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新着「言いまがい」〜その873

 

あらためて説明するならば、
言おうとしたことと
違うことを言ってしまうこと。
それが、元祖「言いまつがい」です。
本日もそのような失敗例を
たくさん取りそろえてお届けいたします。
気軽に読んで、あははと笑ってリラックス。
毎日毎日更新されますので、
「あ〜あ、ぜんぶ読んじゃったよ」
というようなこともありません。
今日も今日のぶんを
どうぞおたのしみくださいませ。

ことわざなどを
微妙にまつがえる職場の先輩。
私 「今回のボーナスどうでした?」
先輩
「雀の目にも涙だよ」

悲しげな雀の姿が目に浮かびました。
(うさぎ)

この春、大学へ進学しました。
友人達と大学についての
愚痴をこぼしていた時の一言。
「ギャップと理想の
 現実だよね!」

とても深い一言になってしまいました。
(noko)

飲み会で友達に
「お前のそういう性格が
 気に入らないんだよ!」
と言うつもりが、
「お前のそういう生活
 気に入らないんだよ!」
と言ってしまい、
「学生じゃあるまいし、
 生活指導はやめろよ」と言われた。
(丹)

美容院に行ったときのこと。
「前髪はどうされますか?」
と聞かれ、
「前髪は眉毛が隠れる程度に」
と言うつもりが
「眉毛は前髪が
 隠れる程度に」

どんだけ長い眉毛やねん。
(バンビ)

下の子のオムツ替えをしている時、
上の子に
「ちょっとそこの
 おしりとオムツ拭き
 取って〜」
と叫んでしまった私。
‥‥母は疲れているのです。
(みねみね)

ハムスターが
砂浴びをしていたのですが、
顔を上げると鼻に砂が
たくさんついていました。
ああもう、鼻の中に
砂が入っちゃったらどうするの、
と思った私は、
「ほら、鼻にはな、
 ついてるよ!」
‥‥鼻がついてて当たり前。
(しぇりる)

昨日の事です。私の夕飯を
家の犬が狙っているのに気づき、
「こら、自分の飯、食わんかい」
と言うつもりが
「こら、自分の箸、
 使わんかい」

と言ってしまいました。
幸いその時は家に一人と一匹でした。
(ルッコラ)

たった今、子どもたちが
運動会から帰ってきました。
汗だくのまま着替えるという
子どもたちに
「だめだめ!
 シャルくカワー‥‥」。
まつがえました。
軽くシャワーね。
(かよらん)
高校時代に、
軽音楽部に入っていました。
ある日、大音量で楽器を鳴らす私たちに、
ボーカリストがマイクを使って一喝!
「おい!
 でか、おとい!
‥‥一同、しーん。
「音、でかい」と言いたかったようです。
(小川、見てる?)
会社勤めを始めて間もない頃の話です。
緊張しながら外線に出て、
「販促の田中さんお願いします」
と言われた私は
短足の田中さん!
 お電話入ってます!」
と言ってしまいました。
「確かにね、
 短足だから間違いではないよ」
と課長に慰められたのでした。
(まーるー)
私の会社には、
坂田係長という上司がいます。
ある日、その坂田係長を
呼ぼうとした時、勢いあまって
「さかりちょう!」
と略して呼んでしまいました。
以来、坂田係長のあだ名は
「さかりちょう」になっています。
(m)
取締役の片山さんに
「片山たん!」
と呼びかけてしまった。
(花色木綿)
昔、バイト先でママさんに
「シモちゃん、鍋とって!」
と言われるところを、
焦っていたのか
「鍋ちゃん!」
と言われました。
(元気かなぁ)
昨夜究極に眠たくて、
さぁ寝ようと思い
ベッドに入ったとき
「眠い〜」
と言おうとして、なぜか
「寒い〜」
と言ってしまいました。
(だって「むい」つながりなんだもん)
友達が、バラの香りのする
ボディーローションをくれました。
キャップを開けて嗅いでみよう
‥‥くんくん。
溜息混じりに出たことばは、
「うまーーーい!」
食べ物じゃないって。
(しぇりる)

読みながら、
自分の「言いまつがい」を
思い出したときこそ
投稿のチャンスです!
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
こういう出来事だったな、と
だいたいのあらましを書きつづり、
何度も何度も見返したりせずに
たいへん気軽にご投稿ください。
なにしろもう、ほんと、お気軽に。
新潮文庫の『言いまつがい』文庫版
どうぞよろしくお願いします。


イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2006-07-06-THU
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