 

週末は、さまざまな「まつがい」を
特集してお届けしております。
わははははは! と笑える
シンプルな「まつがい」もあれば
これ、どうすりゃよかったの? 
と不思議な気分になる
微妙な「まつがい」もあります。
最後までごゆっくりどうぞー。


朝、寝ぼけたままでタクシーに乗って、
運転手さんに定期を見せて、
そのまま降りようとしたことが
何度もあります。
(ひうひう)

ある朝コンタクトを入れたら
視界が曇っててぜんぜん見えない。
「すごく汚れてるんだ」と
夕べの不始末を恥じつつ
とり出してクリーナーをつけ
ひとこすりしたらレンズが2枚に分裂!
「レンズ剥いちゃった!
 2層になってたのか」
と思った瞬間まつがいに気づきました。
レンズを2枚とも
片目に入れてたのでした。

(貴子)

自販機モノの微妙なまつがいです。
スキー場近くの民宿に
メーカーバラバラで
いろんなジュースが入っている自販機で
ポカリスエットを買ったら
アクエリアスが出てきました。
似てんだけどさぁ‥‥。
(nge)

私の行っていた大学の
コーヒー自動販売機は、
カップとコーヒーの出る順番が
逆になっている
ことがよくあって、
悔しい思いをさせられました。
(S.P.)

昔、初夏の季節にジュースを買おうと
サンプルを見ていたら
「あったか〜い」の場所に
クリームソーダを発見し
ボタンを押したら
パンパンに膨れあがった
クリームソーダが出てきた事があります。
(熱いクリームソーダは激マズ)

今、話題になっている
「自販機問題」ですが、僕の場合、
扉からこぼれるまで氷が止まらず、
結果、ジュースは数滴も残らず、
紙コップ山盛りの
クラッシュアイスのみに
なった事があります。
しかし、なかなか迫力がありました。
後ろに並んでた友達が
「かき氷かよ!」
と突っ込んでくれたのが
せめてもの救いでした。
(こんなトラブルでも
 「おいしい状況?」と
 思ってしまうのは、関西人のサガ?)

朝、出かける前に香水をつけようと、
右手に香水の瓶を持ち、
左腕を前に出していた私。
その香水はラメ入りで、
ラメが沈殿していたため、
「振らなきゃ!」と思ったのですが、
気付くと左腕を
ぶんぶん振り回していました。

それも1分近く‥‥。その間、
目は右手の香水瓶に注がれたままで、
「こんなに振ってるのに
 なんで混ざらないの? 忙しいのにっ」
そりゃぁ無理だ。
(トミショウ)

古紙回収の朝、
大量のダンボールや雑誌を
所定場所に運び終えて
玄関前に戻った時に気がつきました。
「あっ、マリッジリングがない!」
きっとキャリーに乗せた
雑誌を下ろすときに
引っ掛けて落としたんだと思い、
懐中電灯を片手に回収場所に戻り
必死で探しました。
でも見つからなくって、半ベソ状態で
まだ寝ているダンナに
「指輪がねー」と言いかけたその時、
枕元に落ちている指輪を発見。
(れいこあら)

義姉が若い頃の話。
初めての子の初めての検診の
案内が自治体から届き、
持ち物をよ〜く確認してから
会場に出かけました。
子供を義父母に預けて自宅において。
大慌てで戻ってきたのは
言うまでもありません。
「持ち物に書いてなかったんだもん」
(nao)

通勤に、自転車たまにバスを
利用しているのですが、
バス停にバスが停まっているところに
通りがかると、反射的に
「私も乗るんだと運転手さんに
 勘違いされないようにしなくちゃ」

と必ず考えます。自転車に乗ってるのに。
そしてすぐに「思わないって」
と自分に突っ込みを入れます。
(あかえ)
いつも助手席で寝てばかりの
彼女が一念発起。
「今回は絶対寝んから!」
と言ったがあえなく撃沈。
一時間程で起きて慌てて一言。
「寝てないよ! 
 睡魔と戦っとってん。夢の中で!」

‥‥負けてます。
(いびきもかいてました)
ある朝、父と姉が言い争っていました。
「なんだ、
 学校に香水なんかつけていくな!」
「香水なんかつけてない!」
と一見、思春期の父と娘の会話ですが、
「あんたのウ○コが臭いから
 消臭スプレーを使ったせいよ!」

という姉の絶叫と、
それ以後一切言葉を失ってしまった父。
壮絶な「嗅ぎまつがい」事件でした。
(鼻の弱い父の娘)
小学生の頃、私のいもうとは
とっても縦笛がへたくそでした。
でも、自分のヘタさに全然気づかず、
練習する笛好きのいもうと。
ある日またへたくそな練習音が
二階から響いてきました。
イライラした私は思わず叫びました。
「へたくそな笛、やめろ!」
いつになく素直にぴたっとやんだ笛の音。
2階からいもうとの声が。
「あたしじゃない!」
となりのうちの笛の音でした‥‥。
(ご近所づきあいは大切だと思う姉)

とある年の夏休み、当時小学生だった私。
急に母と祖母が部屋を締め切り、
その様子を外から眺めていた私は
「締め出された」
という悲しい気持ちとともに
「大人のたいせつな話が、あるんだ」
と思って自分を納得させて
外で待ってました。
やっと扉があいたので
うれしくなって母のもとに行った私。
そこで真実が明かされました。
「部屋にクーラーかけてただけだよ」
(今となっては旧式なクーラー)

 

最後はなんとも叙情的な「まつがい」でした。
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(2004.7.12)
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