え? なに? なんだって?!
そのとき、世にも意外なフレーズが
私の耳に飛び込んできた。
私は、思わず耳を疑った。疑って、よかった。
だってそれは「聞きまつがい」だったのだ。
そんなわけで「聞きまつがい」特集です。
本日もナイスな投稿がたくさん到着。
どうぞ最後までよろしくお願いします! |
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金曜日の夜、お腹を空かせた後輩が、
みんなでお菓子をストックしている
コーナーの前で一言。
「倖田來未、
開けてもいいですか?」
??と思ったら
「コーラグミ、開けてもいいですか?」でした。
(ペンギンネコ) |
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氷室京介のコンサートに行く当日。
母「誰のコンサートに行くの?」
‥‥言ってもわかるはずないと思いながら、
私「ひむろきょうすけ」
母「えっ!? 着物教室??」
おしいんだけど‥‥
きものきょうしつ‥‥には行きません。
(キャサリン) |
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日々経営学の勉強をしている息子が
「コブクロ買ってきた」
と外出から帰ってきました。
そうだよ、息子、音楽でも聴いて、
若者には息抜きが必要だよ!
「私にも聞かせてね」と言うと
不思議そうな顔をした息子が
袋から出してきたのは
『国富論(アダム・スミス)』でした。
(まじめやね‥‥) |
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それは、だーれもいない日曜の午後。
流れる音楽は、大好きなボサノバ。
思いはカリブ海の青い海、まぶしい夏の空。
まったりとコーヒーの香り。
そこへ15歳の娘、帰る。
「これ、誰が歌ってるの?」
「小野リサ」 「おのりさん??」
一気に江戸の下町で塩せんべいの香り。
(おかきも好きだけど) |
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今は合併して名前が変わってますが、
数年前、取引があった
「チェース・マンハッタン銀行」からの
電話を受けた新人ちゃんの伝言メモには、
「調布末端銀行様から
お電話ありました」
と書かれていました。
たとえそういうカテゴリーに
属する銀行があったとしても、
そんな名前はつけないだろう。
(ちゃわん) |
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仕事帰り、今日はなんだか疲れたなぁ、
と思いながら歩いていた私の耳に、
聞き慣れた地下鉄駅のアナウンスが。
「駅構内でスフィンクスを
発見された方は‥‥」
せ、世界ふしぎ発見んーー!? と
一瞬たじろぎましたが、よく考えてみたら
「不審物」の聞き間違いでした。
(麻里) |
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遅い時間に居酒屋に入り
友人と二人で呑んでいた時のこと。
店員さんが私たちのテーブルに来て
「カシスソーダになります」
と言う。
え? そんなの頼んでないけど‥‥
と思っていると
「もういいです」と応える友人。
カシスソーダじゃなく
「ラストオーダー」でした。
二人で大笑いしました。
(Ari) |
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あれは、旅行関係の会社で働いていた時のこと。
ある昼下がり、隣の席の
ちょっと天然が入った先輩が
営業のAさん宛の電話を受けました。
「え? 失礼ですが、お名前をもう一度‥‥」
何やら名前がよく聞き取れない模様。
そして、何度聞いても不審そう。
「‥‥はい、わかりました!
少々お待ちください」
ようやく納得がいったようで、
元気いっぱいにAさんに取り次ぐ先輩。
そんな難しい名前ってなんだろう‥‥。
思わず耳を澄ます私。
「Aさーん、
鬼太郎旅クラブ様から
お電話でーす!」
‥‥キタロー旅クラブ???
妖怪めぐりツアー専門の旅行会社??
聞いたことのない名前に顔が一瞬固まりつつも、
電話に出たAさん。
「‥‥ああ! お世話になっております、
北ロータリークラブ様ですね!」
(ネコ娘) |
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初めて一人で乗るバスの路線で、
乗り過ごさないようにかなり気を張って
アナウンスを聞いていました。
「次は、サンマ・イワシ。
サンマ・イワシです」
はっとして電光掲示板をみると、
「三枚橋」でした。
海の近くだから期待したのに。
(たんき) |
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おお、これが「聞きまつがい」?
あ、それって「言いまつがい」?
そんなふうに感じたら、いますぐ投稿!
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身のまわりの愉快な出来事を
だいたいの感じで書いて送ってください。 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』は
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どうぞよろしくお願いしますー! イラスト:しりあがり寿 |