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新着「言いまがい」〜その926

 

♪キーンコーンカーンコーン。
はいはい、みんな、席についてー。
静かに、静かに、し・ず・か・に!
じゃあ、こないだやったテストを返すぞー。
こらこら、静かに、し・ず・か・に!
今回のテストもまた「珍解答」が満載だぞ。
先生、採点しながら腹がよじれるかと思った。
でもなあ、みんな、わかってると思うけど、
「珍解答」じゃ入試は成功しないぞ。
おもしろいのもいいけど、ほどほどにな。
じゃあ、名前を呼ばれた人から取りに来て。
宇田〜、大鳥〜、蒲田〜、熊野〜、小林〜‥‥。

中学2年生です。
音楽のテストが返ってきました。
先生に「おっちょこちょいね」
と言われ答案を見ると
「J.Sバッバ」
と書いてありました。
(あやみ)

相当な自信で出したテストが98点。
ええ〜っ、なんで〜?
と答案を見たところ、
「『だそく』を漢字で書きなさい」
に大きくバツが。
答えはもちろん「蛇足」。
しかし、なぜかそこには
「蛇蛇」と‥‥。
しばらく「ダダ」と呼ばれました。
(バルタン星人のほうがいい)

ウチの娘は小学1年生の時、
「『五』に読み仮名を書きなさい」
という問題の解答欄に
「5」と書いて、丁寧にも
「5」に「゛(濁点)まで
書いていた。
イヤ、確かに読めるけど‥‥。
(藤)

忘れもしない、
私が小学6年生だったときの
理科のテスト。
「蜘蛛の足は何本か書きなさい」
テストに出るくらいなんだから、
6本ではないと裏を読んだ私の答えは、
「7本」
どうして奇数なんでしょう。
7本目はいったい
どこから生えているのか‥‥。
戻ってきた解答用紙を見て、
自分の答えに愕然としました。
(きょうこ)

私の学校での珍解答です。
『平家物語』のテーマを
漢字四文字で答える問題があり、
正解は「諸行無常」。
多かった解答が「平家物語」
そしてなんとビックリ
数人が「源氏物語」と答えたそうで。
‥‥テーマ変わりすぎやん。
(ヒュウ太)

うちの娘は
「会津磐梯山」はどこの民謡か?
というテストに
「ロシア」と答えたそうです。
(ゆいの母)

兄の同級生の話。
音楽のテストで、
『(『四季』の)春』の
作曲者を問われて
「千昌夫」
と答えた人がいるそうです。
同じ人かどうか知りませんが、
国語のテストで、
『奥の細道』の作者を問われ、
「山本譲二」
と答えた人もいるそうです。
(『北国の春』と
 『みちのくひとり旅』)

1年生の国語のはじめに
おとうさん、おかあさんなどの
家族構成の単語を教えますが、
「おとうとからみたら、
 ぼくは □□□□□。
 おにいさんからみたら、
 ぼくは □□□□。」
と、それぞれ、
「おにいさん」「おとうと」と
マスに入れる問題をわたしたところ、
「おとうとからみたら
 ぼくは かっこいい
 おにいさんからみたら
 ぼくは かわいい。」
と、文字数も間違っていない
3人兄弟の真ん中の
男子の答がありました。
(爆笑して△にした元教師)
「〜が板についている」
という言葉を使って文章を作りなさい、
という問題で、
かまぼこが板についている」
と答えた子が、
昔、母の同級生にいたそうです。
(確かについてる)
中学生の時、生物のテストで
「マツボックリは、
 マツの何の集まりで
 できていますか?」との問題。
答えは、マツの雌しべ、
とかだったと思いますが、
私は「ぼっくり」と書きました。
はい、マツボックリは、
マツのボックリで出来ているんです。
(江口先生)
息子が
小学2年生だった時の書きまつがい。
息子が家に持ち帰った国語のテストの
氏名記入欄をふと見ると、
学年を書くべき所に堂々と
「2003年」
と書いてありました。
将来大物か、ただのおバカか、
いまだに判断しかねる母である。
(先生はノーチェック)

いいかー、自分の「珍解答」を
各自、よーく見直しておくようにー。
あと、ほかに「珍解答」があったら、
下の「投稿する」ボタンをクリックして、
先生にメールしてくださーい。
新潮文庫の「言いまつがい」文庫版
まだ読んでない人は、
二学期がはじまるまでに読んでおくようにー。
じゃあ、今日は、ここまで。
起立! 礼! 着陸!
♪キーンコーンカーンコーン。


イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2006-08-28-MON
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