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新着「言いまがい」〜その883

 

私たちの日常は
「まつがい」で満ちています。
あるいは、私たちの暮らしとは
「まつがい」の
連なりなのかもしれません。
今日も全国のみなさまから寄せられた
「まつがい」をたっぷりと
ご紹介いたします。
どうぞ、最後までおたのしみください。

先日、考え事をしていた時、
全面ガラス張りの窓が開いていたのに
わざわざ開いていない方から
出ようとして
思い切り全身を
ガラスに強打しました。
その場にいた全員に笑われながら
同情されました。
(あかぷー)

風邪をひいて医者にかかったら
漢方の粉薬を処方されて
家に帰ってから飲んだら、
粉の量がやたら多くて
何杯も水を飲んで
やっとの思いで飲みました。
これをしばらくの間、
飲まなきゃならんのかと、
よ〜く袋を見てみたら、なんと
「コップ一杯の白湯に
 溶かして服用すること」
って書いてありました。あちゃ〜。
(にゃあちゃん)

脇にシューっとする
制汗スプレーを1本使い切って、
新しいものを買いました。
なんだかパッケージに違和感を感じて、
それまで使っていた
スプレー缶と見比べてみたら、
「足用」って書いてありました。
それも、今まで使っていた方に‥‥。
(もこもこけだま)

私の父のまつがいです
私の姉が粉末のポカリスエットを
購入して水で溶かし
麦茶などを作る水筒に入れて
冷蔵庫で冷やしておいたそうです。
冷蔵庫を開けて、それを見た父は
「この水は濁っている!」と言って
全部捨ててしまったそうです。
かわいそうな姉‥‥。
(ばななねこ)

パソコンのファイルを開こうとして、
開くべきファイルを強く見据えつつ、
パソコンが置いてある
机の引き出しを開けたことがあります。

(いわき)

小学生の頃、母にフィルムの現像の
おつかいを頼まれた。
「お願いします」
と、渡してフィルムケースを開けると、
出てきたのは単二の乾電池。
これにはびっくり!
店員さんに爆笑された。
大人になっても
「乾電池の子」と言われます。
(こん)

先日、二日酔で都庁のエレベーターに
乗ったところ、ほぼ満員だったので、
立ち位置が入口脇になりました。
目の前の「閉」ボタンを押したつもりが、
「非常ボタン」を
押してしまいました。
管理室から「どうなさいましたか?」と
スピーカー越しに尋ねられ、
真っ赤になりつつ、
「‥‥すいません。
 酔ってて間違えました‥‥」と
丁寧にも理由までつけて
マイクに向かって謝罪。
後ろからはクスクス笑い声が。
(半)

死体にまつがえられたお父さん
お話を見て思い出したことがあります。
何年か前、近所の奥様が
うちに血相を変えて
駆け込んできたことがありました。
「家の中でR子さんが死んでいる。
 怖いから代わりに行って確かめて」
とのこと。R子さんらしき人が
コタツに突っ伏しているのが、
玄関から見えたらしいのです。
ピクリとも動かないので、
きっと死んでいると言うので、
義父が見に行ってくれました。
大笑いの義父が言うには、
死体に見えたのはR子さんが
マッサージの勉強に
使っていた人形だったとのこと。
確かにピクリとも動かないはず。
義父はすぐ人形と
わかったらしいのですが、
それにしても紛らわしいですよね。
救急車を呼ばなくてよかった。
(こぶちゃ)
子供二人をつれて散歩していると
おねえちゃんがタンポポの綿毛を
ふうと吹いていました。
その横で弟もふうふうしていましたが
それはねぎぼうずでした。
まつがってるよー。
(いおまま)

最後のタンポポの「まつがい」が
なんともかわいらしくて泣きそうです。
どんな「まつがい」であろうとも
大歓迎いたしますので、どうぞみなさん、
お気軽にご投稿くださいませ。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
何気なくそれらを書きはじめ、
書き終わったなと思ったら
すかさず送信ボタンを押してください。
たったそれだけで投稿終了です。
はじめて経験するものの
多くがそうであるように、
やってみると意外にカンタンです。


イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2006-07-16-SUN
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