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某ファーストフード店で、
「タルタルソースとチリソース、
どちらになさいますか?」
と聞かれ、迷わずに大きな声で
「チリチリソースで」
と答えました。
店員の方は頼んでもいないのに
スマイルをつけてくれました。
(もうすぐ二十一歳) |
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母と深夜のコンビニにでかけたところ、
レジ前ののコーナーでDVDが
1500円の特価で売られていました。
母に「安いね~」とアピールするはずが、
かじかんだ口から出たのは
「オシャいね~」のひと言。
(もう買えない子) |
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飛行機が離陸する前に
「皆様まもなく離陸します。
シートベルトを
お楽しみください」
とアナウンスしてしまった。
お客様、申し訳ありませんでした。
(お確かめください) |
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私がまだ高校生の頃、友人との帰り道、
お互いの自転車が近づきすぎて
ちょっとぶつかってしまいました。
そのとき自分の口から咄嗟に出た言葉は、
「ごまん‥‥」。
「ゴメン」と「すまん」という謝りの
言葉がごっちゃになってしまいました。
が、次の瞬間、
ほぼ同時に友人が放った言葉は
「スメン‥‥」でした。
(岡崎のソルジャー) |
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仕事帰りに疲れて電車に揺られていると
OLさんの二人連れの
おしゃべりが耳に入りました。
A「ほら、いま流行の
癒しのCD買ってみたの~」
B「わあ、いいですね~。
どんなのですか?」
A「えっとね、
鳥のせせらぎとか
川のさえずりが
入ってるの」
B「いいなあ、私も聞いて見たいです。
今度貸してくださいね」
Bさん、なぜツッコまないのですか!
(桂子) |
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飲食店でアルバイトしていた時の事。
夜の8時半ごろ、
お客さんが来なくて暇だった。
お腹が空いたお腹が空いた、
と思ってるところに、お客さんが来た。
私はそのお客さんにお茶を持って行って、
「お腹が空いた」
と言っていた。あんまりさらっと
口から出てしまってびっくりした。
(匿名) |
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高校時代の友人がウェイトレスの
アルバイトをしていたとき、
来店したお客さんに
「お好きなお席にどうぞ」
と言うところを、
「素敵なお席にどうぞ」。
あなたが素敵です。
(ルリ) |
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集まった親戚の中に
メロン農家を営む方がおり、
「メロンの区分は果物ではなく野菜」
というトリビア的ネタを
披露してくださった時の話。
それじゃスイカはどちらなんだろう?
と思った私は開口一番、
「スイカはメロンですか?」
一瞬の沈黙の後、親戚一同に
爆笑されたのは言うまでもありません。
(さよ) |
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コーヒーを飲もうと
マグカップを持ち上げたら
コースターがカップの底に
くっついてきたので、そばにいた主人に
「見て、
つっくいてきちゃっちゃ」
と言ってしまいました。
(似たもの夫婦) |
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年下の上司が会議の席で
「その問題は
ムヤムヤにしちゃ
ダメだよ!」
(ゆんぽ) |
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うちの母の言いまつがいです。
弟がスキー教室でその準備をするため、
スポーツ店に出かけた時のこと。
母は、店員さんに向かって、
「あのーボーゲン下さい!」
「はああ? ボーゲンですか?」
「えー、ボーゲンって、
目に付けるやつ
なんでしょ!」
「目に? ああーこれね」
と言って出してくれたものは‥‥
「これねーゴーグルです」
弟曰く、もーお母さんとは
買い物に行かない、でした。
(あや) |
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テレビで雪合戦大会の
参加募集を見ていたとき。
「どんな所でやるんだろうね?」
「雪が一杯のところじゃないとできないよね」
「あ、きっとゆきーじょーだよ」
‥‥実際スキー場でしたけど。
(Yuko Ogihara) |
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この前、わたしの故郷が雪が多いことを
彼と話しているときの彼の言いまつがい。
「そんなに雪が多いと
モビルスーツが
必要なんじゃない?」
‥‥どうやら「スノーモービル」と
言いたかったようです。
ガンダム乗って歩く実家の母を
思い浮かべてしばし笑いました。
(「やめて」って
言われたけど送ります) |
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大量の積雪のため、
道路に凹凸ができました。
そこで祖母が、
「道が歩きにくいなぁ、
デボコボで」と。
‥‥おばあちゃん、漢字変換できません。
(正しくはデコボコ) |
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いつもよくまつがう焼鳥屋のママ。
先日も
「そんなことしてたら、
ぬいぐるみ
はがされちゃうわよねー」
と随分と語呂の悪い
言いまつがいをしてたので
「ママ、ぬいぐるみじゃなくて
きぐるみでしょ」
とつっこんだら隣のお客さまに
「身ぐるみですよ」
とさりげなく訂正されました。がーん。
(kimka) |
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母の言いまつがいです。
私と主人に向かって
いかに節約・倹約が大事なのかを
説いていたときのこと。
「何事も知らないと
ばほくさいわよね!
あ、いや、
ばほばほしいわよね!
あ、ばほみたい!?」と。
「馬鹿みたい」と「あほくさい」が
すべてごっちゃになっていたよう。
(さんぼう) |
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田舎から、東京に遊びに来た母。
「あんたの学校
どこにあるんやったっけ~
えーっと‥‥
たかばばば?」
なんか放っちゃってるよ‥‥。
(高田馬場) |
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小学生の算数の授業中。
コンパスが机からすべり落ちました。
なぜか針の部分が下を向き、
伸ばした足の甲にプスッ。
「ギャ!」と叫んだ私は、
しきりに叫びながら訴えたのですが、
先生も不思議そうな顔をするばかり。
とにかく保健室へ駆け込んだのですが、
保健の先生も不思議顔。
なんでだ?!
こんなに涙ながらに訴えているのに!
とその時、
ハッと自分の間違いに気がつきました。
動転した私は
「分度器が刺さった!」
とひたすら繰り返していたのでした。
分度器じゃあ、角だって90度が限界。
刺さろうはずもないのでした。
(コンパス、あの道具は凶器です) |
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うちの母は、数字に弱い。
先日も賞味期限を見ながら、
「えーっと、これは、
2月50日までか」。
そんな日付は存在しません。
さらに、重ねて訊ねるに
「ねぇ、
2月22日っていつ?」
そう訊かれて、
私はなんと答えればいいのでしょう?
そして、これは昨年の年の瀬の出来事。
カレンダーをめくって
何やら思案していた母。
「ねぇ、今年は何年?」
「今年は2004年だよ」
「じゃぁ、来年は2007年か」
時々、彼女の頭をかっさばいて
中身がどうなっているか
覗いてみたくなります。
(七重) |
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正月に久しぶりに会った私の祖母は、
もうすぐ30歳になる私に向かって、
「早く結婚して
ばあちゃんが死ぬ前に
孫に会わせてくれ」と言った。
私が孫なんだけどな、
と突っ込みたかったが、
深刻な面持ちで言われてしまったので
笑って誤魔化した。
ばあちゃん、長生きしてくれ。
(ばあちゃんっ子) |