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新着「言いまがい」〜その374〜


やあ、みなさん、こんにちは。
忙しいときこそ、「言いまつがい」で
くすりと笑って気分転換してください。
‥‥などと言いながら1年も続けていたら、
こんなメールをいただきました。

=
 ほぼにちわ。
 いつも言いまつがいを読んで
 元気をもらっています。
 落ち込んでいるときでもいっぱい笑えて
 嫌な事もどこかへすっとんじゃいます。
 そんな言いまつがいに感謝です。
 本当に言いまつがいには
 何度も助けられました。
 実は私、受験生でこの一年間
 ずっとつらい思いをしたり
 めげそうになっていたのですが、
 そのたびに読んで
 心を晴らしていました。
 そのかいあって
 見事大学に合格しました。
 ほぼにちのみなさん
 ありがとうございました。
 これからも言いまつがい
 楽しみにしています。
 (y)

合格おめでとうございます!
そういうふうに読んでいただけたら
ほんとうにうれしいなあと思っていたのです。
うれしいメールを
どうもありがとうございました!
受験とか、仕事とか、就職活動とか、
たいへんな人にこそ、
このバカバカしいページを!
忙しそうなお友だちにも
どうぞお知らせください。
さあ、本日は、元祖「言いまつがい」です。
たっぷりお届けしますよーーー!


某ファーストフード店で、
「タルタルソースとチリソース、
 どちらになさいますか?」
と聞かれ、迷わずに大きな声で
「チリチリソースで」
と答えました。
店員の方は頼んでもいないのに
スマイルをつけてくれました。
(もうすぐ二十一歳)

母と深夜のコンビニにでかけたところ、
レジ前ののコーナーでDVDが
1500円の特価で売られていました。
母に「安いね〜」とアピールするはずが、
かじかんだ口から出たのは
「オシャいね〜」のひと言。
(もう買えない子)

飛行機が離陸する前に
「皆様まもなく離陸します。
 シートベルトを
 お楽しみください」

とアナウンスしてしまった。
お客様、申し訳ありませんでした。
(お確かめください)

私がまだ高校生の頃、友人との帰り道、
お互いの自転車が近づきすぎて
ちょっとぶつかってしまいました。
そのとき自分の口から咄嗟に出た言葉は、
「ごまん‥‥」
「ゴメン」と「すまん」という謝りの
言葉がごっちゃになってしまいました。
が、次の瞬間、
ほぼ同時に友人が放った言葉は
「スメン‥‥」でした。
(岡崎のソルジャー)

仕事帰りに疲れて電車に揺られていると
OLさんの二人連れの
おしゃべりが耳に入りました。
A「ほら、いま流行の
  癒しのCD買ってみたの〜」
B「わあ、いいですね〜。
  どんなのですか?」
A「えっとね、
  鳥のせせらぎとか
  川のさえずりが
  入ってるの」

B「いいなあ、私も聞いて見たいです。
  今度貸してくださいね」
Bさん、なぜツッコまないのですか!
(桂子)

飲食店でアルバイトしていた時の事。
夜の8時半ごろ、
お客さんが来なくて暇だった。
お腹が空いたお腹が空いた、
と思ってるところに、お客さんが来た。
私はそのお客さんにお茶を持って行って、
「お腹が空いた」
と言っていた。あんまりさらっと
口から出てしまってびっくりした。
(匿名)

高校時代の友人がウェイトレスの
アルバイトをしていたとき、
来店したお客さんに
「お好きなお席にどうぞ」
と言うところを、
「素敵なお席にどうぞ」
あなたが素敵です。
(ルリ)

集まった親戚の中に
メロン農家を営む方がおり、
「メロンの区分は果物ではなく野菜」
というトリビア的ネタを
披露してくださった時の話。
それじゃスイカはどちらなんだろう?
と思った私は開口一番、
「スイカはメロンですか?」
一瞬の沈黙の後、親戚一同に
爆笑されたのは言うまでもありません。
(さよ)

コーヒーを飲もうと
マグカップを持ち上げたら
コースターがカップの底に
くっついてきたので、そばにいた主人に
「見て、
 つっくいてきちゃっちゃ」

と言ってしまいました。
(似たもの夫婦)

年下の上司が会議の席で
「その問題は
 ムヤムヤにしちゃ
 ダメだよ!」

(ゆんぽ)
うちの母の言いまつがいです。
弟がスキー教室でその準備をするため、
スポーツ店に出かけた時のこと。
母は、店員さんに向かって、
「あのーボーゲン下さい!」
「はああ? ボーゲンですか?」
「えー、ボーゲンって、
 目に付けるやつ
 なんでしょ!」

「目に? ああーこれね」
と言って出してくれたものは‥‥
「これねーゴーグルです」
弟曰く、もーお母さんとは
買い物に行かない、でした。
(あや)
テレビで雪合戦大会の
参加募集を見ていたとき。
「どんな所でやるんだろうね?」
「雪が一杯のところじゃないとできないよね」
「あ、きっとゆきーじょーだよ」
‥‥実際スキー場でしたけど。
(Yuko Ogihara)
この前、わたしの故郷が雪が多いことを
彼と話しているときの彼の言いまつがい。
「そんなに雪が多いと
 モビルスーツが
 必要なんじゃない?」

‥‥どうやら「スノーモービル」と
言いたかったようです。
ガンダム乗って歩く実家の母を
思い浮かべてしばし笑いました。
(「やめて」って
 言われたけど送ります)
大量の積雪のため、
道路に凹凸ができました。
そこで祖母が、
「道が歩きにくいなぁ、
 デボコボで」
と。
‥‥おばあちゃん、漢字変換できません。
(正しくはデコボコ)
いつもよくまつがう焼鳥屋のママ。
先日も
「そんなことしてたら、
 ぬいぐるみ
 はがされちゃうわよねー」

と随分と語呂の悪い
言いまつがいをしてたので
「ママ、ぬいぐるみじゃなくて
 きぐるみでしょ」

とつっこんだら隣のお客さまに
「身ぐるみですよ」
とさりげなく訂正されました。がーん。
(kimka)
母の言いまつがいです。
私と主人に向かって
いかに節約・倹約が大事なのかを
説いていたときのこと。
「何事も知らないと
 ばほくさいわよね!
 あ、いや、
 ばほばほしいわよね!
 あ、ばほみたい!?」
と。
「馬鹿みたい」と「あほくさい」が
すべてごっちゃになっていたよう。
(さんぼう)
田舎から、東京に遊びに来た母。
「あんたの学校
 どこにあるんやったっけ〜
 えーっと‥‥
 たかばばば?」

なんか放っちゃってるよ‥‥。
(高田馬場)
小学生の算数の授業中。
コンパスが机からすべり落ちました。
なぜか針の部分が下を向き、
伸ばした足の甲にプスッ。
「ギャ!」と叫んだ私は、
しきりに叫びながら訴えたのですが、
先生も不思議そうな顔をするばかり。
とにかく保健室へ駆け込んだのですが、
保健の先生も不思議顔。
なんでだ?! 
こんなに涙ながらに訴えているのに!
とその時、
ハッと自分の間違いに気がつきました。
動転した私は
「分度器が刺さった!」
とひたすら繰り返していたのでした。
分度器じゃあ、角だって90度が限界。
刺さろうはずもないのでした。
(コンパス、あの道具は凶器です)
うちの母は、数字に弱い。
先日も賞味期限を見ながら、
「えーっと、これは、
 2月50日までか」

そんな日付は存在しません。
さらに、重ねて訊ねるに
「ねぇ、
 2月22日っていつ?」

そう訊かれて、
私はなんと答えればいいのでしょう?
そして、これは昨年の年の瀬の出来事。
カレンダーをめくって
何やら思案していた母。
「ねぇ、今年は何年?」
「今年は2004年だよ」
「じゃぁ、来年は2007年か」
時々、彼女の頭をかっさばいて
中身がどうなっているか
覗いてみたくなります。
(七重)
正月に久しぶりに会った私の祖母は、
もうすぐ30歳になる私に向かって、
「早く結婚して
 ばあちゃんが死ぬ前に
 孫に会わせてくれ」
と言った。
私が孫なんだけどな、
と突っ込みたかったが、
深刻な面持ちで言われてしまったので
笑って誤魔化した。
ばあちゃん、長生きしてくれ。
(ばあちゃんっ子)

 

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(2004.7.12)
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2005-02-22-TUE
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