新着「言いまつがい」〜その1004〜
これまでの連載のおもしろさを すさまじい圧力で圧縮した3年ぶりの単行本、 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』は いよいよ来週、11月30日に発売されます。 どうぞ、カレンダーに大きな○を! さあ、それはそれとして、 今日も傑作をたっぷりお届けします。 元祖、「言いまつがい」を 最後までのんびりお楽しみくださいませー。
先輩が上司の愚痴を言っていた。 「だいたい、あいつの考え方、 あれは、机上の餅だよ!」 指摘する隙もなく先輩の熱弁は続いた。 私の頭の中には、 机の上に置き去りになった餅が浮かんだ。 (机上の空論&絵に描いた餅)
仕事中におしゃべりしている 職場の女の子たちの会話 「でさあ、その時、うっとりと カオを閉じちゃってさあ」 「カオ?」 「やだ、違った。目よ、目!」 ‥‥思わず想像してしまった。 どんなシチュエーションだったのだろう。 (つろっこ)
ある話題で、 「グランプリをとったって!」 って言いたかったのですが、 私の口から出た言葉は 「グランポリンとったって!」 みんな、爆笑してました。 (ビャカボン)
友達と、 自分たちの子どもが大人になったら‥‥ なんて話をしてました。 ちなみに友達の子の名前はマコ。 私はマコの将来についてこう言いました。 「ハコがマタチになったら‥‥」 (MISAKUEEN)
小学校教諭をしている同僚が、 掃除指導をしている時のこと。 再三言っているのにもかかわらず、 子どもたちが足で ぞうきんを押して床を拭いていたので、 怒りが心頭に達し、 つい怒鳴ってしまったそうです。 「足で拭けっ!!」 子どもたちはしーんとし、 その後おずおずと 1 人の子が言ったそうです。 「違うよ、先生」 (ももぴん)
息子は何をするにも取りかかりが遅く、 毎日、家を出るぎりぎりまで あせあせと何かしら作業をし、 わき目も振らずに飛び出していく。 いつも横でそれをじれったく思いながら 眺めている私の口から出た言葉は、 「いつもじりじりぎんせいだね」 「ぎりぎり人生」と言いたかった。 (自分の気持ちがこもってしまいました)
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