ほぼ日ブックス
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新着「言いまがい」〜その420〜


 

さあ、週末のおたのしみ。
さまざまな「まつがい」を
たっぷりとお届けいたします!
四コマ漫画のような「まつがい」、
複雑なミステリー小説のような
「まつがい」、
これでもかとたたみかけるような
「まつがい」、
最後までのんびりおたのしみください!


Aクンから電話がかかってきて
話をしていると、突然Aクンが
「あれ、ケータイがない!」
と電話のむこうで
ポケットやカバンをガサゴソ。
‥‥Aクン、あんたがいま
手に持っているものはなんなんだ!
(マスコージ)

今朝、手がカサカサなので、
ハンドクリームをたっぷりつけたところ、
無香料のハンドクリームからいい香りが。
よく見ると、ヘアワックスでした。
(ナオコ)

よそ見しながら会社のタバコ部屋に
ノックしながら入ったら
そこは‥‥社長室でした。
廊下を一列まつがいました。
「何?」と言う社長に
「タバコ部屋と間違えましたぁ」
とざんげしました。
(そら)

今年は花粉がすごいので
目薬はかかせないのですが、
今朝も目がかゆいので
目薬をさしていたら目に入らない!
おかしいなぁと思ったら
メガネをかけたまま、さしていました。
(マスクとメガネで怪しい女)

花粉症で苦しい毎日を送っています。
体質改善に役立つか、と通うプールにて。
水着に着替え、
シャワールームまで行ったところで、
ゴーグルを忘れているのに気づきました。
あらあら、と思いながら
脱衣かごの場所に戻ったら今度は自分が
「マスクしたまま」
だったことに気づきました。
慌ててマスクを外したのはいいのですが、
流れるハナミズを止めるために
詰めているティッシュを残したまま
シャワールームに戻りました。
すれ違った人たちが近眼であって欲しい、
と切に願いました。
(私はド近眼)

妹と同じスーパーで
バイトをしていたときのことです。
夕方の忙しい時間帯に
妹が泣きそうな顔をして
私のところにやってきました。
「お姉ちゃん、
 メガネをちゃんとかけているのに
 目が見えない‥‥」
買ったばかりで度数も
バッチリ合わせてあるはずなのに。
私は心配になって妹の目を覗き込み、
原因を突き止めました。
彼女のメガネには
レンズがはまっていなかったのです。

(ゆか)

私がまだ小さかった頃、
両親と姉妹3人、
一家5人で出かけたときのことです。
父が突然大きな声で
「おい! ○子がいないぞ!
 どこへ行った?!」
と叫んだのです。
そういう父の腕にはしっかりと
末の妹の○子が抱っこされていました。

「お父さんが抱っこしてるよ」
と私が言ったときの
父の表情は忘れられません。
父以外の4人は大笑いしたのですが
父は本当にほっとした表情で、
「あー、よかった!」
としみじみ喜んでいました。
(さば子)

図書室で一心不乱に読書をするあまり
始業のチャイムに気が付かないまま、
次に授業で図書室を使うクラスの
生徒に混じっていたこと数回。

数回目、たまたま近所のお姉さんの
クラスだったため
「あんた、何やってんの?」と
声をかけられ早めに気が付いたのですが、
その時以外はかなり長い間
気が付かなかったです。
(そして一人でクラスに帰るのも
 すごく恥ずかしい)

中学時代の話です。
音楽の時間に、全員で
リコーダーの練習をしていました。
途中でいったん、
先生の周りに集まってピアノを聞き、
楽譜をもらってから席につきました。
先生の合図で、
一斉に机に置いたままだった
リコーダーをくわえたときです。
「おれのがない!」と叫ぶ、
一番左端の男子生徒。
なんと、戻ったときに全員一つずつ
左にずれて座っていたのでした。
どうりで、いつもと違う‥‥おえっ。
(一名を除いた間接キス)

大学の卒業式で、
羽織袴を着ることになっていた私。
実家の母に頼んで、
必要な小物類を送ってもらいました。
美容院で髪を結ってもらい、
そのまま着付けてもらいました。
しかし足袋を履こうとした時、
気付いたのです。
私の母が用意してくれた足袋。
それは2足とも右足用だったのです。
母よ、なぜ‥‥。
(マユ)
以前バイトしていたお店で、
同じフロアの女の子(20代前半)が
車が故障した話をしていました。
「で、代車どうしますか
 って聞かれたから、
 いつも『軽』に乗ってるから、
 『軽』がいいですって言ったのね。
 そうしたら
 『軽トラック』が来ちゃったのー!
ネタかと思ったら、
同じ売り場の女の子が
「この間○○ちゃんの
 駐車場に止まってたヤツ、
 そうなの?」
車屋さんが再度取り替えるのが
間に合わなかったそうです。
車屋さーん、女の子なんだからさあ‥‥。
(みちか)
ぼくはある友達から
「店員顔だよねー」って言われます。
何のことかと思ってたら、
ある日の昼休みに判明しました。
スーツのまま、
ある大型電器店に買い物に出かけたら
みしらぬおばちゃんから
「あのー、電池はどこでしょうか‥‥」
って言われました。
「あの、ボク、店員じゃないんで‥‥」
と返したものの
10分くらいしてまた違うおばちゃんから
「○○○はどこでしょうか」
その日は特に店員顔だったらしく、
さらにもう一人の違うおばちゃんからも
「電池はどこ?」って聞かれました。
しょうがないからとりあえず
「正面入口をはいって、
 すぐ右手でございます」
って答えました。
別の日も含めて、合計で
5、6人から店員と間違えられました。
間違えられるのは、電器店でばかりですが‥‥。
(ぽく)
散歩中の柴犬が
お座りして信号待ちをしていました。
ワンコは左前足の
痒いところをかいていると
今度はどうやら右前足が
痒くなったようで
そちらをカキカキしました。すると
「今度は左、えっと右、
 あ、やっぱ左、いや右」

と大変混乱したようで
両方の前足をクロスさせて
パタパタ慌てた後
コローンと後ろに
ひっくり返っていました。
(今日のわんこ)
用事があって駅へと向かう途中に
大きい本屋の前を通ったので、
「『言いまつがい』の
 文庫本を買おう!」
と思い中に入りました。
新潮文庫の場所はすぐわかったのですが、
著者名「糸井重里」では見つからず、
「ほぼ日」で探しても
ホ行のところにはありません。
探しているうちだんだん
時間がなくなってきて
焦ってきたところで、
新刊・話題のコーナーに
見慣れたイラストを発見。
「おお、これこれ!」
と急いで手にとって買い、
カバーをかけてもらいました。
電車の中で鞄から取り出して、
中をめくってびっくり。
『オトナ語の謎。』を買ってました。
『オトナ語』はすでに
単行本で持ってるんだから
そりゃ見慣れた表紙のはずです。
くやしいので帰りに別の本屋さんで
『言いまつがい』を買い直しました。
ほぼ日を広めるべく
『オトナ語』は誰かに贈ろうと思います。
(くしろ)

 

「まつがい」とはいえ、
2冊のお買いあげ、ありがとうございます!
文庫版「言いまつがい」は
新潮社より発売中です。
たいへん好調のようで、
あちこちの店舗別の売上ランキングにも
顔を出しているようです。
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よろしくお願いいたします。


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(2004.7.12)
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2005-04-09-SAT
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