耳たぶまで真っ赤になるような失敗も、
しばらく経ってしまえば
愉快なエピソードへと転じるもの。
切り替えの早いみなさまから寄せられた
さまざまな「まつがい」を、
今日もたっぷりとお送りしましょう。
失敗談を抱えているあなたも、
これを読んで切り替えてくださいね。
どうぞ、最後まで、ごゆっくり。 |
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今朝、いつもより遅く起きてしまい、
いつものヨーグルトに入れる
冷凍ブルーベリーを 味噌汁の仕上げにぶち込んでしまいました。
(むらさき) |
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アパートの更新料12万円をおろそうとして 「12円」をおろしてしまいました。
じゃらじゃらと出てきた小銭を握りしめたまま、
しばらく呆然としてしまいました。
(h) |
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ある夏の朝のこと。
起き抜けに歯を磨こうと洗面所へ直行。
コップに水を入れておこうと思いつつ、 なぜか台所に向かう自分。
そして何の疑いもなく、 そのコップに麦茶をなみなみと注ぎ、
再び洗面所へ。
歯ブラシに歯磨き粉を付けて、口に運びながら、
ふと、定位置に置かれたコップを見た瞬間、思考停止。
「‥‥???」
無意識というのは何をしでかすかわかりませんね‥‥。
(犬くん) |
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私が高校生だったときの出来事です。
夏のある日、朝食の後に麦茶を一口、
「ん? 味がおかしい」
と思い家族に聞いてみるも
相手にされず、そのまま学校へ。
帰宅後、夕食を食べている時に
知らされた驚愕の事実。
普段、麦茶を沸かすとき、
やかんに2つの麦茶パックを入れているのですが、
今回はそのパックのうち1つが
「だしパック」だったそうです。
入れ間違えるほど疲れていたであろう母より、
味の違いに気付かなかった家族の味覚の方が
心配になってしまった出来事でした。
(文月吉音) |
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中学の調理実習でメニューが
「ちらし寿司」だった時のことです。
砂糖と間違えて、 規定量の3倍もの塩を混ぜた
合わせ酢を作ってしまいました。
気づいたのはご飯にふりかけた後。
炊き直す時間はありません。
すると班長が
「酢を多めにかけてごまかそう」と言い出し、
酢の容器から直接バシャバシャと
‥‥‥‥。
でき上がりを最初に食べたのは担当教諭でした。
各班をまわってそれぞれ試食し終えた
先生は最後にひとこと。
「味がしっかりついていて、
4班(私たちの班)のちらし寿司が
一番おいしかったです」
あの時は言えませんでしたが
先生、味覚がまつがってます。
(M先生、お元気ですか?) |
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会社勤めをしていた頃のこと。
風景がぼんやり薄暗くなり始めた夕暮れ時、
駐車場に車をとめて家に向かう途中、前方に人影が。
かなり遠くからゆらゆら歩いてくるが、
「はぁはぁ」と荒い息遣いが聞こえてきた。
(変態だ!)と思った私は、
ドキドキしながら早歩きになる。
しかし次の瞬間、それがお婆さんだと判明。
ほっとすると同時に、今度は
(お年寄りがあんなに物凄い荒い息をして‥‥
倒れないだろうか)と心配になる。
徐々に近づいてくるお婆さんを、
よくよく注意して見たら‥‥犬を連れていた。
人をドキッとさせるような荒い息をしていたのは、
散歩に興奮した愛すべきワンちゃんであった。
(黒いミニライオン) |
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ついこないだの出来事です。
焼肉屋で肉を一通り注文した後、
父が「大根サラダ」を、
母が「白菜キムチ」をそれぞれ注文しました。
その後少ししてから運ばれてきたのが 「大根キムチ」。
‥‥横着すなっっっ!!!
(詩) |
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雪の降ったある日。
母と外出から帰ると、
雪山の中に黒っぽい物体が。
ゴミかなと思い何気なく拾い上げると、
それは小さな野ネズミでした。
捕まえた事にも驚いたが、
母の絶叫にも驚いた。
(まめひよ) |
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明日も「まつがい」の特集ですよー。 イラスト:しりあがり寿 |