ハロー、スーザン、
キミはジョークが好きだったな。
極東の国、ジャパンから例のジョークを
またしてもたっぷり仕入れたのでキミに送るよ。
そうさ、現地では、「言いまつがい」と呼ばれ、
たいへん親しまれているやつさ。
以下に続く文字列の、表現する出来事たちが、
あなたを愉快な状態に維持することを
私は実際に確信していると私は思う。
じゃあ、最後まで楽しんでくれ。 |
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ちいさな店の店員です。
ときどき、日本語がまったくわからない
アメリカ人の方がいらっしゃるので
ジェスチャーと簡単な英単語でやり取りをします。
ある日、商品の値段を聞かれ
電卓で1000円と答えようとしたら
電卓が壊れていて数字が表示されません。
私はあせり、人差し指を1本立てて 「セン・サウザン・エン!」
でも、ジェスチャーのおかげで伝わりました。
(ワン・サウザン・エン) |
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友人のお姉さんとお母さんが
海外旅行に出かけたそうです。
お母さん「外人さんにぶつかられて、
『I'm sorry』って言われたら、
こちらはなんて返せばいいの?」
お姉さん「さあ、『No problem』で
いいんじゃない?」
‥‥って言った直後にお母さん、
自分からぶつかっておいて
「No problem」
と言ったそうです。
お母さん曰く、「使ってみたかった」って。
(mi-tan) |
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中学の英語の授業中、
教科書の音読をあてられたO君。
自信満々に「popular」を 「ピポラー」と発音。
教室が爆笑の渦に。
でもなんだかかわいい。
(Ari) |
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英語塾の講師をしています。
今日、中1の生徒が
「Thank you.」の日本語訳を 「そこのあなた」
と書いていました。
わけを聞くと、どうも
「Thank」を「That」だと思ったらしい。
(bataco) |
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友人(アメリカ人)と英語で話している横を、
用事を済ませた日本人のお客様が
玄関に向かって歩いて行きました。
とっさに挨拶しようとして、 「スィ~ようなら~」
と言ってしまいました。
咄嗟に英語から日本語への切り替えができなくて、
「スィーユー(See you!)」と
「さようなら」が混ざったんです‥‥。
(バイリンガルにはなれません) |
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あれは確か中学3年の修学旅行の時。
バスで移動中、隣を走るトラックの車体には
「IWATE university」の文字。
一体何を思ったのか、魔が差したのか、
「IWATE」を英語で読もうと 「アイ‥‥アイウェイト?
ウォート?」
と必死に考えていました。
ふと気づくと、隣の座席の友達も
同じように眉をしかめながら
窓の外を見ているではありませんか。
暫くして絡まる視線‥‥。交錯する想い‥‥。
次の瞬間、英単語ではないと同時に悟り、
二人で噴出してもう大爆笑。
その時の私は、将来、
その文字列を毎日見ることになるとは
思っていなかったことでしょう。
(岩手大学3年生) |
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知人がセレブな友人から
「CHANELのよくわからないもの」を
あげると言われたそうです。
「よくわからないものって、なんなん?」
と聞く知人に
「トイレの何か。芳香剤か、
その後に‥‥って、
しゅわっとするヤツかしらね?」
と言うので、とりあえずいただくことに。
見てみると
「CHANELの eau de toilette(オードトワレ)」
奥さん、それは香水、
もしくはコロン、というものですよ。
(アイボリー) |
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海外では日本語ブームのためか
漢字が書いてあるTシャツをよく見かけます。
「東京製」とかは、まだいいのですが、
ときどき「二角形」とか「米」とか
よくわからないのもあります。
一番驚いたのはテレビのニュースでやっていた
ある少年のインタビュー。
その男の子が着ていた
Tシャツの胸のところには 「痔」と書いてありました。
(イノセント) |
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英会話スクールの事務をしていた頃、
外国人講師がいろんな宛名の領収書を
持ち帰ってきたものでした。
会社名は「アメリカン・プラザ」なのですが、
なぜか
「アメリカン・エキスプレス」
だったり、
究極は 「メリケン・ブラザーズ」
だったり。
ネイティブの発音を必死で聞き取ろうとした
お店の人たちの苦悶の表情が目に浮かぶようです。
(今はなき「アメリカン・プラザ」の元セクレ) |
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先生「桃は英語で?」
友人「ネクター」
(tassy) |
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HAHAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポンジンっていうのは、
ほんとうにユニークな人たちだ!
キミも、こういうジョークを知ってたら
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トウコウしてみたらどうだい?
あと、こういうジョークの傑作を
それぞれ700以上も収録したブック、 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』が
ロングセラーになってるらしいから
注目しておいたほういいかもしれない。
それじゃ、また、セバスチャンの店で。
ポップコーンのバケツにこぶしを
ズボッと突っ込むのが大好きなジミーより。
PS:
うちの姉はバドミントンだけ妙に上手いんだ‥‥。 イラスト:しりあがり寿 |