新着「言いまつがい」〜その876〜
週末のおたのしみといえば 全国のみなさまから寄せられた さまざまな「まつがい」特集です。 公衆の面前で赤っ恥をかくような 大きな「まつがい」もありますが、 そのほとんどは当事者以外誰も知らない ひっそりとした「まつがい」。 日常的かつ些細な「まつがい」も、 集めてみると、こんなに愉快。 最後までのんびりおたのしみください。
昨日のことです。 自転車通勤ですが、雨が降ったので、 自転車は会社において 歩いて帰りました。 ふと、気づくと、 堂々と車道を歩いていました。 あっ! 今日は自転車に乗ってないや! と思った瞬間、対向車が怖くなりました。 (ちゃりん)
iPodを最近買って、その便利さゆえに 手放せなくなってしまったのですが、 先日、携帯をいじりながら 音楽を聴いていると、 携帯にメールが着信。 思わず携帯のボタンを 指でぐりぐりとなでていました。 何で動かないのかとしばらく 不思議がっている自分がいました。 (たー坊)
片手にマグカップを 持ったまま電話しようと、 もう片方の手で携帯を取ったのですが、 いつもは携帯を左耳にあてるのですが、 右手で携帯を持ってしまったのに 普段の癖で左手のマグカップを 左耳にあててしまいました。 (ボブテイル)
一昨日、駅の改札で、 前にいた人がまつがいました。 場所は東京の地下鉄の駅。 改札は切符か定期券を 滑り込ませて通過する方式です。 彼は携帯電話を 切符の投入口にかざし、 そこでまつがいに気づいたらしく、 一瞬で身を翻して 後方に去っていきました。 描かれた鮮やかな放物線。 (ぷ)
家に帰ってみると、ドアが開かない。 それもそのはず、私が鍵を閉めたから。 バッグから鍵を取り出して、 鍵を口にくわえてバッグを閉める。 そしてドアを開けようとする。 あれっ? 開かない? おかしいなぁ。 バッグの中を探しても鍵は見つからない。 少し悩み、ふと 口にぶら下がっている物に気づく。 まだ開けてないじゃん。 (くいにげ)
入学したての頃、間違って 3年生のクラスに入ってしまった方が いらっしゃいましたが、 私は2年の始業式の日に それをやりました。 入ってきた担任の先生に 「私の席がないのですが‥‥」 と訴えたところ、 「来年きてね」と教えられ、 クラス中の大爆笑とともに 逃げるように廊下に出ると、 全く同じタイミングで、 隣の教室からさっき別れた 友人が飛び出してきました。 (いわき)
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