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ある日の午後、
仕事をしていたら雨が降り出しました。
同僚のKさんは慌てて自宅へ電話。
留守番電話に向かって
「ちょっとー、
誰もいないの?
おかーさんだけど、
雨が降ってきたから
洗濯物
取り込んでおいてよっ!」
と、メッセージを吹き込んでいました。
そのメッセージ、なぜか
我が家の留守番電話に
入っていたんですけど。
(でめ) |
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ある日留守電をチェックすると、
勝手にお見合いの
日程が決まっていました。
結婚相談所へ登録した電話番号を、
間違って僕の電話の
番号にした人がいるようで、
担当の人から日程調整の
メッセージが残されていたのです。
最初のうちは
「お相手は、○日□時に
どこどこを
希望しています」
と日程調整な雰囲気の内容だったのに、
だんだんと調子がせっぱ詰まってきて、
ついには
「お見合いは
明日に決まっております。
この留守電を聞いたら
すぐに
電話をしてください」
と怒気をはらんだ声になってきたので、
こちらから電話し、電話番号が
違うのではないかと説明しました。
(しんや) |
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一人暮らしをしていた頃、
留守番電話に複数の人から、
「機械が壊れたので
修理しにきてほしい」
という内容の伝言が
録音されることが続きました。
故障内容を詳しく話す人や、
もう何度も連絡してるのに
どういうことだ! と半ギレの人。
さすがに放置しているのも
悪い気がしてきて、
ある日、かかってきた電話をとって、
間違いですよ、ほかにも何件も
そういうのがかかってきて
私も困ってるんですよ、と告げました。
しかし詳しく聞いてみると、
どうやら前はたしかに、
そのなにかの機械を売っている
会社の電話番号だったようです。
先方はそうとう苛立っていたらしく、
「あんた、その会社の
連絡先を知らないか」
いや、知ってるはずありません。
「不良品を売りつけといて
逃げやがったんだな!
あんた、その会社を
訴えたほうがいいよ!」
いや、訴えるのは
私じゃなくあなたの仕事かと。
(大月) |
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中学の頃、女友達の家へ電話したところ
「もしもし」と暗めの男性の声。
彼女のお父さんの声とも違ったし、
男兄弟もいないはず。
しまったまつがえたと思ったのですが、
いちおう確認してみました。
私 「サトウさんの
おたくですか?」
相手「いえ、ちがいます」
私 「(やっぱり‥‥)
すみません、
まちがえました」
ここまでは普通の
間違い電話だったのですが、
相手の方が突如ハイテンションな声で
なれなれしく
「やっだなぁ〜、もぉ〜。
まゆみちゃんでしょ〜!」
と言ったのです!
私はものすごくびっくりして、
「え、いや‥‥ちがいます」
とどきどきしながら言うと
相手も焦ったようで
「え‥‥」と絶句していました。
声、似てたのかな。
(まゆみじゃない) |
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十数年前、田舎に住む友人が
はじめて留守電付きの
電話を買ったのはいいが
録音されているものといえば
「あれ? 何も言わないぞ!
オーイ!」
「なんでしゃべらないの!
ちょっとー!」
というのがほとんどだったので
友人は留守電に
「今私は家にはいません。
これは留守番電話ですので
『聞いてんのか!』
『なんでしゃべらないのか!』
と言われても返事はできません。
用事のある方は3・2・1ハイ!
と言われたら
ご用件をお話しください。それでは
3・2・1ハイッ!」
と吹き込んでから全くなくなったそうだ。
(こめこめ) |
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もう何年も前の事です。
本屋さんに勤めている私はお客さんに
「ここの出版社の本が欲しい」
と言われ1冊の古い本を渡されました。
奥付を見ると記載されている電話番号は
03のあとが3桁‥‥。
あまりに古いので
出版社名であちこち調べましたが
正しい電話番号が解りません。
当時はまだネット検索もできないので、
取次さんに電話番号を聞いて
掛けてみました。
ところがその電話番号は
何度かけても出ないか話し中。
何度も挑戦していると遂に出ました!
私「もしもし。あの〜」
電「もしもしっ!
どこにかけてんのっ?
(おじさんの声)」
私「あ、あの、○○社さんでは」
電「あのねっ、
これ国会議事堂の
廊下の公衆電話だよ!」
私「えっ! こっかいぎじどー??」
電「そう! 国会議事堂!
電話番号替わったんじゃないの?」
私「はぁ、そーですね‥‥
どーもすみません‥‥」
電「じゃあね」
ええ〜っ! 何それ〜!
国会議事堂?????
もんのすごくびっくりしました。
(ちょんちょん) |
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長い長い、まつがい電話の話です。
それは10年以上前、
今住んでいる家に引っ越して
電話番号も変わり、
間もなく始まりました。
多いときには月数回、
「○○さんのお宅ですか?」
と、いつも同じ苗字でかかってきます。
××ちゃんという
小学校5年生の女の子への、
塾や家庭教師の勧誘ばかりです。
かかってくるたびに
相手がかけた番号を確かめ、
名簿が間違っているので
直して下さいとお願いするのですが、
同じ名簿があちこちに出回っているのか、
またかかってきます。
やがて××ちゃんは小学校6年生、
中学生と成長し、
高校を卒業する年齢になって、
やっとまつがい電話から解放されました。
と、思っていたら、
久しぶりにかかってきました。
振り袖のセールスでした。
顔も知らない××ちゃんに、
「成人おめでとう!」
と言いたい気分でした。
(次は結婚相談所?) |