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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その129〜


著名人の名前、映画やテレビ番組のタイトルなど、
ついつい「まつがえて」しまうことって
ありますよね。
今日はそういった「言いまつがい固有名詞」特集を
たっぷりお届けしますよー。
わかっちゃいるけど「まつがえて」しまった人たちの
エピソード、おたのしみください。


この前母とテレビを見ていたら、
おすぎとピーコのピーコの事を
「おピーコ」
と言っていた。
久しぶりに涙が出るほど母と笑った。
(スパ)

友人とドラマの話をしていたときのこと。
ある男優さんの名前が
思い出せなかった友人が
「ほら、あの、なんて言ったっけ。
 てつたま‥‥やまじ?
「鉄玉?」
玉山鉄二、ですね。微妙に語順が違う。
(RUN)

この前、主人と映画の話をしてて私が
「マイケル.J.フォックスが
 どんどん出世する映画なんだっけ?」
と聞いたら主人が
「『マッケンローはバラ色に』だろ!
 しっかりしろよな〜」
正解は『摩天楼はバラ色に』。
お前こそしっかりしろ‥‥。
(さらだ)

バイト先のパートの おばちゃん達が
していた会話で、
「ほらー、アレ何やったっけ。
 ヨン様とか出てるドラマ‥‥
 そうそう! 『空のあなた』!」
恋人お亡くなりかい!
言いたい事は何となくわかる。
(里吉)

コンビニでバイト中、
ヨン様の話をしていたら、
レジで「千四十円」というときに
「ぺん・よんじゅう円‥‥」
それ以来1040円恐怖症です
(さく)
主人とレンタルビデオ店にて、
推理ものが観たかった私は
やっとお目当ての映画をみつけた。
「これ観たかったのよねぇ、
 『名探偵アポロ』」
主人はまたかと言う顔で、
「『ポアロ』だろうが‥‥」
(たえピー)
映画好きの母は69歳ですが、
私が推薦した作品を熱心に観ています。
ある日、タイトルをしっかり
頭に入れたつもりでビデオ屋に。
ジョニー・モップ主演の
 『グレープフルーツ』って
 映画ありますか?」
と聞いたそうな。
店員さんは数秒ほど考えて、
「ああ、ありますよ」
ちゃんと、ジョニー・デップの
『ギルバート・グレープ』
を持ってきてくれたそう。
「プロだわねぇ」
と母は感心しておりました。
(キャナル)
FMの女性DJが
ミュージシャンのスティングの
名前を言おうとして
「スティンク」
と言いまつがってました。
そのDJはバイリンガルの方だったので
ちゃんと意味がわかっていて、
非常にあわてて訂正していました。
だって「STINK」じゃ
「臭い」ってことになってしまう‥‥。
(みちか)
今では活躍中の
「雨上がり決死隊」のお二人ですが、
私はつい最近まで
「風呂上がり決死隊」だと思い込み、
友人に
「あの風呂上がり
 おもしろいよね〜」
と普通に話してました。
(りょうこ)

「一風世靡(いっぷうせいび)
 セピア」

と言いまつがって友人に笑われて以来、
一度頭の中で「一世を風靡する」と
確認してからじゃないと口に出せない。
(温泉リス)

母がテレビを見ながら
「あ、このひとあれにでてたよ。
 ‥‥『飲まず食わず』
それを言うなら
『食わず嫌い王』です。
(豆蔵)
今日の夫の言いまつがいです。
「ええと、なんだっけ、あの番組。
 あ、そうそう
 『キューピー3分間ドレッシング』だ」
正しくは『キューピー3分クッキング』
ですよね。
(まみんこ。)
先日、家族でマンガの話を
していた時の父の言葉です。
「ホラ、あの料理マンガ‥‥
 『あじんぼ!』」
何かと思ったら
『美味しんぼ』のことでした。
(こよみ)

高校の時、ふとしたことから話題は
『ムーミン』のことになった。
白くて光ってて細長くて
フシギな生物の名前は何だっけ?
みんなでうんうん言いつつ悩んだ。
すると、ひとりが満面の笑みで言った。
「うにょうにょ!!」
その瞬間、彼女のアダ名は
「うにょ」に決まった。
(ニョロニョロ)

友人がクマノミの写真を見て一言。
「あ〜っ、モニ!
‥‥ニモですよね。
(ぐるんぐるん)
テレビでスマップの中居君を見ていたら、
母が突然
「あっ! あの曲って
 槇原敬之が作ったんだってね!
 『世界はひとつ』!」
『世界に一つだけの花』と、
『世界はひとつ』は、
近いようで遠かったです。
(なっかん)
春になると
母が珍しく新しい歌に反応した
或る年の3月頃を思い出します。
「最近よく聞くあの、
 矢野顕子の歌何だっけ?
 そうそう、『梅小鉢』!」
お母さん、『春咲小紅』です!
(elitam)
先日、ラジオで山下久美子の昔の歌が。
うちの母はすかさず
『鉄道小町』じゃーん」と。
カメラを構えた
マニアックな方々が浮かびました。
正解は『赤道小町』です。
(イト)
Jリーグが始まってまもなくの頃
私もにわかファンと化して
必死で世間に馴染もうとしていました。
テレビではガンバ大阪の試合風景が流れ
アナウンサーがうんちくを述べてました。
それを見ていた友人と私の会話。
私「この監督、すごい人なんでしょ?」
友「そうそう、日本代表だったひと」
私「名前なんだっけ?」
友「なんだっけ?」
私「‥‥倉本、倉本聰!!
友「そうそう、倉本聰!
すると、その会話に加わらず
ひとり雑誌をめくっていた
男友達がぽつりと一言。
「それさ、釜本監督なんだけど‥‥」
倉本聰は『北の国から』ですよね。
(ああKちがい)
母が、
「新しくできたお店行ってきたよ。
 ほら有名な、イヨマンテ
‥‥ドンキホーテのことだった。
(魚)

いやあ、ほんと、
いろんな「まつがえ」かたがあるもんだなあ。
笑いながら、感心することしきり。
みなさまからの投稿、まだまだお待ちしています。
もちろん「固有名詞」にかぎりませんよー。
書籍『言いまつがい』をご覧になった方からも
新しい投稿がどんどん届いています。
「言いまつがい」歴の浅い方も、
どしどしお寄せくださいませー。


手持ち無沙汰な時間よ、さようなら!
バックナンバーは携帯電話からも
おたのしみいただけますよ。
よかったら、お友達にもすすめてくださいね!

ついつい言いまつがいをしてしまったり、
耳にしたときは、
タイトルを「言いまつがい」として
postman@1101.com まで
すかさずメールをお送りくださいね。
どんどん紹介させていただきますよ!

2004-06-22-TUE
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