新着「言いまつがい」〜その775〜
卒業、入社、転勤、花粉症‥‥。 暖かくなってはくるものの、 なにかと気ぜわしい春の日、 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 慌ただしい日常に吹き込む涼やかな風、 それが、元祖「言いまつがい」です。 今日も傑作満載でお届けいたします。 どうぞ最後まで ごゆっくりおたのしみください。
先日、 同僚と食事に行くときの出来事。 バタバタとあわてていた私は 「ごめん、待って!」 というところを 「ごまん!」 と社内中に響くほどの でかい声で叫んでいました。 (インコとわんこ好き)
電車での女子高生の会話。 「十年ぶらいぐりやで!」 「‥‥十年ぶりぐらい?」 これから受験みたいでした。 がんばれ! (20年前の受験生)
RIP SLYMEの新曲 『Hot chocolate』のPV、 本物のチョコレートで街が作ってあって なんかおもしろい! と思ってダンナに 「テレビ見て見て」と言った後の私。 「ちょかってる ツカレート、 本物なんだって」 (chot hocolate)
外でランチを終えた部長が、 職場に戻って来て一言。 「このくさ、 へやくないか? 換気をしなさい」 その場にいた社員たちは 誰も突っ込めませんでした。 (よし)
幼稚園の娘に 指の名前を教えていた時、 小指のことを 「こやゆび」 と言ってしまいました。 (よっち)
吹雪の中を帰ってきた母が言った 「今日はなんて 天気なんだ。 風が強くて、 雪が斜めに降ってて、 ブルドーザーで!」 除雪作業でもしてたのかな? と思いハッと気がついた。 「もしかしてそれ、 ブリザードでは?」 (雪国の娘より)
小学校6年のとき、 委員会でひとりずつ 決意表明をすることになって 緊張した友達は、 しどろもどろになり、ついには 「みんなの足を 引っ張って がんばりたいと 思います」 と締めくくってしまった。 会を崩壊させる気か。 (落ち着けー!)
兄弟ゲンカも仲裁する「言いまつがい」、 みなさまからのご投稿をお待ちしています。 下の「投稿する」ボタンをクリックして、 ミツバチが花粉を後ろ足につけて運ぶように 極めて自然なこととしてご投稿ください。 新潮文庫から発売中の 『言いまつがい』文庫版は いまだロングセラーを続けております。 こちらも、ぜひどうぞ。