新着「言いまつがい」〜その768〜
言おうとしていたことばと 違ったことばを言ってしまうのが いわゆる「言いまつがい」です。 ほんとうは 「言いまちがい」なんでしょうけど そこからすでに「言いまつがい」なんです。 久々にきちんと説明してみました。 さあ、元祖「言いまつがい」、 今日もほんとに傑作ぞろいです。 お友だちにもぜひお知らせください。 みなさんで、たのしんでね。
以前、学校の校長先生が朝礼で、 「みなさん、ゆうべは しし座症候群を 見ましたか?」 と舞台の上から叫びました。 (笑うに笑えない生徒)
私の甥の言いまつがい。 きっちり横分けした ある男性のヘアースタイルを見て、 「あ、あの人、八・三だ」 どうして十一等分する! (ネギ妹)
うちの母は 「発泡酒でもいいよね?」 というところを 「発泡スチロールでも いいよね?」 と言っていました。 よくないだろう。 (やすきち)
テレビに矢沢永吉が 出ているのを見て母が 「この人は ロックン歌手?」 と聞いてきました。 微妙な中途半端さが 気持ち悪かったです。 (claudia)
本社の後藤(ごとう)課長からの 電話を取り次ぐとき 私は遠くにいる上司にむかって 「がちょうです」 と叫んでしまいました。 (おかん)
教育実習のお願いで、 母校の高校に電話をしました。 死ぬんじゃないか? と思うくらい緊張していた私。 最後に切るときに! 「失礼した!」 しまったと思い、 「し、しました!」 実習させてもらえるか不安です。 (もんた)
テレビを見ていたら、 昔活躍していた ボクサーの映像が映りました。 わたし 「あ〜、この人、 あれだよね。 アリのように這い、 蜂のように刺す‥‥」 だんな、冷たく、 「蝶のように舞い、だろ」 映っていたのは モハメド・アリでした。 (みえっち)
そういった「言いまつがい」を 私たちは四六時中募集しているのです。 下の「投稿する」ボタンをクリックして、 公演前に携帯電話の電源を切るように とても当たり前のことのように 気軽に投稿してみてはどうでしょう。 新潮文庫の「言いまつがい」文庫版は 傑作をなんと700個も収録。 いまだ版を重ねるロングセラーです。 こちらもどうぞよろしくお願いします。