元祖！　元祖！　と連呼すると、
なんとなくいかがわしい感じがしますが、
本日は、元祖「言いまつがい」です！
こちらで「元祖」と言っているのは
べつに競合他社があるわけではなく、
さまざまなジャンルに分かれる
「言いまつがい」のなかで、
特定のジャンルにくくられない
ふつうの「言いまつがい」を掲載するときに
便宜上「元祖」と言っているだけのことです。
あはは、と笑って、気分すっきり。
それが、元祖「言いまつがい」です。
本日も傑作満載。最後までごゆっくりどうぞ。

昼に入った定食屋で、
我々はモツ鍋定食を３つ注文しました。
オーダーを復唱した
店員さんの口から出たのは、
「ミツ鍋もっつですね」。
（もっつっていくつだ）

焼肉屋でバイトしていた頃。
あまりに忙しく、
混乱したまま厨房にオーダーを叫んだ。
「お願いしまーす！
　ダイスのライ３つ！！」
普通にライスの大が３つ出てきました。
（誰も気付かず）

あるファーストフード店で
レジに並んでいたとき、
私の前で支払いをしていたお客さんに
おつりの500円を渡しながら、
店員の女の子が
「500万円になります」
と言っていた。
（財布にはいらねえ）

レジでおつりのお札を渡す時、
「ご一緒にご確認ください」
と言うところを、
「ご一緒に
　お楽しみください」
と言ってしまった
アルバイト初心者の妹の、
「１、２、３、４‥‥」の
カウントに合わせて
軽くリズムをとって
楽しんでくださった方、
その節はありがとうございました。
（姉より）

上司に聞いた話です。
先日、某観光地の池を眺めていたら
アメンボウがすいすい泳いでいて、
「アメンボウなんて最近見ないな〜」と
しゃがみ込んで観察していたそうです。
すると横にいた
オバチャン４人組のうちの１人が
「あら、こんなところに
　大きなアメーバがいるわ！」
すると別のオバチャンが
「こっちには
　小さなアメーバもいるわよ！」
口々に
「アメーバ！
　アメーバ！」
と連発していたそうです。
４人そろっての言いまつがいに、
上司は笑いをこらえるのに
必死だったそうです。
（さば子）

室内を虫が飛んでいたので
外に出そうとしました。
「蚊？」と聞かれ
「違う。は！」
と大声で言ってしまいました。
（ハエが飛ぶ）

こういった「言いまつがい」を
私たちは、いつ何時も募集しています。
どうぞ軽い気持ちでご投稿ください。
あらためまして投稿の方法です。
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たしかこういう話だった、ということを
つらつらつらつらっと書いて
こちらにメールしてくださいませ。
書式、様式、とくにございません。
どうぞご自由にお書きになって、
もしも掲載されるときは
こういう名前で掲載してほしい、
というご希望がございますときは
その名前をお書き添えのうえ、
ものすごく気軽にご送信くださいませ。
新潮文庫の『言いまつがい』文庫版も
どうぞよろしくお願いします。