「言いまつがい」があるのなら、
「書きまつがい」だってあるのです。
言った瞬間は恥ずかしいものの、
事実が宙へとかき消える「言いまつがい」に比べ、
それが物理的に残り続けるのが「書きまつがい」。
いずれにせよ、読むほうとしては愉快ですね。
家庭に、職場に、学校に、街角に‥‥。
とどまり続けるさまざまな「書きまつがい」を
どうぞ、最後までごゆっくりお楽しみください。 |
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今日、塾の英語の講師が、黒板に
「豪雨」と書こうとして 「激雨」と。
さらにその後
「クジラ」と書こうとして 「グシラ」と。
(ひろぽん) |
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大学の食品化学の授業で
先生が黒板に大きく 「ウンコ」と書いてました。
もちろんウコンと書くべきところで。
真面目な先生なので
誰もつっこめませんでした。
(ウコンを見ると思い出します) |
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数学の時間。
「xが1から3まで
動いた場合の数を求めよ」
という問題を、
眠くてウトウトしながら書いた後、
ノートを見直してみると、
「俺が1から3まで
動いた場合の数を求めよ」
と書いてあって、ひとりで爆笑しました。
(豆豆こまめ) |
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うその様なほんとの書きまつがい。
とある結婚式披露宴の出席者一覧。
「新郎の叔母○本×子
進路運叔母△谷□美」
たぶんローマ字打ちで間違えたんでしょうね。
(keeko) |
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ウチの父は、クロスワード・パズルの
「小指と小指を結ぶ赤いものは?」に 「いも」
とまつがって書き、
「他の言葉が合わない」
と本気で悩んでました。
(大江戸) |
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久しぶりに実家へ帰省。
テーブルの上には、いくつかのリモコン。
わかりやすいようにマジックで
それがなんのリモコンか
デカデカと書かれてました。
そのうちのひとつには
‥‥「ヒデオ」。
父さん、母さん、ヒデオって誰?!
(ひまわり娘) |
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法的な手続きを説明するレジュメを作成しました。
間違いがないか、慎重に見直したつもりなのに、
担当者に渡してから
「宅地等につき‥‥」が 「宅地とウニ付‥‥」
になっていることに気づきました。
家にウニが付いてきたら大変です。
すぐに差し替えました。
(ウニ子) |
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先日、ある授業での出来事。
私はその日発表があったので、
レジュメを作って行ったんです。
授業が始まる数分前に、
レジュメを読み直してみると、
その日のテーマだった
ナショナリズムとは一切関係ないであろう、 「渡嘉敷見る」
という文字を発見。
本当は「溶かし込む」と打つ予定だったのが、
文字をまつがえて入力したあげくの
ミラクル変換機能。
その後修正液がなかったため、
棒線を引いて訂正するも、
見え隠れするトカちゃんの文字。
そのまま配布し、
恥ずかしい気持ちのまま発表を迎えました。
(トシロー) |
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中学校での卒業文集。
テニス部の主将が、
部活の思い出を語った作文を
顧問の先生に見せに来ました。
今までつらかったこと、
うれしかったことが並び、
最後に先生への感謝の言葉が。
「本当に先生方には
感謝の気持ちでいっぱいです。
先生方に指導してもらったことを
心から誤りに思います。」
「誤りかよっ!」と激怒する顧問。
「え? どこか間違ってた?」
と、本当にわかってない主将。
職員室で大爆笑でした。
(ホントは「誇り」って書きたかったんだよね) |
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小学校の1年生の時に、
先生が大掃除の用意に
必要な物を言うのを書きうつして、
寝る前に家で用意するのにノートを見てみたら、
「ぞうきん2枚、
さんかくきんかくきん1枚」
と書いてありました。
(ぴろかず) |
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「書きまつがい」「言いまつがい」、
その他どのような「まつがい」でも
どうぞ、お気軽にご投稿ください。
ま、いつかやってみよう、と流すことなく、
どうせならすぐにお試しください。
やり方は本当に簡単です。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
エピソードを簡単に書いて送信するだけ。
ほら、2行で済むくらい簡単なんです。
そしていつものお知らせになりますが、 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』も
どうぞよろしくお願いします! イラスト:しりあがり寿 |