ほぼ日刊イトイ新聞 - 『言いまつがい』

その1472

ことばを失う、言いよどむ、ど忘れする、勘違い、取り違え、あてずっぽう、うろ覚え。いろんな表現のしかたがありますけれども、ことばに関する愉快なミスを「言いまつがい」と総称してたのしもうじゃないかというのがこのページにおおまかな趣旨になります。お楽しみください、元祖「言いまつがい」。ひとつ、最後までのんびりとどうぞ。

	格闘ゲームに熱中している彼。華麗に技を繰り出しながら、「蝶のように舞い、蚊のように刺す！」 ‥‥後で痒くなるってこと？（みゆき）
	この間、職場から車で帰るとき、ラジオをつけたら地震速報をやっていた。アナウンサー「この津波による　地震の心配はありません！」まつがいを２回繰り返してから、慌てて言い直してました。（Blueberry Soda）
	車の中で、慌ただしく食事をしていた娘。ソースを制服の上にこぼしてしまいました。優しいお母さんの私、「ぬれおにぎりあるよ」。（ぬれティッシュは常備）
	「『パイレーツ・オブ・カリビアン』、　『３』が人気だけど、　俺はまだ『１』も『２』も見てない」と息子に言われ、「お母さんはテレビで　チューをツートハンパに観た」と言ってしまいました。（つぼママ）
	その日は、朝から雪が降っていました。昼になってもまだ降り続ける雪を見て、私が一言。「まだ窓降ってるよー！」（だって、雪は窓越しに見るから‥‥）
	家族で大宰府に御参りに行ったときの事です。雪がチラつく中を隣で歩いていた母が急に「‥‥甘い」。ん？　なにが？聞くべきか一瞬考えた間に「間違えた‥‥寒い」え？　そうなん？（絹姫）
	夕方のあわただしい量り売りのサラダ売り場。数の子わかめサラダ 200グラム、798円を買って、 1000円札を渡したあとの店員さんの一言。「202グラムのお返しです」何を返してくれたんでしょうか？（ドレッシング２個）
	先日、友達に自分の会社を説明するのに「うちの会社、平均年齢低いねん」と言おうとして「うちの会社、精神年齢低いねん」と言ってしまいました‥‥。嫌だ、そんな職場‥‥。（ズキン）
	朝から「ウォーク！　ウォーク！」と言いながら、何かを探す、着替え途中の父。「ほら、アレや。昨日買うた、足に履く‥‥」とうろつく父に、母が「あっ、ごめん、ワタシ　お父さんの履いていたわ～」と、レッグウォーマーを‥‥。言いまつがう夫にして、行動まつがう妻あり、を目の当たりにしてしまいました。（みそすぎ）
	今日、娘に、「昨日は、暦の上で一番寒い日でした。　さて、何という日でしょう？」と、問題を出したところ（ちなみに答えは「大寒」）「ダンカン！！」と勢いよく答えが返ってきました。（たけし軍団）
	何年か前ですが、新宿のレストランでバイトしていた友人が、「今日ダンカンが来たよ！　サインもらったよ！」と大興奮していた。失礼ながら「そこまでうれしいか？」と思っていたら、ベンガルの間違いでした。それはちょっと羨ましい。（まいこりん）
	Kinki Kidsのプロモーションビデオがテレビで流れていました。主人が自信満々で一言。「この人たちって　両方『つよし』だよね」惜しい！（両方「堂本」だよ）
	「そう言えば‥‥」って言おうとして「そういれば‥‥」って言っちゃった。（すー）

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2008-02-25-MON