言おうとしたことと、違うことを言ってしまう。
それが「言いまつがい」です。
本来は「言いまちがい」と言うべきところ、
それすらすでに「まつがっている」という表現です。
たまには、こうして、
根本的なことを説明しておきたくなるのです。
さあ、元祖「言いまつがい」!
今日も愉快なネタがそろってますよー。
どうぞ最後までたっぷり楽しんでくださいね。 |
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先日、PTAにて子供相手に
大縄跳びの回数を競っているとき
掛け声をかけようとして、
「レディーゴー!」と
「よーいドン!」がまざって 「よディーゴー!」
と思いっきり叫んでしまったのに
誰にもつっこまれず、さびしい思いをしました。
恥ずかしかった。
(PTA母親代表) |
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先日、パソコン講習会で講師の先生が
「それでは、
テキサスの15ページ開いて」と。
(ちゃあ~) |
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佐渡に家族旅行したときのことです。
トキの学名「ニッポニアニッポン」が思い出せず、
悩んでいた私。さんざん悩んだ挙げ句、
口をついて出たのはこんなことばでした。
「あ! 思い出した!
ジャポニカジャポンだよ!」
‥‥学習帳じゃないんだからさー。
(じゃぽんぬ) |
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怒ると何を言ってるのか
わからなくなる先生が叫びました。
「お前らなんか、
いないほうが邪魔だ!」
気持ちはわかる。なんとなく。
(ロープ) |
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「終わり」と言おうとしたら
「おしまい」がヘンに混ざって 「おあし!」と叫び、
パソコンの話をすれば
「デフラグ」がとっさに出てこず
なぜか「バリスタ」と口走る。
(なぼちん) |
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本屋のバイト中。
お客さんの探してる本を差し出して
「こちらの本で
お間違いありませぬか?」
トイレはどこ? と聞かれて 「あちらでございまする」。
大名が憑依していた一日でした。
(風林火山の見すぎ) |
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昨日の夜のことです。
娘がパパの耳元で大声で話をしていました。
するとパパが、
「おい、声が大きいよ‥‥」と言うつもりで
「おい、耳が大きいよ‥‥」
と、言いまつがっていました。
マギー審司か。
(ちかもえのママ) |
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夜、会社を出ようとすると
家からケータイに連絡が。
母「今晩お鍋だから
コンロ買ってきて」
私「コンロ?(元々あるのが壊れたのかな)」
母「スーパーで3個セットのが売ってるから」
私「‥‥ボンベじゃなくて?」
母「あはは、コンロだって!」
でも間違いなくボンベの事を言ってるのだと思い、
買って帰ると「そう、コレよコレ」と母。
私「本当にコンロを3つ買ってきたらどうするよ」
母「そうよね。お鍋が足りないわよね!」
そういう問題じゃ‥‥。
(なち) |
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先日、本場のプロバスケットボールの
テレビ中継を見ていましたら、
強豪大学でコーチをなさっている解説の方が
「『慣れるより、慣れろ』ですね」
と言ってました。
確かに言いまつがいではあるのでしょうが、
ハビットスポーツ(習慣のスポーツ)
といわれるバスケットボールでは、
核心を突いた言葉でした。
どんどん積極的に慣れて身につけていくしか
上達の道はないという、
ポリシーに触れたような気がしました。
(草バスケのコーチ) |
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友人の結婚式で‥‥
新郎の父、最後の挨拶で感極まり、
周囲も感動していた中‥‥おそらくそれは
「感謝の言葉もございません!」
と言うつもりだったのでしょうが 「感謝の気持ちも
ございません!!」
と締めくくっていらっしゃいました。
(あひる) |
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学生時代お惣菜屋さんでバイトしてた頃、
お買い上げ金額をお客様に言うとき
「1998円」とかだと
「1998年になります」
ってよくまつがえてました。
(奈) |
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なにを躊躇しているんですか!
そんなに見事な「言いまつがい」を知ってるなら、
すぐさま投稿するべきじゃないですか!
さあ! 下の「投稿する」ボタンをクリックして
そのお話をかいつまんで書き記し、
でもなあ、大丈夫かなあ、おもしろいかなあ、
などと思い悩むことなく、
さっさと送信ボタンを押してください。 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』、
まだ読んでいない方はぜひどうぞー。 イラスト:しりあがり寿 |