その1130
みなさん、こんにちは。あっ、ほぼにちわ。
きょうは、こどもの、「言いまつがい」を、
たくさん、あつめて、のせてみました。
だから、よんでほしいけど、なぜかというと、
こどもは「まつがえる」のが、ふつうなので、
いつもは、あんまり、のせないんだけど、
こういうふうに、のせることがあるからです。
きっと、おもしろいとおもう。
じゃあ、さいごまで、よんでね。またね。
姪は幼稚園時代のある日、
量販店で壁に掛かっている
リュックサックを指さし
大声でこう叫けんだそうです。
「ママ〜! 
 あのリュックショック
 欲しい〜〜〜!!
リュックショック!
そりゃぁ‥‥ショック!
(mayo)
4歳の娘が、ある晴れた日に言った言葉。
「ママー、こんな晴れた日に
 うちの中で遊んでたら、
 ねぎになっちゃうよー」
それを言うなら、もやしですよ。
(みえ)
同居しているおじいちゃんが
新しいコートを買ってきた。
それを見た9才の孫娘が
「わぁ、じじ、
 ホームレスみたい!」
それを言うならホームズでしょ‥‥。
(うすゆきシスターズ)
学校の先生に
「お母さ〜ん」と呼びかけたり、
親に「せんせい!」と言ってしまったり、
といったまつがいは
どなたにも経験がおありだと思います。
小1の娘、初めてやってくれました。
私に向かって、
すずちゃ〜ん
 (仲良しのお友だちの名前)」
先生じゃなくて友だちかよ〜。
(理想は友達のような母娘関係)
小4の息子が、自分の上着に
内ポケットがあるよと言おうとして、
「内コペット」
と言っちゃいました。
(かよらん)

娘が小4の頃の言いまつがい。
新聞にある女性の写真の横に
「小さい頃は目立たぬ子でした」
と書いてありました。
それを見た娘がやってくれました。
「ママ! この人珍しい名前だね!
 『メダチ タヌコ』だって!」
タヌ子‥‥って!
(ぽんぽこ)

娘が小3の頃
「ママ、公民館で
 『ムナゲ〜教室』
 あるんだけど
 行ってもいい?」と訊かれ
「??? どんな教室じゃ?」
と持っていたプリントを確認したところ
「陶芸教室」でした‥‥。
「胸」と「陶」、似てるけど違いますから。
(あんずママ)
久しぶりに
孫とお風呂に入ったおばあちゃんが、
大きくなった小学3年生の息子の
足を見ながらしみじみと
「骨も太くなったねー」と言ったら、
息子が自慢げに太ももをさすりながら
「うん、おれ、
 ふともほねいよ」
と言ったそうです。
(あきゆかママ)
小4の息子は
ゲームをしながらの独り言が多い。
「う〜っ‥‥よしっ‥‥
 えいっ! はっ!
 ああ〜、にがい!
にがい?
「あ、まちがえた。マズイだ」
(マリオ ピンチ!)
幼稚園の娘が茶の間で大声で叫んでいる。
「おかーさん
 がいるよー、早くきてー」
「ゲ」ってなによ?
「飛行機みたいに
 ブーンって飛ぶやつぅー!」
茶の間に飛行機はいないと思うけど?
行ってみたら飛行機よりは
ずいぶんちっちゃな
「ガ(蛾)」だった。
(ゲ!)
友達の娘(5才)が、
おばあちゃんとスーパーに行って
「何を食べたい?」と聞かれ
「もぐらの刺身」と言いました。
おばあちゃんは、
最近はもぐらを刺身にして食べるんだと
感心しながら娘に手を引かれて行った先には
まぐろの刺身が‥‥。
もぐらなんて食べませんよ。
(さと)
私が韓国に遊びに行ったとき
息子は床屋で
「お母さんは
 韓国のプーサン
 会いに行った」
と言って回ってました。
(釜山にはプーサンはいなかったよ)
どうですか。おもしろかったですか。
ぼくは、たいへんおもしろかったです。
こういうやつを、しっているひとは、
メールで、おくってみてください。
したの、「投稿する」というやつを、
マウスでおすと、べんりだとおもう。
あと、ほんも、でているのです。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
っていう、なまえの、ほんです。
それも、おもしろいので、よろしくね。
じゃあ、またね。さようなら。

イラスト:しりあがり寿


2007-03-20-TUE
もどる
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN