ありふれた日常に生じる
「まつがい」という名のミラクル。
ひとりひとりにとっては恥ずかしい過去も、
ほら、みんなに公開して共有すれば、
あっという間にエンターテイメント。
ご存じ、週末の「まつがい」特集。
今日もたっぷりとお届けいたしましょう。
どうぞ最後まで、ごゆっくり。
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いつも耳栓をして仕事をします。
今日は疲れていたのか、
左の耳の穴に耳栓をした後、
もうひとつの耳栓も
また左の耳に詰めこもうとしていました。
どうりで入らないわけだ。
(ミミー) |
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よいお天気の日に、朝食を済ませて、
さあ、お洗濯をするか! と洗濯機に向かい、
両手いっぱいに持っていた
朝食の後の汚れたお皿の数々を
手際よく洗濯機に入れていきそうになりました。
(あぶなかった!) |
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シャンプーが切れたので、
空いた容器を洗って乾燥。
翌日、入浴直前に思い出し、慌てて詰め替え。
私の使うシャンプーとリンスは、
容器も中身もそっくりなので、
間違わないように慎重に、
棚から詰め替え用シャンプーを出しました。
詰め替えている間も、
少し泡立つ液状を目視して、
「よし、シャンプーだね」と確認。
そして、無事詰め替え終わり、
キャップをしたときに気付きました。
その容器がリンスだということに。
リンスとシャンプーを入れ間違えたのではなく、
「シャンプーが切れた」という記憶が、
そもそもまつがっていたのでした。
予備の空容器はない。
シャンプー2本でどうしろと?
裸で、しばし呆然。
(結局ダンナのシャンプーの空き容器を借用/漆花) |
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父の友人の電器店に黒のipodを注文しました。
でも、その電器店の店長が天然ボケ気味。
私が電話で注文した後父に確認の電話が入りました。
「黒って希望だけど、
どんなポットがいいんだろう?」
なんと湯沸しポットだと
勘違いしていたみたいです。
あぶないあぶない。
音ではなくお湯が出てくるところでした。
(ヨーコ) |
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娘が4歳のときのまつがいです。
お風呂でシャワーを持って、
大変機嫌よくあちこちにお湯をかけていました。
水道代のことを気にしながらも好きにさせていると、
彼女は「お?」と思いついた顔をしてから
シャワーヘッドを耳にあてて
「もしも‥‥んぎゃー!」
そりゃあお母ちゃんだって
そんなことしたらキツイわ。
ぎゃんぎゃん泣く娘を
「かわいそうに」となだめながら、
腹の中で大笑いしていました。
(でんたろう) |
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海外で過ごしていた時に出会った人々は、
私が日本人だと知ると
「私、日本に行ったことあるよ~」
なんて話題をふってくれ、
話に花が咲くことがしばしば。
ある日乗ったタクシーの運転手にも言われ、
私はついいつもの癖で
「お仕事で行かれたんですか?」と。
‥‥タクシードライバーが、
どうやったら仕事で日本に行くんだよ。
(いくみ) |
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女子高時代のまつがいです。
学校から電車で20分プラス徒歩10分の間、
ずーっと我慢していたトイレ(小)。
家に着くなり、猛烈な勢いで駆け込んで
下着をおろし、トイレに腰掛けて脱力。
「あ~、間に合ってよかった‥‥」
ほっとしたのもつかの間、
トイレのフタが閉まっていることに気づきました。
時すでに遅し。
年頃の女の子なのに、
こんなことでいいのだろうかと思いつつ、
トイレの床掃除をするはめになりました‥‥。
(今はなんでも平気なオバサン) |
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あ! あなた、いま「まつがった」でしょ?
いえいえ、いいんです、いいんです、
恥ずかしがったりしないで、
どうぞそれを投稿してください。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
そのエピソードを簡潔にまとめて記し、
できたところで送信ボタンを押してください。
明日も「まつがい」の特集ですよー。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』も
どうぞよろしくお願いします。 イラスト:しりあがり寿 |