新着「言いまつがい」〜その957〜
考えてみれば、「言いまつがい」というのは おおむね、発言の意図は伝わっているのですね。 意図が伝わっているからこそ、 相手がそれを「まつがい」だと気づくわけです。 ま、あまりにひどい「言いまつがい」だと まったく伝わらない場合もありますけど‥‥。 そんなこんなで、元祖「言いまつがい」。 今日も傑作満載でお届けいたします。 最後までごゆっくりおたのしみくださいませ。
執刀前の緊張した雰囲気の中 部長が発した一言。 「みんな! おういはヨッケ〜?」 脱力しました。 「用意はオッケー?」でしょ! (ようこ)
とっても可愛らしい職場の先輩女性に、 「若さを保つ秘訣を教えてください!」 と言おうとした私。口から出たのは、 「若作りの秘訣を 教えてください!」 あってはならない言いまつがいでした。 (かずら)
私は福祉施設ではたらいています。 新人の子がメモ帳を忘れたらしく、 一生懸命手に書き込んでいるのを見て、 思わず 「このペンに書いていいよ」 と、笑顔で裏紙をわたしました‥‥。 かっこよく先輩を気取りたかったのに。 (社会人2年目)
私は今年春に 某社の「調査広報部」に 配属された新入社員です。 初めの仕事は とりあえず電話をとること‥‥。 しかし、緊張の余り、取った電話に、 「はい、ちょうほう部です!」 と元気よく答えてしまいました。 私はFBIに就職したんでしょうか。 (ユニ子)
昨日、海外旅行から帰ってきた母が、 「もう今日は疲れちゃって、 お風呂上がったらきっと ガタンブーだよ〜!」 と言っていました。 それを言うなら 「バタンキュー」でしょー。 (チーズ)
先生に相談事をしているらしい 大学生の男の子の話し声。 「そうですよね、やっぱり プラスマイナス思考に ならないと‥‥」 ゼロかよ! つーか先生、ツッこんだれよ! (なぼちん)
最後のネタはわかりづらいかも? つまり、「一生」というのは 「生きているあいだ」のことだから、 「一生死ねない」のはみんな同じだと、 まあ、そういうことなんですが‥‥。 そういった野暮な解説はさておき、 いまこの瞬間にも投稿を募集中です。 下の「投稿する」ボタンをクリックし、 どうぞお気軽にご投稿ください。 新潮文庫の「言いまつがい」文庫版も どうぞよろしくお願いします。