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新着「言いまがい」〜その691


 

みなさん、こんにちは。
あっ、ちがう、ほぼにちわ。
きょうは、こどもの「言いまつがい」を
たくさん、とくしゅうするのです。
こどもは、「まつがえる」のが、
ふつうです。
ですから、あんまり、めずらしくない。
でも、おもしろいのは、あるので
とくしゅうができるのです。
さいごまで、よんでね。
たのしいです。


小2の娘が学校の給食のことを
興奮しながら話していました。
そして、
「あれなんだっけ?
 ご飯すくうやつ
 ‥‥おしゃも!?」

どうやら「おたま」と「しゃもじ」が、
ごっちゃになったみたい。
(わたしはおハミ)

小学校の低学年のころ、
ピアノを習っていて、
お月謝を先生にお渡ししました。
「はいっ、先生、お給料!」
しかも、発表会の会場で
まわりにはたくさん
人がいたんです。
(りきまる)

結婚記念日に夫が
真珠のピアスを
買ってきてくれました。
夕食の席で息子達の前で
それを渡されて、
ひとしきりお祝いムードの中、
10歳の次男がポツリ。
「お父さん、今年は
 ふんばったね」

ふんぱつしたねと言いたかったのね。
(kikumaru)

保育園年長の娘は、
「3時のおやつ」
というのを、
「3時のオヤジ」
と言いまつがえました。
(3児のオヤジ)

野球の話をしていた小4の息子。
「速い球」と言おうとして、
「たまいはや」
(たまごっつ)

うちの弟(小4)に
「サイズのMとLって
 何の略か知ってる?」
と聞いたところ、
少し悩み、こう答えました。
「Mはマリオ、
 Lはルイージ!」

確かにルイージのほうが
背は高いけどね。
(きなここ)

大学生の次男が小さいころ、
兄にたたかれて
べそをかきそうになりながら
必死に
「いたくまさん
 だよーだ!」
と言ってました。
「痛くありませんよーだ!」
って言ってたのでしょう。
(ケンパパ)

小学低学年の子供たち、
覚えたての言葉を適当に使います。
そんなの簡単にできるしと、
自信たっぷりに、
「そんなん、私、
 へなちょこやで!」

多分、「お茶の子さいさい」と、
言いたかった姉。
(ずんこ)

10歳の息子の言いまつがい。
風邪をひいたらしく、
頭が痛いと言ったあと、
「少し、しんどい」
と言おうとして
「しこし、すんどい」
それ以来、夫婦の間で
疲れたときには、
「しこしすんどいなぁ」
と言っています。
(ちーくんのパパ)
1年前に転校してきたばかりの
小学4年の息子のクラスメートが
再びよその学校に
転校していくことになりました。
その子にあてたお別れの手紙を
クラス全員から渡したようですが、
うちのこの手紙には
「あっという間
 だったね。
 1分くらいだったね」

と書かれていたそうです。
(kikumaru)
娘が幼稚園の
年長さんだった頃の話です。
娘一人で『アルプスの少女ハイジ』の
ビデオを見ていました。
ちょうどハイジがフランクフルトで
ホームシックにかかっているあたり。
見終わった娘に
「どんなお話だった?」と聞くと
一生懸命説明しはじめました。
「あのね、
 アララと
 ウララがね‥‥」
(どっちがどっち?)
保育園に通う3歳の息子。
先日、保育園で飼っていた
アヒルが死んでしまいました。
「あひるがな、
 死んじゃってん。
 それでな、
 『かんこく』に
 行ったんやで!」

天国よりも楽しそう?
(なおかっぱ)

数年前4歳だった上の娘は
バンビのことを
「ビンバ」と言って
ぬいぐるみをかわいがっていた。
そして下の娘が4歳になった今
同じぬいぐるみをかわいがる。
彼女は「ビンボウ」

呼んでいた。
(ゆき)

甥っ子のT君(5才)は
昆虫博士。
虫が苦手な私に、
いろいろ虫の魅力を教えてくれます。
そんなT君が、
「おばちゃん、
 セミのぬけがら」
ニコニコしながらくれました。
「へぇ、ありがと‥‥ぎゃっ!」
手の中には、動かなくなった
セミの死がいが‥‥。
T君、これは
セミのぬけがらじゃなくて、
なきがらだよ。
(伯母馬鹿)
普段、バリバリの大阪弁で話す娘が
3歳の頃、
旅行先の飛騨高山の山中で
突然、おすまし顔で上品そうに
「あら、ママ!
 にわとりが
 コーコケキョって
 鳴いてるじゃない」

それを言うなら、
ウグイス! ホーホケキョ!
めっちゃ、恥ずかしかった。
(ウグイスを見たこと無かった私の娘)
子供が小さい頃、
部屋に出たゴキブリを見つけて
「あ、ごきのぶり!」
と言いました。
「の」の字が入るだけで、
何か高級な和の食材の
名前のように聞こえたのは、
親バカでしょうか‥‥。
(あちょのおかあ)
現在小学6年生の息子は
3歳の誕生日に
「カイパーン!」
と叫んで乾杯した。
(ガトーの母)

どうでしたか。たのしかったですか。
ぼくは、たのしく、
そして、おもしろかったです。
みんなも、こういうのを、おくってください。
したのほうにある「投稿する」ボタンを
マウスのボタンとかでおして、
メールを書いて、メールをおくってください。
あと、「言いまつがい」というぶんこぼんを
「新潮文庫」というところからでているので
みんなでかってよんでね、と、
いえといわれました。だからいいました。
いろいろと、よろしくおねがいします。
じゃあ、またね。


イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2006-01-05-THU
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