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私と、研究室の後輩は滑舌が悪いです。
後輩「先輩、妥協していいですか?」
私 「は? 野球‥‥をするの?
(室内で?)」
後輩「はい、このへんで‥‥
だめですかね」
私 「このへんって、この部屋狭いよ?
危ないじゃん」
後輩「えっ、妥協するのに、
広さって関係あるんですか?」
私 「そりゃそうだよ!
広いほうがいいよ!
それに、ここパソコンとかあるし、
危ないよ」
後輩「えっ! パソコンがあると
危ないんですか? うーん」
私 「そんなに野球したいなら、
外でキャッチボールしようか。
付き合うよ」
後輩「なんでいきなり、
野球なんですか?」
私 「いきなりって、
さっきから野球したいって
言ってたじゃん!」
後輩「野球じゃなくて、
妥協したいんですよ!」
私 「妥協なんてするな!」
(私は元野球部マネージャー) |
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学生の頃、
芸能界にあまり興味がなかった男友達が
久々に気になる芸能人を
見つけたと言うので、誰かと聞くと
「言う気ない」と。
「何さ、もったいぶらないで
言えばいいじゃん」
「いや、言う気ない」。
と押し問答。イライラした私が
「だったら最初から言うなよ!」
と怒ると
「だから言う気ないんだって!」
とキレられました。
こいつとはもう縁を切ったる、
と思っていたら
もう一度ゆっくり
「ゆうきなえ」と言われました。
裕木奈江さんでした。
(にべこ) |
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うだるような暑さの日に、
友人数人としていた会話です。
「そんで、おばあちゃんがさぁ‥‥」
「(暑さのあまり話を聞いていない)」
「あ、違う! ひぃ付け忘れた!」
「!?(ここで意識が戻る)
え、何に??」
「おばあちゃんに」
「おばあちゃんに火ぃつけるの!?」
「そう」
「!!!??」
その友人は、
おばあちゃんとひいおばあちゃんを
言い間違えたという意味で
言っていたのですが、
そのときの私の脳裏には
火だるまで転げまわる
おばあちゃんの姿が浮かんでいました。
(周りの友人大爆笑) |
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大学に入学して、
初めて会った男の子S君との会話。
S「何かバイトしてる?」
私「うん。とんかつ屋で
働いてるの」
S「え? とんかち屋?」
私「そうだよ」
S「へ~小さいのに力あるんだね
(鉄とか叩いてるなんて)」
私「そうでもないよ。力ないけど、
別にそこまでいる仕事じゃないし」
S「へぇそうなんだ
(大変そうに見えるのに)
まだ修行中?」
私「うん、そうだね(新人だし)」
S「もう何か作った?
(トンカチ以外で)」
私「バイトは作んないの。
(私ホールなんだもん)」
S「バイト?
鍛冶屋もバイト雇うんだね」
私「鍛冶屋‥‥?」
S「弟子入りしたのかと思ってたよ。
でもなんで
そんなトコでバイトしてんの?」
うそのようで本当の会話です。
職人目指してるのかと思った、
と言われました。
(さや) |
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父が知人のお見舞いに
総合病院に行った時の事です。
案内所で病室を尋ねるのに、
看護婦さんに、
「お名前は?」と訊かれたので
「白根(シラネ)」
と答えると、
大変怪訝な顔をされ、
「しらねとおっしゃられても」
と言われ、何度か押し問答した後に、
その看護婦さんが突然笑い転げられ、
しばらく何も言えない様子。
びっくりしている父に、実は父が
「知らねえ(名前を)」
と言っていると
ずっと聞きまつがっていたと
説明されたそうです。
父はその話を本人にも伝え
病室をなごやか(?)にし、
「白根は知らねえ」と
しばらくネタにして喜んでいました。
(コロコロ) |
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小学生のときです。
夕飯のカレーの準備をしていた母が
うすっぺらいパンを
焼いてるのを発見しました。
好奇心旺盛な僕はすかさず
「なんていうパンなの?」
と質問。母は
「なんていうパンなの」
と、返答。
馬鹿にされたと思ったぼくはまた
「だからなんていうパンなの?」
ときくと、
「だからなんていうパンなの」
との答え。
オウム返しを食らい続けた僕は
半べそをかきつつも
この問答を続けました。最後には、
母がそのパンの切れ端を僕に食べさせて
「ナンていうパンなんだよ!」
僕はそれでやっと理解しました。
(ナンテうまいパン!) |
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今日子供の友達が
ゲームソフトを持って遊びに来ました。
牧場で動物を育てて‥‥
という内容のもののようですが、
子供は慣れないソフトなので
お友達に聞きながらやってみていました。
子「ねぇ、この卵どうするの?」
友「孵化するんだよ」
子「えぇっ、蒸かしちゃうの?」
友「そうだよ、
それでひよこを育てるんだよ」
子「???」
実演を見て理解できたようです。
(ぺけちゃん) |
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今アメリカ留学中ですが、
先日、授業中に先生が
「今Arabic(アラビア語)を習ってるの。
でも、難しくって‥‥。
毎日勉強してるのよ」
という話を始めました。友人と私は、
ArabicをAerobics(エアロビ)と
聞き間違え、
「へ~、エアロビやってんだね」
などとのんきに話していました。
「それにしても、
エアロビの勉強って何?
動きとかの勉強?」
「そうじゃない?」
「なるほどね~」
その先生は女性ですが、
割と体型のいい方なので、
毎日がんばってるんだろうな
と思っていました。
数日後、先生が急に
「この前、Arabicの
テストがあったんだけど、
B-だった! 今までの人生で
Bなんてとったことないのに!」
と言っていたので、さらに、私と友人は
「え~~、エアロビなのに
テストとかあって、しかも、
点数までつけられるの?」
などと話していました。
そして、ついに先生が
「明日、Arabicの先生を
連れてくるから! みんな何か
質問とかあったらどんどんしてね!
一緒に少し勉強しましょう」
と言われたので、私たち2人は完璧に
「明日、エアロビやるのかな?
あの教室で? え、やっぱり、
ちょっとスポーティーな
格好のほうがよさそうだよね?」
などと完璧な打ち合わせをして、
やる気まんまんの格好で
教室へ行ってみると、
みんな普段どおり。
「あれ?」とおもって、
先生に聞いてみると、
「Nooooooooooo!」
といわれて大爆笑。
「この2ヶ月間私の話をずっと
Aerobicsだとおもっていたの?」
と聞かれ
「Yeaaaaaa!」と友人と
声をそろえて言ったのでした。
(Nicco☆) |
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母と出かける前の会話。
私「トイレ(の窓、しめたか確認)
いい?」
母「トイレは
さっきすませたからいい」
いや、まだ母のトイレを
心配する年ではない。
(母53歳、私24歳) |