8月もいよいよ終わりですが、
オトナには夏休みの宿題というものがありませんから、
日記やドリルのことなどを気にすることなく
元祖「言いまつがい」をのんびり楽しんでください。
夏休みの宿題でたいへんな子どもの方も、
どうぞここらでひと息入れて、
元祖「言いまつがい」をのんびり楽しんでください。
今日も小規模なエンターテイメントを
たたみかけるようにあなたに。 |
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以前勤めていた会社で、
会員増加キャンペーンのため、
朝から電話をしっぱなしだった男性。
疲れてきたのか、
「会員同士の、
つかいふながりを、ぞひ」
と言い放った。
その後、私たちは仕事ができなくなりました。
(深いつながりを、是非‥‥) |
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ある日仕事のことで先輩から注意をうけ、
「わかったか?」と念を押されました。
「わかりました。すみません」
と言おうとして、 「わかりません」
と言ってしまいました。
周囲は爆笑し、先輩の顔は怒りに燃えていました。
(ぱんだたぬき) |
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パソコンの前にて。
「えーと、そこで東クリックしてみて?」
左クリックって言いたかったのに。
「ひ」と文字数しか合ってないし。
あれ、結構合ってるのか?
(なぼちん) |
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姉のケータイにメールが来て、
ピカピカ光ってるので、教えてあげようと一言。
「ねぇ! ペクペクしてるよ!」
姉「ペクペク?」
(K) |
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息子と動物クイズをしていた。
私は「口が長くて、虫を食べる動物は?」
とクイズを出した。
息子は頭をかしげて、悩んでいる。私は
「虫を食べるから、
その虫の名前の後に『クイ』が入るよ」
とヒントを出した。
それでも息子はまだわからない。
すると横から妻が 「アリクイムシよ、
アリクイムシ!」
と鼻の穴を広げて、自慢げに答えた。
(それは違うだろう) |
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私の伯母とその友人の会話です。
友人「‥‥病気の原因は、
どうやらアレらしいとたい。
ストレート」
伯母「?」
友人「違った! ストレッチ?
なんだったかね‥‥
そうそうストロット!」
伯母「そりゃ、ストレスじゃろうね‥‥」
おばちゃん、ようわかったね!
(ちゃちゃまるねこ) |
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高校生のときのことです。
さらさらストレートヘアーだった友達が
ある日パーマをかけてきました。
印象ががらっと変わって別人のようになった彼女に、
「髪形も印象も変わったね!」
と言おうとしたのですが、
その変わりっぷりに驚いていた私の頭の中は
「変わった」という言葉でいっぱいになり、
思いっきり大きな声で、 「変!」と言ってしまいました。
自分でも信じられないまちがいにびっくりでした。
まちがって言ったということを説明し、
かわいいと褒めちぎっても、
もうどうしようもありませんでした。
(よしこ) |
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父の葬式の時、
喪主である母が親戚との会話で
「遺体の入った棺は
滑車で運べばいいですか?」
すかさず叔父が
「台車だろ。お前は遺体を上下させる気か」
と言い放ってました。
(あす子。) |
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老人ホームで働いています、
80過ぎのとても可愛いお婆ちゃまが、
「イケメン」と言う言葉を知り、
使ってみたかったようです。
男性ヘルパーに、
「○○さんはイカメンですね!」
頭の中で「イカス男の人のこと」と
覚えていたとのこと。あたりは爆笑、
お婆ちゃまは真っ赤になっていました。
ああ、かわいい。
(じーばーらぶ) |
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こういった傑作の「言いまつがい」を選りすぐり、
徹底的に編集して並べ直してつくったのが 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
という2冊の書籍なのです。
それぞれには、愉快極まりない「言いまつがい」が
700以上も収録されています。
まだの方は、ぜひともご一読くださいませ。
そして投稿も当然引き続き募集中。
下の「投稿する」ボタンをクリックして、
あなたのまわりに起こった「言いまつがい」を
どうぞお気軽に投稿してくださいね。 イラスト:しりあがり寿 |