日曜日、いかがお過ごしですか?
どうやら外は暑いですし、
のんびり部屋で「まつがい」の特集など
読んで過ごすことにしましょうよ。
日常に生じるちょっとしたドラマ、
今日もさまざまな「まつがい」が
全国からたくさん届いています。
どうぞ、最後までのんびりお楽しみください。 |
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以前、妻の実家に行った時、
お風呂に入りまして、歯磨きをしたわけですが、
変な歯磨きの味‥‥。
なんとよく見れば「ぢ」の塗り薬。
いまだに、笑われています。
(でんでん) |
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某電化店に家族で買い物に行き、
姉が一人でうろうろしているのを
別の場所から見ていた私。
姉は後ろ向きにふらついて、
ぶつかった人に謝っていたが、
それは人型のパネル‥‥。
すぐに駆けつけて大笑いしてやりました。
(モチャ) |
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本社の人が出張できていたときのこと。
お疲れ様の飲み会で、目の前に1本のビール。
異様に緊張していたのだろうか。
おもむろにビールびんを口まで運んでいた私。
口につけた瞬間、正気に戻り、
コップについで飲んだけど
周りの人のびっくり眼。
10年たった今でも忘れられません。
(りこ) |
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以前に病院の受付で働いていたときの話です。
40代のお父さん、何食わぬ顔で出した
診察券の名前のところに
「クッキーちゃん」と書いてある‥‥。
そう、病院は病院でも
愛犬の動物病院の診察券だったのです。
ああ、お父さんちでは、
わんこ担当はお父さんなのね、と
なんとなく家庭事情が見えた出来事でした。
(まろんの母ちゃん)
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タクシーに乗っていて、信号で止まったときに、
500円玉が落ちているのが見えて、
わざわざドアを開けてもらい拾いに行ったら
同じような色の大きなボタンでした。
(オハナ) |
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何年か前に、家族で食事に行ったときのことです。
白飯までセットのしゃぶしゃぶを食べていました。
白飯には、その店自慢の牛時雨がついており、
白飯の届くのを今か今かと待っていました。
しかし、鍋がなくなって、
味噌汁が出ても白飯は出てこない。
ほかの客もざわつきだしたところで店員が
「白飯を炊くのを失敗してしまいました。
お茶漬けならできますので、
ご希望の方はお申し出ください」
と言いながら、お盆片手にやってきました。
とりあえず注文してみると、
茶碗の中には湯に浸った全く炊けていない米粒が。
お茶漬けと店員が言い張る
茶碗の中を見た客が騒ぎだし、
店内はかなり恐ろしいことになっていました。
あれで乗り切れると思った厨房に
感心した出来事でした。
(時雨煮) |
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数年前、名古屋駅でのこと。
予備校に遅刻寸前、ものすごく急いでいたわたしは
ガラスのドアを開けようしていた。
その時、向こうから柄物のシャツを着た
いかにもヤクザなおにーさんが小走りでやってきて、
なんとわたしのためにわざわざドアを開けてくれた。
ジェントルマンなヤンキーもいるもんだと感心しつつ
多少ビビりながら「すみません」と言って通ったら、
気づいたときにはすでに遅し、
立派な黒服を着たおじさんと鉢合わせ。
状況を本能的に理解し、その間ほんの零コンマ一秒、
飛び上がりながら脇に避けるもすでに遅し。
そのおじさんに思いっきり体当たりしてしまった。
案の定、後ろにはピカピカの黒塗り高級車がずらり、
黒服集団がずらり。
もちろん柄シャツのおにーさんが
わたしのためにドアを開けてくれたはずもなく。
とりあえず謝るわたしに目線も向けず、
まったく何事もなかったかのように
堂々とおじさんはドアの向こうに消えていった。
幹部クラスの貫禄に妙に感心、圧倒されてしまった。
(今では笑い話。) |
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先日、気付いたらガムを捨てて、
外装の包み紙だけキープしていました。
(YOU) |
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こういった出来事に思い当たるあなたは、
このページに投稿することが可能だということです。
だってそうでしょう? そりゃそうですよ。
そうとなったら、善は急げ。
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脳裏によみがえるその場面を
シンプルに書き表して、
できたらすみやかに送信してください。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』も
どうぞよろしくお願いします。
イラスト:しりあがり寿 |