新着「言いまつがい」〜その809〜
ときどき、やってみたくなる特集。 それが、「まつがってない」特集です。 「まつがってない」なら、 それはべつにふつうのことで、 「言いまつがい」のコーナーに 載せるべきではないのではないか? ええ、ええ、おっしゃること、 いちいちごもっともです。 ですが。けれども。だが。しかし。 「まつがってない」んだけど、 どうにも、こうにも、なんとなく 「まつがってる」よなー、と感じることが、 世の中にはけっこうあるんですよ。 まあ、ともかく、お読みください。 「まつがってない」んだけど、 「まつがって」る感じがするんです。 しみじみと、広い心でお読みください。
カフェにて。 「サラダのドレッシングは、 ゴマとイタリアン、 どちらになさいますか?」 と営業スマイルで聞かれ、 「ゴマが好きです」 と言ってしまった。 まつがってはないと思う。 (まつがい0円)
オリンピックを見ていたら、 解説者の方が 「彼は雰囲気メーカーですから」 間違ってはいないと思うのですが‥‥。 (どうせならメーカーも和訳で)
間違いかどうか、 よくわからないのですが。 以前、夫が勤めていた職場にあった 墨壷(土木関係に使うものです) の商品名が、 「パーフェクト墨壷・改良版」 なんです。 パーフェクトなのに 改良されちゃうものでしょうか。 (ちぇ)
今日、夕方自転車をこいでいたら、 三人の男の子が かけっこをはじめるところでした。 こどもは風の子だな、 と思いながら強風に首をすくめ、 彼らのそばを通り過ぎようとした時。 彼らのひとりが言いました。 「こっからさ、俺んちまで走って、 一番遅かったやつがビリね!」 ‥‥? 一番遅い子のことを ビリっていうのであって‥‥? まちがって‥‥ますよね? (Rのリサ)
英語に弱い妻が、 「長島監督を 英語で言うとなんだったっけ?」 と言ってきました。そしてすぐに、 「あ、思い出した! ミスターだ!」 と、晴れやかな顔で叫びました。 (むらひろ)
うちの上司の住所は 「川尻(かわしり)」というところです。 電話で住所を尋ねられ 「川は小川のカワ、 尻は人間の尻のシリです」 オサルのオシリも尻の字ですけどね。 (ともちゃ)
‥‥ね? 「まつがってない」けど、 どうも、こう、「まつがってる」でしょう? 共感していただけたら、幸いです。 ともあれ、みなさまからのご投稿を 私たちはつねにお待ちしております。 本日の掲載したものを お読みいただければわかるように、 ひじょうに幅広く受け付けておりますので 少しでも「ん?」と思ったなら、 それを「まつがい」とみなしてご投稿ください。 下の「投稿する」ボタンをクリックして ものすごく気軽に送ってくださいね。 すっきりした「言いまつがい」を お望みのかたは、新潮文庫の 「言いまつがい」文庫版をぜひどうぞ。