 |
わたしの名前は「真実」。
某有名塾の入塾パンフを
郵送してもらおうと思い、
電話で申し込みをしました。
「お名前の漢字を
伺ってもよろしいですか?」
と受付のお姉さん。
「はい『しんじつ』と書いて
『まみ』と読みます」と私。
数日後届いたパンフの宛名は
「○○新宿様」
となっていました。
しんじゅくじゃないよ、
しぶやでもない‥‥。
(もちろんいけぶくろでもない) |
 |
ワタシの名前は「飯田」と書いて
「ハンダ」と読みます。
いつも「イイダさーん」と
呼ばれるのでもう慣れてきましたが
先日買った目覚し時計が
故障していたので修理を頼んだ時のこと。
修理が終わったらしく
電話がかかってきました。
「もしもしイイダさんのお宅ですか?」
「いえ、違います」
「? 電話番号は
~~~で合ってますか?」
「はい、合ってますよ。
名前なんて書いてます?」
「‥‥あっ、
メシダさんでしたか!
失礼しました!」
「ぇえメシダ?! あの、
ハンダって読むんですが‥‥」
「ハンダさんでしたか!
大変失礼しました!」
その後店に時計を取りに行ったら
「イイダさんですね?」
そして時計を受け取るとメモ書きには
「半田」の文字が。
もうなんでもいいですよ‥‥。
(パンダと呼ばれたことも) |
 |
私は田中です。
今日上司の斉藤さんに
「あのー、田中さん‥‥」
と話しかけ、
斉藤さんが振り返らないので
「田中さん?
あのぉ田中さん?
もしもし田中さん?
えっとぉ田中さん?
んん~、田中さん?」
と何度も「田中さん?」と
呼びかけてしまいました。
隣の席の高橋さんが
「田中さんって誰のこと?」
って言うのでハッと気づきました。
田中さんって自分のことでした。
(アタシはだーれ?) |
 |
高校に入ったばかりの時、
轟(とどろき)くんという男の子と
隣の席になりました。隣りどうし、
仲良くしゃべったりしていました。
ある時、美術の先生が
珍しく教室で授業をしたとき、先生に
「お前の隣の席は誰だったっけ?」
と聞かれたので、
私は何の迷いもなく大声で、
「はいっ!
さざなみ君です!」
と答えてしまいました。
先生は名簿と照らし合せながら、
「‥‥あ~、言いたいことはわかる」
と言ってくれましたが、
私は隣のさざなみ君、改め轟くんと
目を合わせることができませんでした。
(enokky) |
 |
ある日職場で電話を取ると、
「しゃけさん
いらっしゃいますか?」
とおっしゃいます。
カニさんとかスズキさんはいますが、
しゃけという名前はいないので
「そういった者はおりませんが」
と答えると、
「お電話いただいたようで、
メモにしゃけさんと
書いてあるものですから」
との返事。よくよく聞いてみると、
カタカナで「ミヤケ」と
書いてあったのが、
シとミを読みまつがえたようです。
(一ノ瀬つぐみ) |
 |
同僚のNちゃんが
お客さんに電話をしようとしていた。
「えーっと担当者の名前は、
雲に雀と書いて、ヒバリさんね」
と自問しながらダイヤルをプッシュ。
風流な苗字だなー、
と思ってやりとりを聞いていたら、
「お世話になっております。
スズメさんお願いします」
と言いまつがった。しまった!
と青くなるNちゃんだったが、
先方の女性は
「はい、ヒバリでございますね」
とふつうに取り次いでくれたそうな。
(慣れてる?) |
 |
大学の寮に住み始めて3ヶ月、
同じ階でお台所を
一緒に使っているにもかかわらず、
イギリス人の男の子が、
アルジェリア人の女の子の
名前を覚えられませんでした。
「ゾーベタ」とか
「ズーべタ」とか呼んでいるので、
ある日その場に居合わせた私が、
彼女に代わって、
「なんで
おぼえられないかなあ‥‥
彼女の名前は
エリザベータだよ」
と教えてあげました。
でも、すかさずアルジェリア人の
女の子の訂正が入りました。
「誰が、エリザベータ?
あたしはズウベイダ!」
はい、わたくし3ヶ月も
ズウベイダさんを
エリザベータさんと呼んでおりました。
「ゾーベタ」とか「ズーべタ」のほうが
まだオリジナルに近いじゃん。
(リスニングどうにかしなきゃ) |
 |
会社の同僚が
「日下部様」と書くところを
「春日部様」と書いていました。
(気持ちはわかる) |