|
昔、独身だった頃のある日、
留守番電話に小学生らしい子供達の
くすくす声が入っていました。
いたずら電話だと無視していた数日後、
今度は男の人の
「明日の遠足ですが
雨だったら‥‥」
という身に覚えのない連絡電話が。
そしてまた数日後、今度は
歯医者さんから覚えのない予約の確認が。
ここで初めて気づきました。
「どこかの小学校の先生が、
自分の電話番号を完全に間違えていて、
勤務先の学校から、
治療中の歯医者にまで、
私の電話番号を伝えている」と。
(わざわざ歯医者に電話した親切者) |
|
留守電機能つきの電話を買って、
初めてセットして外出した日のこと。
帰ってくるとメッセージのランプが
ついていたので再生してみました。
「えー、○○ですがー、
先日の長芋の件ですがー
まだいい芋が
見つからないのでー、
もうちょっと
お待ちくださいー。
(そばにいるらしき人に)
こんでいいよな?」
その後その人からまつがい電話は
かかってこないので、
長芋の件がどうなったのか気になります。
(みちか) |
|
留守番電話に入っていたメッセージ。
中年の男性らしい声で、
ほろ酔いなのかたいそうゴキゲンに
「○○(たぶん友人)、
いるんだろ〜?
無視してないで、
出てえ〜!
よおーし、出るまで
歌っちゃうぞォ」
そしてなにやら韓国語らしい唄を
朗々と歌ったあげく、
今度は鼻をつまんだような声で
「えー、毎度おなじみ
チリガミ交換で
ございます。
ご不要になりました
古新聞、
古雑誌、古女房など
ございましたら」
ここで時間切れ、
メッセージが終了していました。
「古女房」をどうするつもりなのか
気になって仕方ありませんでした。
(るーぴょん) |
|
ある日仕事から帰ってきて、
自宅の留守電をチェックしたところ、
まったく聞き覚えのない
消え入りそうな中年女性の声で、
「お母さんです。
FNS歌謡祭は
6時からです」
とだけ入っていた。
子供にこの番組の開始時間を
知らせたかったのだろうか。
間違ったところにかけちゃって、
子供はこの番組を
見られないのではないか、
と心配してしまったことがありました。
(マギー) |
|
2年前に聞いた
奇妙な留守電の話をさせてください。
家に帰って留守電が入っていたのですが、
聞いてみると
「葬儀の事について
お知らせします」
というメッセージが。
途中はよく覚えていないのですが、
最後は
「詳しくは明日
お知らせします」
と言っていました。
でもそんな心当たりは全然なかったし、
いくらまつがい電話とはいえ
縁起が悪いし怖いので
そのメッセージは
すぐ消してしまいました。
そうしたら翌日、
父方の祖父が亡くなったとの
連絡が実家から入ったのです。
前日の電話は
まつがい電話だったのでしょうか、
それとも‥‥。
というか、
まつがい電話だったと信じたいです。
(相楽) |
|
携帯のない時代のお話です。
駅から歩いて30分程のところに
住んでいるため、
元気のない時なんかは
よく家に迎えを頼む電話を入れます。
そんなある時、
「はい、○○です」
聞いたことのない声です。焦って
「あ、すみません。間違えました」
ガチャ。もう一回かけ直しです。
「はい、○○です」
‥‥あれ? さっきと同じ声だ。
かなり焦って
「何度もすみません、
先ほどの者ですが
また間違えてしまいました」
ガチャ。‥‥自分の家に掛けるのに
何回も間違えるかね、普通‥‥。
などと苦笑いしながら今度こそは、
と慎重に電話を掛けました。
「はい、○○です」(同じ声)
‥‥! 今度は間違えたはずはない!
もしや何か事情があって家の人間は
出ることができずにお客さんにでも
出てもらっているのかも!?
「申し訳ありません、
○○さんのお宅で
間違いはありませんか?」
「はい? そうですけど‥‥」
「私は電話番号、
××−××××で掛けているのですが、
そちらの番号は
合っていますでしょうか?」
「‥‥」
「(はて)?」
「ところでさっきから
何? お兄」
全身の力が抜けました
(余所行きの声を使うなよ、妹よ) |
|
職場でFAX送信する際、
「急ぎ返事を下さい」と明記したのに、
全然連絡がない。
ちょっと怒りつつ電話をすると、
私が書いた電話番号が
間違っていたらしい。聞けば、
それは私んちの
自宅の番号だった。
当然、帰宅したら、母が
「今日は間違い電話が何度もあった」
って。すまぬ。
(カミング・ムーン) |
|
まだ携帯電話がなかった頃、
自宅の電話に自分の声で
留守電のアナウンスを録音。通常
「はい、○○です。
只今留守にしております。
ピーと言う発信音のあとに
メッセージを録音して下さい」
のところ、
「はい、○○です。
ただ今
留守にしております。
メッセージのあとに
ピーという発信音を
録音して下さい」
としていました。
友人の「ピー」で気づきましたが、
しばらくそのままにしておいたのを
覚えています。
(加藤) |