 |
テレビで
「ハリケーンが心配されます」
というのを離れた所で聞いていた夫が
「谷啓の何が
心配だって?」
と聞いてきた。
(こめこめ) |
 |
出張の朝、BGM代わりに
朝のニュースを流していた時のこと。
テレビから
「ご家庭でも
とんかつコーヒーが
楽しめます!」
というアナウンサーの声にびっくり。
振り返って画面を見ると、
そこには本格コーヒーを楽しむ人々が。
(細雪) |
 |
この間ボーッとテレビを見ていたら
「箱根の
メキシコ伝統の温泉」
と聞こえて
「えっ? メキシコの温泉?」
と思ったら
「歴史と伝統の温泉」でした。
(つかれてたのかな) |
 |
私が5、6才の頃。
馬場や猪木、
デストロイヤーが全盛の時代、
兄やその友達が
プロレスごっこをしていました。
かけ合っている技を聞き覚えて、
「夜の地下足袋って何?」
と聞くと、みんな大爆笑。
教えてくれませんでした。
「4の字固め」という技を知ったのは、
ずっと後のことでした‥‥。
(ちょうぢ) |
 |
選挙速報で、
「つぎは愛地球区の
当確がでました」。
ん?
万博あたりの選挙区はそう呼ぶの?
なんて思ってしまった。
もちろん「愛知9区」ですよね。
(ちあき) |
 |
野球放送を聞いていると突然娘が
「『こまったぞうさん』
って何?」
と言う。
「こまつたつお(小松辰雄)さん」
だった。
(ころちゃん) |
 |
私が遭遇した「聞きまつがい」です。
数年前、駅の売店でガムを買っていたら
かなり切羽詰まった様子の
おじさんがやって来て
「ティッシュ下さい!」
と言いました。
売店のおばさんは間髪入れず
「チェルシー」を
手渡していました。
おじさんはそれをつかんで
トイレ方面へと走って行きました。
あのおじさんあれからどうしたかなーと
今でもたまに思い出します。
(がんも) |
 |
会社の先輩(男性・42歳)と
お弁当を買いに行ったときのこと。
お店のおばちゃんが
「お父さん、
お会計しますか?」
と聞きました。でも、先輩は無反応。
40代にしてはやや老けているとはいえ、
「お父さん」はさすがに失礼だろう‥‥
と思ったら、先輩が私に
「ソースかけるかって聞いてるよ」と。
おばちゃんは私に、
「おソースおかけしますか?」
と聞いていたんですね。
自分の耳にビックリ!
失礼なのは私の耳でした~。
(ちっちゃいの) |
 |
子どものころ、ラジオで
「千葉市が
政令指定都市になりました」
というニュースを耳にした私は、
その言葉を知らなかったため、
脳内で勝手に
「精霊指定都市」
と変換されました。
ティンカーベルのような妖精が、
スティックをきらりーん☆とふって
「ここを都市に指定しまーす♪」
とか言ってるんだろうなぁ‥‥
と考えてました。
妙にわくわくしたのを覚えています。
恥ずかしい。
(むくいぬ) |
 |
もう十年以上前、
免許を取りに行き、学科試験をパスし、
免許証に貼る写真を
撮ることになりました。
パシャッと一枚写真を撮った
おねーさんが僕に
「二枚目なので
メガネ外して下さい!」
と。僕は
「へ~。ユーモアのある人だなぁ」
と思いニヤニヤしていたのですが
おねーさんはいたって真顔。
そこでやっと
おねーさんの真意に気付きました。
写真の1枚目、
2枚目の事だったということに。
僕はそ知らぬ顔で2枚目の写真を
撮ってもらってその場を後にしました。
おねーさんが僕の真意に
気付かなかったことを祈りながら。
(しょうゆ顔の三枚目) |
 |
弟が入社してすぐに
「うちの会社には
伝説の鈴木さん
という人がいる」
と話してくれました。
会社で話しているとしょっちゅう
「伝説の鈴木さん」が出てくるのです。
はて、どんな人なのか
弟もわたしも興味津々でした。
そしてとうとうある日、
上司から言われました。
「伝説の鈴木さんとこへ
行って
書類もらってきてくれ」
弟は尋ねました。
「あの~、伝説の鈴木さんって
どこにおられるんですか?」
「ああ、伝説の部屋だよ。
三階の奥」
弟は三階の奥まで行って発見しました。
「電気設備課」というドアのプレートを。
(ヒトシ) |
 |
文系の友人と街を歩いていたところ
突然友人が
「そういえば
○○さんって
違法堂々として
いるよね~」
えっ、そんなこと彼女はしていたのか!
と悶々としていたところ
「ホント、あんな人になりたいよ」
と、二言め。
「そんな人になりたいの?」
と真面目に聞き返したところ
「威風堂々」の間違いでした。
理系と文型のギャップを感じました。
(自分は理系) |
 |
中学生の娘が茶の間で
試験勉強をしていた時のこと。
「排他的経済水域って
漢字で書けないと
丸もらえないんだって」
と言うのを聞いた夫は
「ハエたたき経済水域?
ハエたたき経済水域
ってなによ、
そんな水域あるの?」
と真面目に聞き返し、娘が
「ハ・イ・タ・テ・キだよ、お父さん」
と言っても夫は
「だから
ハ・エ・タ・タ・キ
でしょ」
と本気で悩んでしまいました。
この親に説明するのは
時間がもったいないと思ったのか、
娘は「ハエたたき」と
呟き続ける夫を無視し
そそくさと部屋に戻って行きました。
(ろびん3号) |
 |
私が昔、
結婚式の司会の仕事をした時の話です。
飛び入りで歌を歌わせてほしいと
ちょいと酔っぱらいのおじさんが
司会席に来ました。
「はい。わかりました。
で、どんな歌を歌われるのですか?」
「『めおとしんじゅう』」
「えっ? 心中?
死んじゃっちゃぁいけませんね。
もっとおめでたい歌は
ありませんか?」
「だから
『めおと心中』だよ。
これはめでたいんだ」
「そんなぁ‥‥」
(酔っぱらってるしな。
ここはお引き取りいただこう)
と考えた私、
「あ。次の予定が始まりそうなので、
まことに申し訳ないのですが‥‥」
と、体よくお断りいたしました。
でも。無知とは恐ろしいものです。
おじさんが歌いたかったのは
『夫婦春秋(めおとしゅんじゅう)』
でした‥‥。
(オマヌケもっこさん) |
 |
会社の後輩の話。
雪がひどく降って来たので
同僚の女性社員に
「だいぶ積もって
きたよ」
と言うと
「え? どんな大仏? 見せて!」
(おならの大仏) |