ほぼ日ブックス
商品について分からないことは、ここでね!
どこで買えるの?
投稿、待ってるよ〜!

新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その136〜


毎日毎日毎日、みなさまから届く
「言いまつがい」のメールを読んでいると、
ちょっとした職業病として、
身のまわりで「言いまつがい」があったときに、
それを心のなかで
即座に採点してしまう傾向が自分にある。
たとえば誰かと昼食に出て、
その人が「アイスティーをアイスで」みたいなことを
口にして「しまった」という顔をしたときに、
「『言いまつがい』としてはまだまだだな」
などと人知れずジャッジをしてしまう。
率直にいって、意味がないこと甚だしい。
ひょっとしたら、このコーナーを
読んでくださっているみなさんのなかにも、
こういう傾向があるのではないだろうか。
それはそれとして、今日も最後まで
のんびりとおたのしみください。

父が、
「あ、あれ飲むかな、オーロラ
と、冷蔵庫の方へ行った。
取り出したのは
「アセロラジュース」だった。
(魚)

水着の話をしてる最中に、友人Yが
「あたし胸ないから、
 ニキビ着れなーい」
と言いまつがえておりました。
(VACA)

最近はやりの
にがりダイエットに挑戦するために、
にがりを買ってきた同僚。
「食事に混ぜるだけって、
 めんどくさがりの私には
 もってつけよね!」
(穂村光哉)
私は経理に所属している。
ある日同僚と携帯の話をしていた。
そこへ電話が鳴り
「経理です」と言おうとしたところ
「ケイタイです!」
と言ってしまった‥‥。
どんな部署やねん!
(ino)

自宅のリビングでTVを見ていた時、
「全く、あさって来やがれ、よ!」
と口にした母。思わず、
「あさってじゃ来れるっちゅうの!」
と思いっきり突っ込んでしまいました。
(KeaMahina Mama)

亭主の祖母はペットボトルのことを
「ペットボトラーズ」
と言います。複数形?
どこかの少年野球チームの名前に
採用してもらいたいな。
(morihisa)
テレビで水族館が出てくる番組で
マナティが泳いでいました。
マナティのヒレを見て私はうっかり
「あの足ヒレと言うかしっぽというか、
 うしろのところは、
 カモシカに似てるねえ。
 ‥‥いや、まちがったカワウソ
 いやカワウソじゃない。なんだっけ?」
夫は「カモノハシじゃないの?」
どんどん泥沼にはまってしまいました。
(りんりん)
友達とUNOで
盛り上がっていたときのことです。
遂に私の手持ちのカードが
ラスト1枚に!
そしてここぞとばかり
大きな声で言いました。
「ノウ!」
友達に「どっちやねん」
と突っ込まれました。
(premier)
久しぶりに旦那とスーパーへ買い物。
帰りの車で、
旦那が前のバイクに向かって
「このボコ、じゃまやなあ」
と言った。少し間があって、
「あっ、ボケとボコを
 言い間違えた」
私は、バイクの新しい車種かと思った。
(ゆうこ)
吹奏楽部の部員です。部活動の終わりに、
部員に対して何か連絡がある人は、
前に出て連絡するんですが、副部長が、
「このあとパートリーダーは、
 ピアノの上に集まって下さい」
と、言いまつがっていました。
‥‥楽器をもっと大切にしましょうね〜。
(はっちゃ)
大学生のときに通っていた
美容室の店員さん。
ある日、先週観てきた映画が
とても怖かったということを
力説していました。
「主人公の家に不審な手紙が
 何通も届いてたり、
 親しい友人なんかが
 次々に殺されていったり
 してたんですよー」
こちらも相槌を打ちながら聞いていたら、
最後に総括が。
「いやー、とにかく
 すっごいコメディでした!」
金ダライが
頭上に落ちてくる気がしました。
(蟹王子)
目の検査で、大きさの違う円の
左右上下どちらが開いているかを
答えるのありますよね。片目を隠して、
「右!」とか「下!」とか答えるアレ。
先日、自動車免許の更新で
視力検査をした時のこと、
係の女の子に、じゃあこれから見える
記号を見て答えてくださいと言われ、
右開きの円をみて、
「右!」と答えるべき所を、元気よく
「シー(C)!!」
と答えてしまいました。
そんなこと言ったら全部Cだよ。
(えの)
「太」という漢字を表すのに
「大きいの股にチンチンついたやつ」
と言うのを読んで思い出したのですが、
先日、ウチの母が
「典」という漢字を表すのに
「お神輿みたいな字!」
と言っていました。
わからなくもないけど
微妙だなと思いました。
(あんこ)
親戚のおばあさんのお通夜に行ったら
かねてから慌て者で評判の
喪主のおじさんが
「おーい! 祝電ここに
 まとめて置いてあるから!」
と大声で何度も言っていました。
その上、お坊さんのために用意した
座布団に値札が付いているのを見つけ、
「こりゃいかん!」とはさみを持ち出し、
値札でなく
紫色の房を切り落としていました。
故人が大往生だったため
周りもあまり悲壮感は無かったのですが
それでもおおっぴらに笑うわけにいかず、
つらかった。
(さば子)

いやあ、最後のネタは笑った。
「言いまつがい」と「やりまつがい」の複合技。
「紫色の房」を切り落とすおじさんに
どうぞよろしくお伝えください。
みなさまからの投稿を募集中です。
ぴんときたら、こちらのアドレスよりお送りください。


手持ち無沙汰な時間よ、さようなら!
バックナンバーは携帯電話からも
おたのしみいただけますよ。
よかったら、お友達にもすすめてくださいね!

ついつい言いまつがいをしてしまったり、
耳にしたときは、
タイトルを「言いまつがい」として
postman@1101.com まで
すかさずメールをお送りくださいね。
どんどん紹介させていただきますよ!

2004-06-29-TUE
ホームへもどる