新着「言いまつがい」〜その836〜
いまや、我々の生活において メールは切り離せないツールとなっています。 日々、たくさんのメールが行き交うなか、 俄然注目されているのが「誤メール」です。 「まつがって」作成され、 修正されることなく配信されてしまったメール。 それを「誤メール」と我々は呼んでいます。 全国のあちこちから届いた「誤メール」の数々、 たっぷりとご紹介いたしましょう。 ちょっとした文字の「まつがい」が織りなす、 微妙なおかしさ。ご堪能ください。
友人の息子さんが志望校に合格したので 早速お祝いのメールを送りました。 送信したあとで見たら 「お喜びも牛あげます」 合格祝いに牛‥‥? (はとち)
友達から悩みを相談する メールが来たけど、一番最後に 「じゃあ、まため」 と書いてあって 深刻さが感じられなかった。 (目目連)
メールで謝りました。 「ごめんぬ。」 真剣さが伝わらない。 (ほんき)
色々あって大変だった時、 友人から涙が出るほど優しい 激励のメールが届いて、 感動のあまり半泣きで 「頑張るよ!」と送ったつもりが、 「頑張れよ!」 になっていました。 ‥‥これじゃ、伝わらないよね。 (謙虚って大事)
お母さんにゴミ出しを頼まれたので、 ちゃんと出しに行った事を メールで告げると、 「サンギュー」 と返信がきました。 なんだか苦しくなりました。 (すっこ)
土曜日の夜遅くに彼と喧嘩をしました。 でも、あとから、 少し言いすぎたような気がしてきて、 翌朝早朝に、眠けと必死に闘いながら 「きのうはひどいこと言いすぎた、 ごめんよ」 とメールを送り、 沈没するように二度寝に落ちました。 二度寝から目覚めて 送信済メールを確認したら、 「ごめんよ」 と打ったはずのところが 「こまつよ」 こまつよってなんやねん! 「こ」や「ま」はまだともかく なぜ「つ」のキーを? 「ん」と全然遠いやんか! (幸い無事仲直りできました)
ちょっとした「誤メール」、 あなたにも覚えがありませんか? 受け取ったことがある? 送ったことがある? どちらにしても、覚えのある方は、 さっそくご投稿くださいませ。 下の「投稿する」ボタンをクリックし、 迷うことなくズバッと送信してください。 「誤メール」を書き記して送ったメールに 「まつがい」があったとしても、 それはこちらのほうで すみやかに修正いたしますので どうぞお気になさらず。 新潮文庫の「言いまつがい」文庫版も どうぞよろしくお願いします。