その1412
みなさん、こんにちは。
ことしも、おせわになりました。
あと、らいねんも、よろしくおねがいします。
きょうは、「子どもの言いまつがい」です。
たくさん、あるとおもう。
でも、よんで、たのしいから、いいとおもう。
さいごまで、きっと、よんでね。
また、あとでね。またね。
次男が幼稚園年長の頃のこと。
帰宅した次男とのある日の会話。
私 「今日の給食なんやった?」
次男
「おなりぎす」
私 「おなりぎす?」
さっそく調査したところ、
「いなりずし」だった。
(ありた)
弟が、母に反論
「ママが
あまかやす
から‥‥!
‥‥あれ?」
母と姉、大笑い
一呼吸思案の後、
「あ、ママが
あやまかす
からじゃん!」
再び大笑い。
(のろぴ〜)
もうすぐ5歳になる娘がテレビをみて一言。
「あっ、
ジョビとヤジュ
だ!」
若手芸人コンビか? と思って見たら、
ディズニーの『美女と野獣』でした‥‥。
(ゆうゆう)
近所に引越してきたばかりの
友達を遊びに誘った、小4の元気息子。
窓から急いで、
「ママァーーーっっ!!
キンピラ
行ってくるーーっっ!!」
「キンピラってどこなのぉーーっっ!!」
「あっ、
コンポラっ!!
コンポラ
行ってくるぅーーっっ!!」
「こんぴら(金比羅神社)でしょぉーーっっ!!」
(クリスチャン母)
ことわざを覚えたての
甥っこの言いまつがいです。
「おしりから出たサビ」
‥‥どんまい。
(ひかぽん)
植物好きの小学生の娘、
「私、
飼い花
より、
野草が好きだなー」
飼い花とは、
家で育てている花のことらしいです。
(飼い犬は、チャッピー)
買い物に行こうとした私に小学生の娘が
「あれ買ってきてほしいな〜。
コーヒー味の方‥‥。
なんてゆう名前やったかなぁ」
「何? お菓子? 飲み物?」
「ううん、
なめもの!
」
(ミルキーのコーヒー味、売ってなかったよ)
連休に友達家族とキャンプに行った。
大人にタメグチをきく小4の息子に
「目上の人と話す時は、
『です。ます。』をつけろ!」
と友人は注意した。
ビビった息子。寝る時には小さな声で
「おやすみます」
と言っていた。
(ももも)
もうすっかり字が読める6歳児と
最近読めるようになってきた4歳児の
登山中の読みまつがいな会話。
妹「ねぇ、お兄ちゃん、帰りは
テーブルカー
で下りるの?」
兄「違うよ、テーブルじゃなくて、
ケーブルカーだよ。
テ、じゃなくて、ケ。わかる?
でもね、たぶん、下りるときは
ソフト
に乗るんじゃない?
ね? お母さん」
お兄ちゃん、それは
「ソフト」じゃなくて「リフト」です。
(帰りも歩いて下りました)
小6時代の私は、
(自分で言うのもなんだが)
それはみごとな下ぶくれ顔だった。
着任早々の養護教諭にも、本気で
「あなたっ、お多福風邪でしょ!」と
心配されたほどだ。
ある日、後輩の男の子が
私の顔を指差して大声で叫んだ。
「おかま!」
‥‥彼は恥ずかしそうに顔を赤くした。
本当は「おかめ」って言いたかったんだろう。
残念だったね。
(女だ亀)
小学校時代に法事に行ったときのことです。
お坊さんのお経も終わり
僕がジュースを飲んでくつろいでいると、
母に「数珠はどうしたん?」と聞かれ、
「数珠」という単語を知らなかった僕は
「ジュース」と言ったのだと思い、とっさに
「飲んじゃったよ!」
と言ってしまいました。親戚一同大爆笑でした。
(数珠つなぎ)
小さい頃、初めて乗ったバスでの出来事。
乗る場所を間違って
反対方向に行くバスに乗ってしまいました。
そして叫んだ。
「わ〜、東京行っちゃう!!」
私の家は北海道の道東にあります。
(め〜)
以前、兄弟で
なぞなぞを出し合って遊んでいた時の事。
自信満々に
「パンはパンでも
台所にある
フライパン
は?」
と出題した私。答え言ってるし。
(はな)
どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろいとおもった。
あと、なんか、こういうのを、
おくってくれるといいなあとおもった。
したの「投稿する」というのをおして、
いろいろ、そういうのをかいて、
メールしてくれたらいいです。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
も
よんだほうがたのしいみたいです。
それでは、さようなら。
イラスト:しりあがり寿
はじめて投稿する方へ
2007-12-27-THU
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN