いま、こうしているあいだにも、
きっとどこかで誰かが「まつがって」いるのです。
え? それはあなたでしたか? こりゃ失礼。
じゃあ、すぐにそれを投稿してください。
このページは、みなさまの
迅速な投稿により成り立っています。
本日も、全国から寄せられた
些細な「まつがい」の集積を
たっぷりとお楽しみくださいませ。 |
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20Wと30Wの電球を買いにお店へ。
見つからないので
店員さんに聞こうとして気付きました。
そこは文房具屋さんでした。
結局、まだ買えていません。
(聞く前に気付いてよかった) |
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できあがった洗濯物を取りに
クリーニング屋に行ったのに 隣の薬局へ入って
洗剤と猫の餌を買って帰ってきました。
猫に餌をやり、洗濯も終え
「さて、クリーニング屋に行こう!」
と思った瞬間、
自分のまつがいに気づきました。
(ごえもに。) |
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今日は休みで天気は晴れ、
降水確率も0%なので
久しぶりに布団を干そうと思い
布団を数枚干す事のできる
布団干しパイプを庭に設置しました。
布団干しパイプが風や布団の重さで
ひっくり返らないように
重りとしてブロックを布団干しパイプの下に
2ヶ所も乗せて準備万全完璧状態です。
買い物へ出かけて買い物から帰ってきて、
信じられない光景に時間が少し止まりました。 「あっ、布団干し忘れた‥‥」
冬の暖かい日差しで布団干しパイプが
ほんのり暖かったです。
(トシノ!)) |
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私の彼氏が両親を連れて
私の家に挨拶に来ました。
お茶を出し、会話も弾み
さて、と‥‥いよいよ本題に入ろうとしたとき
私は気がつきました。 全員の湯呑み茶碗に
「¥20」の札がついている事に!!
その後、無事に結婚できてよかったです。
(マロ) |
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ある朝、誰かが寝ている私の
顔にかかっている布団をめくってます。
1歳になる娘が遊んでいるのか?
と目をあけるとそこには、
寝相が悪い娘を捜す夫の顔。
「なんでさがしてんの?
娘はっ? どこっ?」
と、慌てて体を起こす私。
ひゃーーー。
娘はいました、 私の頭の下ですやすや寝てました。
私は1歳の娘を枕にして、寝ていました。
眠る娘に、ごめんなさいと
心からあやまりました。
(ぷーちゃん) |
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小学校低学年のとき、
水泳の授業のために水着に着替えていました。
すべて着終わったあとで、
ある生徒の「私の水着がないよー」という声が。
まさかと思って水着の名前を見たら、
そこには彼女の名前が書いてありました。
あわてて水着を脱ぎ、
「ごめん!」と言って返しましたが、
あわてすぎていて私は素っ裸のままでした。
自分の水着を探し出して着るまで、
恥ずかしくて涙が出そうでした。
(ちゃんと確認しようね) |
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私が小学生の頃の話です。
実家では、祖母がガラス窓を
毎日ピカピカに磨き上げてくれていました。
祖母にとって窓拭きの腕前は誇りだったので、
私が拭いたばかりの窓に触って指紋をつけるたび、
祖母のカミナリが落ちました。
1階のリビングは庭に面したガラス戸があり、
夏の暑い日、空模様を見ようとして
寄りかかったところ、 そのまま庭に落下しました。
どうやら窓は全開だったようです。
あわてて祖母が庭に駆けつけて、
「何しとんのや!
危ないことしよって!」とカミナリ。
何が起きたかさっぱりわからない私は、
ただ呆然として
「ガラス戸に寄りかかったはずなんやけど‥‥」。
祖母は誇らしげに笑い、
「ほれみ、うちの窓は
閉まっとるか開いとるか
わからんくらいぴっかぴかや。
ばあちゃんの窓拭きの腕は天下一品やろ!」
それ以来、祖母の腕前をたたえる出来事として
親戚中に語り継がれました。
今でも、実家の窓という窓は毎日ぴかぴかです。
(Sukachy) |
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うちの近所の銭湯で、あろう事か
脱衣所からすっぽんぽんのまま
出て行こうとしたおばさまがおりました。
脱衣所からお風呂場へ行く扉と、
脱衣所から待合室や受付のとこへ出て行く扉が
まったく同じデザインの扉なので、
まつがったんですね~。
もちろん外へ出る直前に気がついて
引き返してきはりました。
(mお) |
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もう、お読みいただけましたか? 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』。
暇つぶしとしてすぐれていることはもちろん、
親しい人への一風変わったプレゼントとしても
たいへん喜ばれているようです。
お近くの本屋さんになければ、
ぜひAmazonなどのネット書店でお求めください。
みなさまからの投稿もお待ちしております。 イラスト:しりあがり寿 |