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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その102〜


「言いまつがい」は、
どこから飛び出すかわからない。
母の口から? 上司の説教のなかに?
友人からの電話に?
「言いまつがい」ハンターは、その機会を逃さない。
全国から採取された「言いまつがい」の数々、
今日もたっぷりご覧ください。

忘れっぽく、
3つ以上の用事は覚えていられない母。
ある日、外出の際に必要なものを
ちゃんと持ってきたので自ら一言。
「私にしちゃ、おできでしょ」
「上出来」のことだと思います。
(カルシウム)

丸ビルのエレベーターでのこと。
若いコのグループが乗ってきて
「お腹空いたね、
 でも、こんな高い店で食べたら
 着ぐるみはがされちゃうよ」
と言った。苦しかったけど、こらえた。
(y)

私の友人(男)は
同じ職場の女の子と付き合っています。
先日、彼女のほうに異動辞令が出て、
遠くの部署に移る事になったそうです。
悩む彼女に、友人は思い切って
プロポーズすることにしたそうです。
しかし、
いざとなると
すごく緊張してしまい、
「結婚してください!」
と言うところを、
「結婚してきてください!」
とまるで突き放すような言葉を
勢いよく言ってしまい、
彼女に泣かれそうになったそうです。
(この秋無事挙式予定)

中学の時、友達の委員長は
日頃がんばっているみんなに
ごほうびのつもりで
「今日はみんなでバドミントンを
 やりたいと思いたい!
と言って大爆笑された。
(みんと)
先日、母がドラマのタイトルを
思い出そうとして、
「ほら、ほら、あのー、
 トヨエツが出てた‥‥
 『愛してくれと言ってくれ』!」と。
要求を要求!? 複雑なドラマだなー。
(しー)
カフェでのバイト中、
「アイスカフェテラスください」
惜しいけど、
なんのことかさっぱりわからない。
(hara)
友人Sは、電動ハブラシのことを
「全自動ハブラシ」
と言っていました。
あったら便利そうだけど‥‥。
(ゆしば)
独特の言い回しと数々の迷言で有名だった、
高校の英語のS先生。
前置詞の穴埋め問題に苦労する友人に、
2択のチャンスを与えてくれました。
「ofかonか、五分の一の確率だ!」
五分五分と二分の一が
混ざってしまったんですね。
(くらだし)
小学生の時の担任の先生は
「校長先生に突撃インタビュー」
と言うべきところで
「校長先生に激突インタビュー」
とおっしゃいました。
(ジェイド)
ある日母が夕飯の支度をしながら
五輪真弓さんの
『恋人よ』を口ずさんでいた。
「♪そして一言〜
 その笑い話は冗談だよと
 笑って欲しい〜」
笑い話は冗談、
ある意味まつがっていない。
正解は「別れ話」。
(ぽち太)
キッチンで洗い物をしながら
鼻歌で『別れても好きな人』
を歌ってたら、やってしまいました。
「♪恋人同士にかえって、
 グラス片付けた〜
だって、グラス片付けてたんだもん。
(ミチのトモ)
ある日、ご機嫌な彼女の歌声が
風呂場から聞こえてきました。
「♪またたび担いだ〜金太郎〜」と。
いやいや、またたびは担がんやろ。
(和貴)
私のいとこの女の子が
まだ3才ぐらいのころ、
「ぼくらのクラブのリーダーは〜♪
 ミッキーマウス・ミッキーマウス・
 ミッキー・ミッキーマウス♪」
というミッキーマウス・マーチを
いったいどこをどうまつがえたのか
わからないのですが、
「ぼくらのぐりぐり冷えだんご〜♪
 ミッキーマウス・ミッキーマウス・
 ミッキー・ミッキーマウス♪」
と朗らかに歌っていて、
私はそれを聞くたびに
ぐりぐりこねられて冷やされた
ねずみの肉団子を連想してしまって
切なかったです。
(ノド飴)
父親がTVで
「日本のお菓子、中国で大流行」
というニュースを見て、
製品名の発音練習をしていた。
「ハイッチュウッ、
 ハイッチュウッ」

やる気があるのは認めるけど、
気合入りすぎ。
(あゆ)
向かい合わせの机の人が、
電話でやりとりをしています。
「施工のコウは‥‥
 工業高校のコウ!
どのコウでしょうかねぇ。
(ちゃにま。)
大衆スパゲティ屋に行った時のことです。
注文は「ペスカトーレの大盛り」
と決めていました。
あまり滑舌の良くない私は
「ペスカトーレ」を
言いまつがいしないよう、
頭で反復しながら席につきました。
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
私 「ペスカトーレ、おおもれで」
‥‥そっちかよ!
自分に虚を突かれた様な複雑な気分でした。
(さとす)
前の職場にいた時、
部長に仕事の相談をしようと思い、
話を切り出そうとして
「‥‥父さん」
と言ってしまいました。
会議室で二人きりという
シチュエーションもあり、
見つめあったまま固まってしまったのを
よく覚えています。
(にく)

先日、新聞の折り込みチラシの
不動産広告には
「築2分、徒歩5年」
と書いてありました。
私は住みたくありませんっ!
(buchi)


あまりにおかしい「言いまつがい」のネタが届くと、
「ほぼ日」乗組員はそのおもしろさを
メールで伝え合ったりするのですが。
最後に掲載した「築2分、徒歩5年」のネタは、
かなり話題になりました。いろいろ話した結果、
「その物件は、存在できないわけではない」
というわけのわからん結論がでました。
みなさまからの投稿、乗組員一同お待ちしております。


手持ち無沙汰な時間よ、さようなら!
バックナンバーは携帯電話からも
おたのしみいただけますよ。
よかったら、お友達にもすすめてくださいね!

ついつい言いまつがいをしてしまったり、
耳にしたときは、
タイトルを「言いまつがい」として
postman@1101.com まで
すかさずメールをお送りくださいね。
どんどん紹介させていただきますよ!

2004-05-26-WED
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