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新着「言いまがい」〜その743


 

さあ、土曜日に引き続き、
みなさまから寄せられた
さまざまな「まつがい」を特集します。
ほんのついさっき、やらかしてしまった
できたての「まつがい」から、
もう何年も前にやらかした
伝説の「まつがい」まで、
各種とりそろえておりますので
どうぞ最後までごゆっくりどうぞ。


娘のオムツを捨てに行こうとして、
冷蔵庫の前を通りかかりました。
急にお腹が空いたので
冷蔵庫を開けてみましたが、
めぼしいものはなく。
そのまま手に持ったオムツを
冷蔵庫の上の段に入れて
ドアを閉めていました。
すぐに気づいてよかった‥‥。
(やること先にやってから)

休みの日の朝、
朝食に気合を入れようと思い
大きめの皿にスクランブルエッグ、
サラダ、ベーコンをはさんだ
トーストを並べました。
なんだかホテルの朝食みたい!
いただきます!
お皿に手を伸ばして
何か変だと思ったら
両手にナイフ持ってました。
切る気まんまんでした。
(くろるみ子)

ベッドの上で読みかけの本を
右手に開いたまま、左手で目覚ましと
コンポのおやすみタイマーをセット。
勢いで部屋の電気を消し、
ベッドに横たわって右手に持ったままの
本を両手に持ち直して読む体勢に。
メガネもかけたまま。
もちろん、真っ暗で何も見えません。
寝ろということか、
とあきらめて本を閉じました。
(faust)

いつものように顔を洗って
いつものミスト化粧水を
手のひらに3回プッシュ。
両手で混ぜて顔へ伸ばして‥‥。
手触りがいつもと違います。
見るとそれは
ヘアスタイリングジェルでした。
顔を洗いなおしても
いつまでもぬるぬるしてる気がするし、
なんだか突っ張る感じ。
どちらもミストではあるけれど、
ボトルの色もサイズも
まるで違うのに
何やってるんでしょう、わたし。
(ばぁば)

僕はいつも、
朝にカフェオレを作って飲みます。
いつものように牛乳を入れて、
コーヒー入れて、
砂糖入れたあとにスプーンで‥‥。
僕が手にしていたのは
スプーンではなく箸でした。
あわてて箸を戻して
スプーンで混ぜました。
(13才中学一年)

昨日、
駅のホームで待ち合わせをしました。
始めは電車が到着するたびに、
五つ前の駅から乗って来るはずの
友人を探していたのですが、
いつのまにか読みかけの
推理小説のページをめくりはじめ
読書に熱中してしまい、
ふと気がつくと何かが変な気が。
どうも足元が揺れていると思って
顔を上げてみると、そこは電車の中。
待ち合わせしていたことを忘れ
無意識に電車に
乗ってしまったのでした。
窓の外の風景を見て、
3つ先のターミナル駅に
まもなく到着する事実に
しばし、ぼ〜然としてしまいました。
(その後、無事合流)

職場にある低温室という
巨大冷蔵庫のような部屋に
初めて入りました。
中は真っ暗なので、
手探りで明かりのスイッチを探しました。
扉を長く開けると
冷気が逃げてしまうので、
急いで探し当てたスイッチを
押したのですが暗いまま。
探しに探して外に出ると、
付近の部屋の方々や守衛さん、
メンテナンスの方まで
ギャラリーがぞろり。
廊下には非常ベルが
鳴り響いていました。

そうです。私が押したのは
非常ベルのボタンだったのです。
バッタのごとく謝りました。
ちなみに低温室では普通、
明かりのスイッチは扉の外に
あるのが常識らしいです。
一つまつがって、
また一つ賢くなりました‥‥。
でも扉開けてすぐ右側の壁に
スイッチがあれば、
明かりのスイッチだと
思っちゃいますよね?
(かずら)

主人を連れて元旦に帰省したとき。
母は、外食先のトイレで
(田舎なので男女兼用)
鍵がかかっているにも関わらず
それをぶっ壊してまで中に入って
主人のお尻と対面した。
中で主人は
「入ってます、入ってます!」
と叫んでいたそうです‥‥。
(さよこ)

どのような「まつがい」でも
私たちはひじょうにそれを歓迎します。
いわば投稿絶賛募集中です。
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とにかく細かいことは
なぁ〜んにも気にせず、
ポイっと投稿してくださいませ。
どうぞよろしくお願いします。


イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2006-02-26-SUN
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