ハロー、スーザン。
キミはジョークが好きだったな。
ニッポンから、またとびきりのジョークを
たくさん仕入れたのでキミに送ろう。
そう、現地じゃ「言いまつがい」と
呼ばれて親しまれているやつだ。
以下に続く、とりわけ現実的な文字の列は、
実際のところ、あなたを喜ばせるだけでなく、
ほかの誰か──友人や家族など──を
そのときあなたが感じたのと似た感情に
みちびくことが可能であると私は思う。
それじゃ、最後まで楽しんでくれ。 |
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英語の勉強を始めた母。
そんな矢先に父の友人(外人)から
誕生日カードが送られてきた。
「私が読むわね。
もう英語なんて
スラスラ読めるんだから!」と母。
「いくわよ。ヒ!」。
「Hi!」を「ヒ」と読んだ母でした。
(母の子)
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入社間もないころ、海外工場の先輩に
急いで連絡することがあり、電話しました。
オペレーター「Hello?」
その瞬間、頭の中が真っ白になり、
とっさに出た言葉。
俺「I need Mr.Sato!」
オペレーター「‥‥」
あれ、通じてない‥‥。
俺「I want Mr.Sato!」
オペレーター「‥‥」
俺の周囲の人は、爆笑。
‥‥あっ、俺は、愛の告白をしてしまった!
ちなみに、ノーマルです。
(kanei) |
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ドイツに短期留学していた時のことです。
朝市で「さくらんぼ(Kirsch)」を買おうとして、
「Kirche(教会)
を500グラム!」
と元気いっぱいに言ってしまいました。
店のおばちゃん、
鳩が豆鉄砲くらったよーな顔になってた。
(ユキ) |
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友人がイギリスで、
エレベータに乗っていたところ
ある階で止まり、ドアがあいた。
すると、白人男性が、突然
「バナナ?」
と聞いてきた。
えー、こ、これは、
日本人をバナナに例えた差別か!?
と動揺していたら、
「Going up?」
と、上の階に行くエレベータかどうかを
聞かれていたのでした。
(bearjbird)
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アメリカに住んでいます。
去年会社をレイオフされ、友達に電話して
「I've got laid off(レイオフされたの)」
と言ったのに、
「なにー!? いつ? 誰と?」
と聞き返され、
「会社に決まってるじゃん」と言ったら、
友達、一瞬無言の後、大爆笑。
最後の「off」が聞こえなかったらしく、
「I've got laid
(エッチしちゃったの)」
と聞こえたそうです。
「off」のあるなしでえらいちがいっす。
(えいみ~) |
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昔、友人4~5人と川で泳いでいたとき、
M君が遊泳中、足をつったらしく、
私達に助けを求めようと、
「ヘルプ、ミィ~!(Help、Me)」
と言うつもりで、、
「あ~~っ!
エキスキュ~ズミィ~!
(Excuse me)」
と叫んでた。
誰も助けはせず、自力ではい上がってました。
(MASU) |
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高校のとき英語の先生が
「sparrow→スズメ」と書こうとして
「sparrow→スズキ」
と書きました。
手でゴシゴシ消してました。
(スズキの涙) |
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私の高校の英語の先生は
「Ohgai wrote this book.
(鴎外がこの本を書いた)」
という例文を何気なく訳そうとして、
「おはぎがこの本を書いた、
ですね~」
と言ってました。
クラスの爆笑で気づいたようで、
すごく恥ずかしそうでした。
執筆に勤しむおはぎ‥‥。
(先生の体型で納得の言いまつがい) |
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カナダのコーヒーショップで働いています。
ビーフパティのスパイシーですか?
それともマイルドですか?
と聞こうとして‥‥
「スマイリー?」
と尋ねてしまった。
(すみひょん) |
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先生どうしで食事に行ったときの話です。
数学のS先生はステーキを注文し、
焼き加減を訊かれると自信たっぷりに
「ウェルカム!!」
と言ったそうです。
歓迎されてもなぁ‥‥。
(本当はウェルダン) |
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HAHAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポン人っていうのは
ほんとうに愉快な人たちだ。
キミもこういうジョークがあったら
下の「投稿する」ボタンをクリックして
チャレンジしてみるといい。
そうそう、これらのジョーク集は
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
という2冊のブックにまとめられているらしい。
こいつは、要チェックだ。ミスしちゃダメだ。
それじゃまた、セバスチャンの店で。
スピーカーはデカければデカいほどいい、
と思っているジミーより。
PS:
うちのお袋までヘソを見せ始めた。
なんなんだ? ローライズってやつは?
イラスト:しりあがり寿 |