どれだけ慎重に過ごそうとも、
かならず「まつがい」はハプンするのです。
あらがうことなかれ、「まつがい」に。
受け入れよ、「まつがい」を。
今日も全国のみなさまから届いた
さまざまな「まつがい」をお送りいたします。
平凡な日常に生じた小さな「まつがい」の傑作たち。
どうぞ最後までのんびりご覧くださいませ。
オッシャレーなホテルに宿泊したときのこと。
ユニットバスの横の洗面台で顔を洗って
少し固めのタオルで顔を拭きました。
拭いたあとで気づいたんですが、
それは
バスマット
であった!
だって手の届くところにあるんだもん。
(め〜)
たった今のことです。
会社で身だしなみチェックしようとして
デスクの引き出しからふたつ折りの手鏡を出して
開けてみたら、それは
スタンプ台
でした。
開けるまで気がつかなかった自分、
けっこう疲れていると思います。
(あと15分で終業時間)
コンビニで買い物をしてレジでお金を払うとき、
「458円です」と言われたのに、
私は「485円」だと勘違いして
ぴったり「485円」出して、
微妙なおつりを受け取りました。
(自分を疑わない人)
母が一人で車で買い物に行こうとした時の話。
出かける準備を整え、家から出て車に向かい
何を思ったか、
助手席に乗ってしばらく待機していた。
ハッと気がついて慌てて運転席に乗ったらしい。
‥‥誰待ち?
(みわ)
ちょっと手狭だけれど、
おしゃれなカフェでひとり食事。
壁際の奥まった席が私のお気に入りの席だ。
風邪が治りきっていないため、
食後に薬を取り出して水とともに飲むことに。
粉薬の封を切り、水を口に含み、
薬を口元に持って行って、
一気にあおろうとしたところ‥‥ゴンっ!
後頭部をしたたかに壁にぶつけました。
お、おしゃれな、カフェなので、
動揺せずに、な、なんとか飲み終えました。
つーか、壁、近すぎだ、この席。
(あけがた)
打ち上げの二次会、
締めにデザートをメニュー(写真入り)で
物色してた私に、隣に座っていた学生が、
「ぜんざいありますよ!」
彼が指差した先には、
マグロ丼の写真
が‥‥。
確か視力2.0だったよね。
(もっち)
保育園で働いていた時の話。
子どもを寝かしつけるため、
添い寝をして、頭をなでながら
お腹を「ポンポン」とたたいていたら、
気がついたら、
頭をペシペシたたいて、
お腹をなでていました。
(みわ)
ついつい、まつがえてしまった話。
あるとき、友人が車を車検に出しに行くのに
ついて行ったときのこと。
車検に1日かかるというので、
整備場までそれぞれの車で行きました。
そして友人の車を預けて、
ふたりで私の車で一日遊び回りました。
車検が終わった時間に戻り、
「ありがとうございました」
と言って車の鍵を返してもらいました。
私は自分の車に乗り、
友達も私の車に乗りました‥‥。
「あれ?」
友達は自分の車を置いて帰ろうとしたのです。
友達は「あ、私が運転して帰るんだった」とぼけぼけ。
ふたりで笑い転げました。
(うめきち)
弟とお好み焼き屋に行ったとき、
弟はテーブルの上の
呼び出しボタンをポチポチ押している。
そんなに広くない店なのに
呼び出しボタンなんかあるんだ、
と思って見てみるとそれはなんと
醤油さし
。
少量ずつ出せるようについている
醤油さし上部のポッチを、
ボタンと間違えたらしいのです。弟いわく
「醤油なのはわかってたけど
その上に呼び出しボタンがついてんのかと思った」
とのこと。
そんなちっちゃいの普及してるか!
あったとして醤油の上にのっけるか!
(さばみそ)
小4の息子が「鼻血!」と言った後、
本当に鼻血が出てきました。
鼻血の経験がない私には、
鼻水と鼻血、
どうやって区別がつくのかわからないので、
「よくわかるねぇ」と言ったら、夫が、
「おとうさんは、
『おなら!』と思ったら
うんこ
だったことがあるよ」と。
「‥‥」
(かよらん)
最後のネタのおとうさん、おもしろすぎです。
それはそうと、軽ぅ〜いヒマつぶしのつもりで、
やってみませんか? 投稿?
まずは下の「投稿する」ボタンをクリック。
そしてあなたの記憶に残る
些細で小さな「まつがい」を
シンプルにタイピングして送信してください。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
を
まだお読みでない方は、ぜひどうぞー。
イラスト:しりあがり寿
はじめて投稿する方へ
2007-06-03-SUN
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN