新着「言いまつがい」〜その837〜
本日はお馴染み、 「固有名詞のまつがい」特集なのですが、 いつもとちょっと違います。 いつもは、映画のタイトルや芸能人の名前など、 わりと華々しい感じの固有名詞が 「まつがい」のテーマになってるんですが、 今回は、そういった、 ザッツエンターテイメントな感じの固有名詞では ないものを集めてみました。 結果的に、微妙に、日常的な感じです。 ま、四の五の言わずに読んでみてください。 どうぞ最後までごゆっくり。
スピーカーの有名メーカーのことを ダンナに伝えたくて 「あのさ、 タマノイのスピーカーがね」 と言ってしまい 「タンノイでしょ。タマノイは酢だよ」 と言われた‥‥。 クマノイと言わなかっただけ ましだと思ってほしい。 (ハル)
「カニちゃいまっせ」 という商品があるんですが、 先日家族でそれを食べてる時に 「チャニかいまっせ」 と言って大笑いされました。 (Y)
勤めたばかりの頃、来客の名刺の 「凸版印刷」が読めず、頭の中を 「デコボコ」と「おうとつ」が 駆け巡りました。勇気を出して上司に 「ボコバン印刷の○○さんが」 と言ったらその場がフリーズしました。 (野良子)
先ほどチョコレート菓子を食べていた 母の「読みまつがい」です。 「これおいしいねえ、 たけのこの星(ほし)」 「里」だ! 「さと」! (鉄工所勤務)
どのお茶が一番おいしいかの話になり、 友人が大声で一言。 「だから『お〜茶お茶!』が 一番だって!」 「お〜いお茶」だと気づくまでに20秒。 どんだけお茶大好き人間なんだ。 (斉藤)
小学校からの本読みの宿題で、 『スーホの白い馬』を読むとき、 大きい声ではっきりと 「シーホのすろい馬!」 (ジョン子)
この、最後の 『けろけろけろっぴ』の「まつがい」は、 けっこうわかりづらいんじゃないかと思います。 野暮を承知で解説すると、 『けろけろけろっぴ』の手書き風のロゴが、 見ようによっては、 「いちたすさん、いちたすさん、 いちたすさんっぴ」に読めるんですよ。 どういうことかというと、 『け』っていう文字が『1+』に、 『ろ』っていう文字が『3』に、 見ようによっては、見えるんです。 なので、その法則で入れ替えていくと、 『けろけろけろっぴ』が 『1+3 1+3 1+3っぴ』 となってしまう、と、まあ、こういう話でして。 ‥‥わかりづらいわ! それはともかく、 みなさまからの投稿をお待ちしています。 下の「投稿する」ボタンをクリックして どうぞお気軽にご投稿くださいませ。 新潮文庫の「言いまつがい」文庫版も どうぞよろしくお願いします。