その1111
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
が
タモリさんの番組をはじめとする
各種メディアでいまだに取り上げられることが多く、
「言いまつがい」のアクセスは急増中です!
最近読み始めたみなさん、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
昔からお馴染みのみなさん、
やぁ、どうも! これからもよろしくね!
てなわけで今日は、元祖「言いまつがい」!
例によって傑作満載でお届けいたします。
どうぞ最後までのんびりお楽しみくださいー。
部屋を出て行こうとする妹に、
「ときどき来てね」と
「ちょくちょく来てね」
というのが混ざってしまい、
「
ちょきちょき
来てね」
と言ってしまった。
(とみぃ)
妹と話をしていたときに
「別々」と「他」が混ざってしまい
「
ほかほか
にするの?」
と言いまつがってしまいました。
(ご飯ならいいのに)
ショーウィンドウに
素敵なスカートを見つけて、
「あのスカート、素敵!」
と言おうとしたのに、
「あの
ステーキ、すかと!
」
と大きな声でさけんだ友人。
ごっつい訛ったようにも聞こえます。
(がちゃぴん)
電気屋に行く時、娘の最大の楽しみは
「来店ポイント」がもらえるスロットマシン。
先日、行ったときに
娘にポイントカードを渡して言ったこと。
「
ポいてんらイント
もらってこい!」
とうちゃん頭おかしい、と言われました。
(かっぺ)
お洋服の販売をしてます。
休憩に行けずお腹がすいていました。
きれいなお姉さんを接客している真っ只中‥‥。
「グー」とすごい音。慌てた私は
「申し訳ございません、
おならが‥‥
」
ちがう、おなかだ‥‥。
(たかこ)
愛すべき天然な職場の先輩。
先日後輩の異動話に花を咲かせていた時。
「あの子、
異動してから生き生きしてるねー。
水をかぶった生き物
みたいに」
「・・・あ、水を得た魚ですね」
半魚人か。
(てんとう虫)
初夏の風が爽やかな季節、
十代の頃からの親友が結婚。
披露宴当日、友人代表のスピーチを頼まれ、
マイクを前に緊張した私が発した第一声は、
「あけまして
おめでとうございます」
。
一瞬の沈黙の後、会場は爆笑の渦となりました。
(季節はずれの38歳)
先日、旦那さんのお尻をたたいたら
「セクシャルハラスメントやんけ!」
と言いたかったのでしょうが
「
セクシャルバイオレット
やんけ!」
と言われました。
え、桑名? と聞き返してしまいました。
(かずぼん)
コンパニオンのバイトをしていた時、
あるパーティーで珍しく紹興酒が出ました。
自分では飲んだ事もなく、緊張していたため、
「
養命酒
でございます」
と勧めてしまいました。
しかも、その方は60代くらいの男性で
他はみんな20代の若者だったので
さらに気まずかったです。
(ぷこ)
店の壁を紙ヤスリで滑らかにしていたところ
新人がボロボロの紙ヤスリを手に
「このヤスリ
もう
ヤスれません!
」
「このヤスリもう使えません」
と伝えたっかたのでしょう。
(wanco)
趣味でイタリア語を勉強している私。
イタリア語の「グラーツィエ」の
「『ラ』の巻き舌音」が難しくて、
「ルァルァルァ‥‥」と、
いつでもどこでも練習していました。
そんなある日、バイト先の日本料理屋で
「菜の花からし味噌和え」を
お客様にお出ししたところ
「こちら、
菜の花
カルァシ
味噌和えです!」
と、「からし」の「ら」を
巻き舌で発音してしまいました。
(お客様はスルーしてくださいました)
もう数年前のことですが、
送別会で突然締めを任命され、
本来人前でしゃべるのが苦手な私は
極度の緊張へ!
なんとかコメントを発し、
最後に三本締めをしようと、
壇上から皆に向かって大声で叫びました。
「三三七拍ーーーー子ッ!!」
‥‥一瞬の沈黙のあと爆笑が。
その上、会場の皆さん、
本当に三三七拍子をやってくださったのです。
それ以来しばらくの間は、
締めというと「三三七拍子」
という言葉が 飛び交うように。
私の人生最大の言いまつがいでした。
(一本締めにしときゃよかった)
妻が土佐犬の事を
「佐渡犬」
と言っていた。
本人は間違いに気づいてないようでした。
(まさ爺)
え? 読んでるだけだと物足らなくなってきた?
ああ、じゃあ、もう、投稿するしかないですね。
ぜひとも投稿するべきです。いま投稿しましょう。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
あなたの身の回りに起こった「言いまつがい」を
深く悩むことなく気軽に書き記し、
そのままの勢いで送信ボタンを押してください。
どうです? 意外に簡単でしょう?
そしていつものお知らせです。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
は
おかげさまでロングセラー街道邁進中。
まだの方は、ぜひとも、どうぞ。
イラスト:しりあがり寿
はじめて投稿する方へ
2007-03-01-THU
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN