昨日もご挨拶いたしましたけれども、
今日も言っておきましょう。
明けまして、おめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします!
さあ、今日も元祖「言いまつがい」で
げらげらくすくす笑っていただきましょう。
むろん、今年も年中無休で更新します。
「言いまつがい」を本年もどうぞよろしく! |
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彼の家の留守電に入っていた、
お父さんからのメッセージ。
「あぁ、○○か?
お母ちゃんや。
‥‥‥‥あ、お父ちゃんや」
そこ、間違えますか? お父さん。
(gonyazou) |
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焼肉店でバイトをしていた時のこと。
ジュウジュウ音を立てている
石焼ビビンバをお客さんの前に置きながら、
「器が大変熱いので、お気をつけ下さい」
と言おうとしたのに、口から出た言葉は
「器が熱いので、大変です」
という愚痴だった。
お客さんがどんな反応をしたのかは、
記憶にありません‥‥。
(ビビンメン) |
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ウチの会社では週に1度、部会をやるのだけど、
話し出すとすぐに熱くなる部長様は
「この件は○○さんと
何度もドッチボールをして決めました」
とおっしゃる。
ほんとはキャッチボールなのに、
まじめな話なので誰も笑わない。
(ISSI) |
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母娘で話をしていて、
なぜか吸血鬼の話題になったとき。
娘が「ドリャクリャ」と
言い放ちました。
むしろ「ドラキュラ」のほうが
言いやすいと思うのですが‥‥。
(娘は早口言葉が苦手) |
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昔、デパートに勤めていたとき、
繁忙期でレジ前に長蛇の列ができてしまいました。
慌てて、フロア内の社員を
呼び集めようとしたマネージャーは、大声で、
「お手すきのお客様、
いらっしゃいますか~!!」
(手、空いてますが、なにか?) |
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若い頃の話。つきあい始めた彼女が
「あなたのお姉さんって、
きっと綺麗な人なんでしょうね」
と言ったので、
「いやあ、君の方がずっと綺麗だよ」
と言おうと思って口から出た言葉は
「いやあ、姉は
君よりもっと
ひどい顔してるよ」
とささやいてそれっきりになってしまいました。
(やもめはやもめ) |
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「子供だなー」と冗談で言われたので、
「いやぁ、僕ァ、こどもですから!」
と同じく冗談で返そうとしたのに、
「いやぁ、僕ァ、木霊ですから!」
と迷いもなく言い切ってしまいました。
‥‥なんだかずいぶんとファンタジーな存在に。
(木霊でも児玉さんでもありません) |
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うちの担任の先生はとてもおもしろいです。
この前、不真面目なクラスメートの
おしゃべりについに頭にきて、
叱ろうとして発した言葉は
「パパは怒ってるんだよ!!」でした。
先生‥‥家ではパパって呼ばれてるんですね。
(Momomiya) |
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公共料金の問い合わせ窓口に
電話したときのことです。
5月分の料金は支払われているかどうか
聞きたかったのですが、出た言葉が 「5月号!」
‥‥しまった! と思い、
6月分の料金に話をかえようとして、出た言葉が 「6月号!」
職業柄ですね。
(恐縮です。編集者です) |
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昔、喫茶店でアルバイトしていたとき、
同僚の女の子が、コーヒー豆をこぼしてしまい、
「豆が、豆が」と言いながら拾っていました。
そこへお客さんが入ってきたので、彼女は慌てて、 「いらっしゃいまめ~」
と大声で叫んでいました。
しばらく笑いが止まらず、
なかなかお冷を持って行けなかった。
ちなみにその同僚、アイスコーヒーに
ストローと間違えて、ボールペンさして
お客さんの出したりする、ボケっぷりです。
(おうちゅう) |
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先日の話。
犬にエサをあげる弟が
「お手」「おかわり」「伏せ」
と、いつも通り言いました。
そして、フィニッシュは 「よて!」
‥‥え? 「待て」「よし!」じゃないの?
(早とちり) |
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