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ずいぶん前のこと‥‥。
赤字路線のバスに乗っていたのは
私ともうひとり。
そのひとりが田圃の停留所で降りて
車内は私ひとりに。
うつらうつらしていたら、
突然車内スピーカーが、
ガガーピピーと鳴り出して‥‥。
運転手さんがやおら
車内アナウンス用のマイクを取り出し、
「あなた・あなた・あなた・
あなた・あ~なぁぁたぁ~♪‥‥」
と歌い出した! 目が点!
そうです。私は運転手さんの
死角に入っていたのです。
歌い続けるのを聞きながら、
どうにかしなきゃと必死に考え、
バスの揺れに合わせて
体を大きく揺らして、
バックミラーに映るようにしたら、
突然、歌を止めて、
終点までもの凄いスピードで‥‥。
バスの中は息が止まるような空気。
降りるとき、運転手さんは
顔をそらしてこっちを見てくれなかった。
カラオケがない時代だったからねぇ‥‥。
「お上手でしたね」の一言を
言えなかったのを今でも後悔している。
(ミッチー) |
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遅刻寸前に飛び起きた私は、
あわてて着替えて
パジャマのズボンと一緒にパンツを脱ぎ、
そのままGパンをはいて
急いで外に出ました。駅までの途中で
自分がノーパンであることに気付き、
迷いながらもそのまま来てしまい、
一日ノーパンで過ごしました。
(ai) |
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ある洒落たコーヒーショップで
モーニングコーヒーを楽しんでいたとき。
足元に何かがあたります。ふと見ると、
なんとそこには私が昨日はいていたのと
そっくりなパンチーが
転がっているではありませんか!
思わず今自分は
ノーパンでないことを確認する私。
しかし本当に私のなんだろうか‥‥。
きっとそうだ。
昨日と同じジーンズをはいているから、
きっと昨日横着して
ジーンズと一緒に脱いで、
丸まったパンチーが
ジーンズの中に入っていたんだ‥‥。
そうじゃなきゃ、普通そこらに
自分のとそっくりなパンチーが
転がってるはずがない! と思い、
こそこそバッグの奥深くに
忍ばせて会社に行きました。
(PON) |
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久しぶりに日本に
一時帰国をしたときのこと。
時差ボケのぼーっとした頭で
買い物をしに出かけたのはいいけど、
ずーっと目がしょぼしょぼして痛い。
コンタクトが乾燥しているのかと
何度も目薬をさしても治らない。
やっぱり日本って
空気が汚れてるんだーっと
解釈していたが、
やっぱりどうしても痛くなり、
お店のトイレの鏡でコンタクトを外して
よく目を見たら、
まだもう1枚入っている?!
ソフトコンタクトレンズを
2枚ずつ目に入れていた私。
そりゃ痛いわな。
日本の空気のせいにしてごめんなさい。
(びー) |
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学生時代の先輩の話です。
とある朝、二日酔いの頭痛と
なぜか背中の痛みと共に目覚めてみると、
玄関で、上がり框の角を背中に当てて
寝ていたそうです。
彼はコンタクトを使用しているので、
あせって目を確認したら、
コンタクトがない!
なくしたのかと、愕然としながらも、
ともかく寝なおそうと自室へ行くと、
きちんと後始末の済んだ
コンタクトがケースに収まって、
枕元においてあったそうです。
そこまでしながら、
なぜに玄関へ戻って寝たのでしょう?
(たたたんたん) |
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スーパーのレジで
目撃したやりまつがいです。
3700いくらの買い物をして、
千円札4枚を支払うおじさん。
受け取ったレジのおねえさん、
丁寧にお札を数え、
向きを揃えておじさんに差し出し
「それではひとまず
4000円のお返しになります」
ひとまず返してそれからどーする。
(なぼちん) |
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脇の下にジャンプを
はさんでいた方の話がありましたが、
私の場合は野菜ジュースでした。
(250mlの細長いタイプ)
コンビニからの帰り道、
妙に脇の下がきもちいいなあと思ったら
はさまってました。
(moo) |
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何年か前にガソリンスタンドで
働いていたときのことです。
すぐに使えるようにと
おしりのポケットに
軍手を入れていました。
で、ある時普通に軍手を使って、
さておしりにと思ったら
両しりのポッケに
軍手が1セットずつ収納されていました。
軍手だらけになりました。
(しょー5) |
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朝、インスタントの
コーヒーをつくりました。
中身をスプーンでかきまぜ、飲みながら
パソコンの前でメールチェック。
ふと気づくと、
カップの中の液体は透明でした。
白湯を飲んでたんです。
なんで、
かきまぜるときに気づかなかったのか、
さらに、
どうして味ですら気づかなかったのか、
いまだに謎です。
(Pie) |
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朝、得意先さんから
電話がかかってきたので、
ワンコール以内にとり
「おはようございます。株式会社○○です」
と元気良く答えたところ
何を思ったのか電話先の女性は
「ちがいます!」とおっしゃいました。
「えっ? はっ?」
と私が聞き返したところ
「どちらにおかけですか?」と聞かれ
「‥‥あの‥‥御社から掛かってきた
電話に出ただけなんですけど‥‥?」
と言い返したら慌てて切られました。
でもナンバーディスプレイで
どこの誰がかけてきたのかバレバレで、
その後、2分後にかかってきた
同じ人からの何事もなかったような
電話越しの声に笑わないようにするのが
結構辛かったです。
(せめて一言謝ってから切ろうね) |
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自動車学校の教官から聞いた話です。
その日の教習生はおばさんで、
その教官はいつものように
助手席に乗り、路上にでました。
そしてやや長い下り坂に
さしかかったところで、
「はい、エンジンブレーキも使ってね」
と言うと、運転していたおばさんは
エンジンブレーキの
意味がわからないようで、
やや躊躇していましたが、
いきなり、サイドブレーキの上を
ガバーッと越えて左脚を伸ばし、
教官用の補助ブレーキを
踏もうとしたそうです。
(教習車には、
いざというときに車を止めるため、
教官が乗る助手席にも
補助ブレーキがついています)
さすがに経験豊富な教官も
そのときは相当どきどきしたとか。
(てらら) |
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私の友人は教習所で
「はい、エンジン確認して」
と教官に言われ、トランクを開けて、
「せ、先生、エンジンがありません!」
と叫んでしまったそうです。
本人は本気で
びっくりしたそうなのですが、教官は、
「アンタおもろいな~」
とハンコをくれたそうです。
大阪だから免許が取れた、
と喜ぶ友人の話でした。
(大阪には車では行きません) |
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子供の頃、大掃除を手伝えと、
母から科学雑巾を袋ごと渡された。
使用方法のところに、
「両面とも十分お使いください」
と書いてあったので、
「10分てどうやって計るの?」
と訊いたら笑われた。
「じゅうぶん」だった‥‥。
(10分以上こき使われました) |
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夜中に冷たいものが食べたくなり、
冷蔵庫をあけると、
プリンがたくさん入っていて、
同じ形状の黒っぽいカップが
その上に乗っかっていた。
「コーヒーゼリーだ。いいねぇ」
と手に取り、ふたを開けてみたら、
「もずく」だった。
せっかくなので、食べました。
(葉子) |
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車通りのない時間帯、
ひとりで運転していました。
前方に信号が見えてきたので、
止まんなきゃと思い停止。
なんだかいつもより長いなぁ、なんて
のんびり待っていたら
ようやく信号が黄色に。
黄色?
「あ‥‥」
青信号で止まっていたことに
そのときやっと気付きました。
仕方がないのでそのまま
次の青を待ちました。
(ぽちたりあん) |
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本当にそう思ったんです。
仕事を終えて帰宅、
いつものように夕刊を取り、
エレベーターに乗り、
我が家のある5階のボタンを押し、
さて今日はどんなニュースが‥‥
と読んでいるうちにドアが開き
外に出て左に曲がり、えぇっ!!
そこで私が目にしたのは、
今朝よりも1フロア分
高くなった隣のビル。
スゴイ! いま時の建築技術は
半日で1フロア造ってしまう程なんだ!
5階ではなく、4階に降りたことに
気が付くまでの数十秒間、
本当にそう思っていた
素直な自分がカワイイ。
(はるなの母) |
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うちの母は、歯医者で名前を呼ばれて
診察室に入って座っていたら、
先生に苦笑されながら
「小柳さん‥‥そこは‥‥私の席です」。
そうです、うちの母は先生が座る椅子に
座って待っていたんです。
その日は歯の治療を受けながらも
思い出し笑いが止まらず、
先生も助手も終始
笑いが絶えなかったようです。
(ユッキー) |
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ボーリングに夢中になった友達は、
ボールを拭くタオルで、汗をふいていた。
(ふち) |