その1342

今日も読みにきていただき、
どうもありがとうございます!
日課のように読んでくださる方がいるからこそ、
日課のようにこのページを
更新することができるのです。
さあ、今日も行ってみましょう、
元祖「言いまつがい」!
読めばたちまち脱力&リラックス。
どうぞ最後までのんびりご覧ください。
写生大会の朝、
「いってきます」というと母が一言
「あんた! ヤカン持った?」
ヤカンて‥‥。
ガバン(画板)の事でした。
(案山子)
夕食の支度時、
「お刺身にベビーリーフを
 散らすのはどうか」と提案。
母「パカラッチョみたいやね」
(カルパッチョ)
つい先日、ウチの母上が
「あ〜! メガバンク食べたいっ!」と。
どうやら「メガマック」と言いたかったもよう。
小が大を喰う‥‥。
(マンピョウゆんけ)
無表情で、
目がなんだか怖い先生がうちの学校にいます。
その先生が先日、
「5日はティーパン
 持ってくるように!」と言いました。
全員の頭が「?」になるのと同時に、
「あ、ティーパンって言っちゃった」と先生。
皆で爆笑し、5日はTシャツと短パンを
忘れずに持って行きました。
(先生への好感度↑)
仲の良い友人と話していた時のこと。
「イヤや! キモい!」と言おうとして、
焦っていたため、大声で
「イモ!!」と叫んでしまいました。
大笑いされました。
(さめチャン)
某タレントがテレビで左手の薬指に
大きなハートの指輪をしているのを見て、
彼女が
「左手に大きな
 ハートの薬指がついている!」
そんな薬指はいやです‥‥。
(けむくむ)
私は修学旅行のお土産を見て
「金閣寺で買った
 ピンクのお守りカワイイね!」
と言おうとしたのですが、早まって
ピン閣寺の‥‥」
と言ってしまいました。
ピン閣寺なんて、ありませんよね。
(豆太郎)
私の友達は、
「お母さん達、聞く耳も持ってくれないのよ」
と言おうとして、
「聞き耳も
 立ててくれないのよ!」

と言いました。
そんなに興味を持ってほしかったのか。
(直径ピッチ)
家族で食事に行ったとき、
前回来たときにケーキが売り切れで
食べられなかったので私は意気込んで、
「今回こそはハラミをするぞ!
と言ってしまった。
「恨みを晴らすぞ!」と言いたかった。
(食い意地)
私は熟睡しているときにいきなり起こされると
おかしなことを言うらしく、この間は
「母さん! 明日家庭科で
 くだいやさもの使うから
 買っといて!
 だからくだいとやさものだって!」
と言っていたそうです。
母が「あんた今なんて言ったの?」とつっこんでも
「くだいとやさものだって
 言ってるじゃん!」
と、逆ギレぎみに言い張っていたようなのです。
寝ぼけたうえに、言いまつがい‥‥。
自分が非常に恥ずかしくなりました‥‥。
(岡ッチ)
幼稚園児の娘がまとわりついてくるので、
「あっ、(テレビで)
 アンパンマンやってるよ! 見る?」
と言うつもりで、
「アンパンマンやってるよ! やる?
と言ってしまい、
「やる! 私がメロンパンナで
 お母さんがバイキンマンね」
と、ごっこ遊びを強要されるはめに。
くっそー。
(うたたね)
喫茶店でランチを食べていたら、
隣に座った老夫婦がこんな注文をしていました。
おばあちゃん
「私は、かぼちゃ入りカレー」
おじいちゃん
「じゃぁわしは‥‥
 ふつうのかぼちゃ
一瞬、店内の人々の動きが止まったのだが、
やさしいウエイトレスさんは
「かぼちゃ入りカレーが1つ、
 ふつうのカレーが1つですね」
と笑顔で繰り返した。
最後まで老夫婦は気づいてなかった。
(カレー入りかぼちゃ)
先日の会議で、課長が言いました。
「それって
 フィフティーン・
 フィフティーンだ」
あとの70はどこいったんでしょうね。
(ののちゃん)
まるで起きがけに水でも飲むように、
あくまでも自然にご投稿ください。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
心に残るそのエピソードを
だいたいの感じでパタパタと書き表し、
できあがったところで送信するだけです。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』には
連載の傑作がそれぞれ700以上も
収録されているということを
私はすでに言いましたっけ?

イラスト:しりあがり寿


2007-10-18-THU
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN