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うちの息子は三国志からとって
「子龍(しりゅう)」といいます。
「子竜」とは
よく書き間違われるのですが、
先日もらった小児科の薬袋には
達筆で確かにこう書かれていました、
「子亀」。
(親子亀) |
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私の名前は「典之」です。
実直でどっしり落ち着いた人間との
自負があります。
郵便を送るというので、
とある会社に電話で説明しました。
「ノリユキのノリは
辞典の『典』です!」
後日届いた郵便には
「転之」とありました。
ワシは地球みたいに
くるくる回転するんかい!
この一件以降、
「ハムラビ法典の『典』」
と伝えております。
(典之) |
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高校時代、それをやらかした
張本人である先生から聞きました。
僕の「智之」と言う名前の漢字を聞かれ、
智慧の「智」に‥‥。
とそこまで良いのですが
「之」の字を説明するのに苦労したのか
「先祖代々之墓の『之』」
と説明なさったそうな。
もうちょっとよい例は
なかったのでしょうか。
(智之) |
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知人は、電話で
「之」という字を説明するのに
「カタカナの
『エ』に似た漢字です!」
と言い切っていました。
ひらがなの「え」やろ!
(ぽ) |
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ニシモトという苗字です。
漢字で書くと、
ほとんどのニシモトさんは
「西本」だと思います。
領収書をもらう時は、念のため、
「東西南北の『西』に、
『本』です」
と言っています。
この間、食事に行ったときも
同じように言ったところ、
宛名に「西日本」と書かれました。
確かに、「西に本」だけど‥‥。
そんな名前の人、いますか?
呆れを通り越して、
笑ってしまいました。
(にっしゃん) |
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鼻詰まりのわたしの友達が、
レンタルショップで
会員になったときのこと。
「お名前は?」
「ミムラです」
「えーと‥‥?」
「ミ・ム・ラです」
会員証に書かれた名前は
「ビブラ様」だったそうです。
(ミムラの友) |
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海外から小西さんという
縦横小柄な男性に届いたFAX。
あて先は
「Konishiki」となっていました。
縦横拡大コピーになった彼が
しこ踏んでいる姿が頭をよぎりました。
(牛乳屋さん) |
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中国から「ウーさん」というお客様と
通訳の方が来られることになっていた日。
ちょっと用事がたて込んで
バタバタしているところに、上司から
「誰がくるんだっけ?」
と突然聞かれたため、慌てて、
「ウーさんと、
ツーさんです!」
と元気よく大きな声で
答えてしまいました。
(「ふーん」と納得してましたけど) |
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実家で飼っている犬は「メイ」、
私は「アイ」で、姉が一人います。
実家の母はよくまつがえて、
私を「メイ」と呼び、
犬を「アイ」と呼びます。
更に姉を「メイちゃん」と呼び、
犬を「姉ちゃん」と呼びます。
(もしかして、犬より下?) |
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私の名前は恵(めぐみ)です。
小学校低学年の頃。父に
「おい、ねずみ」
と呼ばれたことがあります。
(わたしはめぐみ) |
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昔、動物病院に勤めていた時のこと。
受付の女の子が待合いに向かって
「○○たろうちゃ~ん」
と、呼んだところ
飼い主さんが顔を赤くして
「それは私の名前です」
と、来られたことがありました。
けっこう、
いいお年のおじさんでした。
(ゆみ) |
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恋人が
「ねえ、ルパンくん」
とわたしに話しかけてきた。
けっこう笑えた。
『ルパン三世』のサントラ音楽を
聴いていたときのことです。
(栗鼠) |