当人がおっちょこちょいであるかどうかを問わず、
「まつがい」というのは
誰の頭上にも等しく舞い降りるものなのです。
むろん、当人がおっちょこちょいであった場合は
舞い降りる確率は高くなりますけどね。
そんなわけで週末は「まつがい」特集。
今日は、どこのどなたが、どのような
「まつがい」をやらかしてしまったのでしょうか。
どうぞ最後までのんびりお楽しみください。 |
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北国の冬、熱めのお風呂で
1日の疲れを癒し、化粧を落とし
「さっぱりしたー」
とお風呂上がりに化粧水をパタパタ。 次に化粧下地を塗り塗り‥‥。 寒い洗面所でもう一度洗顔‥‥。
あまりにも自然な行動で自分でもびっくりしました。
(湯冷めするわい) |
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一人暮らしを始めて間もない頃のことです。
私は一日を終え、
熱いお風呂に入ろうとしていました。
浴室にお湯を溜め、服を脱いで浴室に入り、
まず洗面器でお湯を汲み、
ザバーっと勢いよく身体を流すと、 「冷たい!」
お湯を入れたつもりが、
水を湯船いっぱいに溜めてしまったのでした。
(結局シャワーですませた) |
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夫が某コンビニから
買ってきたチーズケーキに、 ストローが添えられていました。
吸えません。
(普通に食べた妻) |
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とある自動販売機にて。
「あったか~い」の文字が 全部裏表逆になってました。
(「つめた~い」はきちんとなってるのに) |
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道端にベージュ色の猫がいました。
その猫がひょこひょこと電柱に駆け寄り、 左後ろ脚を上げました!
自主的にお散歩するご近所の「犬」でした。
(p) |
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試験勉強で気分が沈みがちなので、
キャンドルをともしてみた。
もう3時だから眠らなきゃ、
キャンドル消して、パソコン落として、
と順序だてて考えていたつもりが、 パソコンにふぅふぅ息を吹きかけていた。
パソコン、シャットダウンならず。
(こ) |
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入試を直前に控えピリピリしていた頃。
予備校に通う途中の駅改札にて。
当時、自動改札機がなかった時代で
定期券を駅員に見せ通過。
「もしもしお客さん、もう1回定期券を」
(チッ、プロなら1回で見ろよ)
「はい、ほら」
思い切り不機嫌顔で
もう一度定期券を差し出したが
なんとそれは単語カードでした。
「あ、あれ、あの、いえ、すみません」
あわてて、定期券を探す私。
「勉強がんばってね」
駅員さんの言葉が身にしみました‥‥。
(ひでゆ) |
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経理を担当しています。
届いた領収証をチェックしていたら、違和感が。
200円の収入印紙(緑色)ではなく 80円切手(もうちょっと濃い緑色)を
貼られたものが‥‥。
さすがにその節約ワザは認められませんので、
速攻電話して再発行していただきました。
(サルの子分) |
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車やカメラなど、高額な持ち物には
名前をつけるクセがあるワタクシ。
先日自転車を購入した際、店主から
「お名前をどうしましょう」と聞かれ 「それがまだ決まらないんですよねぇ」
と即答しました。店主はキョトン顔。
二呼吸ぐらいして気付きました。
後輪のところに書く持ち主の名前を
記入するかどうかということだったようです。
「あ、いえ、名前はいいです‥‥」
と苦笑いするのみでした。
ちなみに自転車の名前は青太郎に決まりました。
って誰も聞いていませんね。
(メランコリックに大掃除) |
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残業で終電間近となった地下鉄の電車の中で
空いていた席に座り、
読みかけの本に没頭していました。
何駅か過ぎた頃、
車内が混雑してきたなぁと思って
本のページからふと目を上げると、
私の目の前には臨月かと思うほどの
妊婦さんのお腹が‥‥。
「大変! 席を譲らなきゃ!」
と思って本を閉じて、立ち上がったところ そのお腹の主は、 おじさんであったことが判明。
次の駅で降りるフリをして座席を譲りましたが
その体型は、絶対まつがっている。
(千鳥格子のコートにだまされた) |
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うちのじいちゃんが、
かかりつけの医院に行って
聴診器をあてようというときに上着を脱いだら シャツのえりにはフリルがついていました。
たとえ、ばあちゃんが、
タンスに入れまつがったとしても
着る時にわかってほしい、と思った嫁でした。
(ぷう) |
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そぎゃんこつなら、おいは毎日やらかしとるばい、
などと感じた九州男児は即投稿!
いえ、出身地や性別は問わないのが真実です。
ともあれ、あなたもぜひ投稿を。
下の「投稿する」ボタンをクリックして
その出来事をシンプルにタイピングし、
言い回しなどに悩むことなく
おらおらっと送信ボタンを押してください。
それはそれとしてそうであるとして、 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』も
どうぞよろしくお願いします。 イラスト:しりあがり寿 |