ハロー、スーザン。
キミはジョークが大好きだったな。
また、アジアのニッポンから
愉快なジョークをたっぷり仕入れたので
キミにプレゼントするよ。
そう、現地じゃこれらは
「イイマツガイ」と呼ばれているらしい。
時として、以下に書き記したような
いくつかの文章のつらなりは
あなたに、愉快さというものを、
思い起こさせる機会になりうると、
しばしば、私は思ったからです。
じゃあ、最後まで、楽しんでくれ。 |
 |
 |
友人が初めて英検を受けた時の話です。
面接官の部屋に入る際に
「May I come in?(失礼します)」
と言うつもりが、友人は緊張のあまり
「May I help you?
(いらっしゃいませ!)」
面接官のおばさんには
普通にスルーされたそうです。
(ごろ太) |
 |
私のつたない英語で
アメリカ人の先生に質問中の出来事。
「How dose muscle attach on the bone?」
(筋肉はどうやって
骨にくっついているのですか?)
と質問したつもりで、
「How does キンニク
attach on the bone?」
あ、キンニク、日本語です。
アメリカ人の先生は、はてな顔でしたが、
私は一人でこらえきれず、
ふっふっふっと笑ってしまいました。
(ヤマモタリア) |
 |
もう中2にもなるMくんは
数字を英語に書き換える問題で
「8、9、10」を
「Eight、
night、
ten」
とリズムよく書いておられました。
(そいむまー) |
 |
中一のとき、初めての英語の授業で、
「身の回りにある英語」を発表しあっていた。
すくっと手をあげた友人は 「デェ~ンキスタンド」
と自信満々に答えていた。
(発音は良かったな) |
 |
中学一年で英語を習い始めのころ。
先生の「窓は?」の質問に
全員で「ウインドウ!」と答えるところを、
友人が誰よりも早く、ひときわ大きな声で 「サッシ!!」
(テリーメン) |
 |
たった今妹がやらかしました。
夕食後、妹が
「アンクル(uncle)って
おじさんかおばさんか
どっちやっけ?」と聞いてきたので、
「おじさん」と答えました。
「じゃあ、おばさんはなんやっけ?」
と聞くので、また答えようとしたところ、
もう一人の妹が自信満々に 「ティンクル!」と‥‥。
きらきらですか。
(ちなみに小6双子) |
 |
中学の時、英語の授業で、
「風は『ウインド』、雨は『レイン』、
では、霧は、なんていうかわかる人!」
と、先生が質問した。
皆が首をかしげる中、
成績優秀な男子生徒が自慢げに、
「はい! 『ノォ~ム』です!」
と答えた。先生は笑いをこらえ、
「残念! 『濃霧』は、こうだね」
と黒板に書き、
「難しい言葉をよく知ってるね!」
とフォローした。
(英語は苦手) |
 |
英語の先生をしています。
授業では毎時間、
「Good morning, everyone!」
と呼びかけ、子供たちは
「Good morning, Miss Suzuki.」
という挨拶をしてきてます。
なのにどうして、テストで出した
「そのケーキは鈴木先生によって食べられた」
という簡単な受動態の文章を
「Suzuki sensei」で始めるのか!
そのあと、
「Suzuki sensei was
eaten by the cake.」って、
鈴木先生がケーキに食べられちゃってるし!
やめてー!
(スズキ・センセイ) |
 |
typhus=伝染病。日本語で「チフス」。
正しい発音を知りたくて
アメリカ人のJ君
(日本語はまったく話せない)に聞いた。
当然「チフス」ではわからないと思い、
「T-y-p-h-u-s」とスペルを説明。
すると、すかさず横にいたアメリカ人のG君
(大学で日本語を学んでいる)が
流暢な日本語で「チフス」と。
‥‥ありがとう。
いまだに英語発音がわかりません。てか何語?
(ドイツ語、元はギリシャ語らしいです) |
 |
HAHAHAHAHAHAHAHAHAH!!!!!!!
いやぁ、ニッポン人ってのは、
ほんとうに愉快な人たちだ。
キミも、こういう「イイマツガイ」を
知ってたらメールしてみるといい。
そうそう、ニッポンじゃ、
この「イイマツガイ」の傑作選が 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』という
2冊の本になっているらしい。
ぜひ、読んでみることをおすすめするよ。
それじゃ、またセバスチャンの店で。
デカいカボチャを見ると
ついポンポン叩きたくなる、ジミーより。
PS:
技術が進化するのは歓迎だが、
ケイタイ電話のボタンはオレには小さすぎる。 イラスト:しりあがり寿 |