日曜日、いかがお過ごしでしょうか?
今年は記録的な暖冬だそうですが、
みなさまのところはどうですか。
寒けりゃ寒いで、部屋でぬくぬくと、
暖かければ窓際かなんかでぽかぽかと、
どうぞ「まつがい」特集をお楽しみください。
今日も全国のみなさまからよせられた
さまざまな「まつがい」がそろってます。
のんびり、くすくす、最後までごゆっくり。 |
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主婦業とパートで
体力の限界を感じていた頃。
満員電車でつり革を持って
居眠りをするサラリーマンの如く
ひざがカクンとなりながら
夕食の食器を洗っていました。
翌朝、台所に立つと、 冷蔵庫の野菜室で茶こしを発見し 電子レンジを開けると
やかんが鎮座していました。
あ~、こりゃあかんわ~と思いました。
(お疲れ、おかん) |
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私の父の話ですが、
冬にタイヤを自分で交換しようとしてました。
倉庫から冬タイヤを持ってきて、
ジャッキアップしてクロスレンチでナットを緩め、
夏タイヤを外し、冬タイヤへ。
結構手馴れてて、しばらくすると作業も終了。
さあ、外した夏タイヤをしまおうと、ふと見ると、
そこにあるのは装着したはずの冬タイヤ!
父よ、あんたは何を交換したんだ。
(二度手間) |
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出勤途中、助手席に
クリーム色のバラをたくさん載せて
走ってくるトラック。
「後ろに載りきらないほどのバラ‥‥
結婚式かな?」
近づいてきたのでよく見たら、白菜でした。
束ねて横積みしてあったので、
ヒラヒラな葉っぱが見えたのでした。
朝は寒いです。
(れちこママ) |
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銀行に勤める友達に聞いた話。
後輩が座る窓口に
「お金を下ろしたい」と 郵便局の通帳を持ったお婆ちゃんがやって来た。
その銀行の隣には郵便局があるので、
間違って入ってきたと思った後輩は
素っ気なく「隣です!」とだけ言い放った。
すると、お婆ちゃんは 横歩きで隣の窓口に移動し、通帳を‥‥。
後輩は慌てて「外に出てから、隣です!」
と言い直したそうです。
(p) |
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ひげを剃っても時間が経つにつれ
ひげが濃くなる友人がいたのですが、
あるとき家を訪ねたところ
彼によく似た人が出てきました。 「お兄さんですか? 弟さんはいますか?」
と言おうとしたところ、彼でした‥‥。
これを後で彼に話したところ、
「嘘だっ!」と言われましたが、
本当だっ! 本当にそう思ったんだっ!
(らもん) |
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高校生のときの話。
その悲劇は、教室で女友達数人との
楽しいランチタイムで起こった!
うちの母は毎日お弁当を作ってくれ、
とても有難かったのですが、煮物系が多く、
よくその汁がもれてお弁当包みまで染みて
茶色になっていることがあり、
それがイヤでイヤで‥‥。
その日も、思いっきりシミシミデーでした。
「あ~あ、弁当包みまでお汁くさ~っ!」
と友達にボヤいていると‥‥
その友達が何やら複雑な顔をして私に 「ソッ、ソレッ、私のハンカチじゃ‥‥」。
「ギャーッ!(私の叫び声)」
ほかの友人たちも明らかにドン引き状態‥‥。
そうです。私の母はやっちまいました。
友人から借りたハンカチを弁当包みに使用し、
なおかつ、汁、汁までっ‥‥。
(テール) |
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以前新宿の歌舞伎町近くで
バイトしていた頃のことです。
朝靄の立ち込める早い時間に、
バイト先に向かう細い路地を歩いていた時です。
路肩に積んであった ごみ袋の山の中に、人の頭が!
ビックリしてヒックリ返りそうになりましたが、
よく見るとマネキン人形!
そんなもの捨てるな!
周りの雰囲気が雰囲気なだけにホント怖かった。
(新宿鮫) |
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こういうのは、何まつがいと言うのでしょうか。
中学生の頃の話です。
「気をつけ、礼、直れ」というのを
ピアノの和音で表す合図があるでしょう
(ドミソの和音とか)。
音楽の先生が異動して、
新任の先生にさせるわけにもいかなかったのか、
社会科の先生が、ピアノの椅子に座りました。
「ピアノなんか弾ける先生だっけ?」と思っていると、
普通なら、ジャーン、ジャーン、ジャーン
(本当は2度目の和音が違う)となるのに、
緊張しすぎたのか、 ジャーン(少し違う和音)、
どーん(全然違う和音)、
ばぁ~ん(不協和音)になりました。
季節は春でしたが、体育館の空気が
一気に氷点下になった気がしました。
(ss) |
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